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2024年4月の読書メーターまとめ

Tezukirby
読んだ本
4
読んだページ
1407ページ
感想・レビュー
4
ナイス
31ナイス

2024年4月に読んだ本
4

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Tezukirby
冒頭、人物こそ架空だが歴史的事実であり、それが様々な人からの視点で、丁寧に描写されており惹き込まれた。その出来事で人生と価値観を大きく歪まされた葉文潔が、この話の裏の主人公と言っていい。表の主人公である汪淼が話の中心となってからは、社会的な要素は減り、エンタメ要素が多く読みやすい。現代のテクノロジーでは到底不可能な方法で行われる脅迫や、人類に仇なす組織のボスの正体、敵の要塞をバレずに完全に同時に無力化する作戦など、様々な方向から感情を揺さぶってくる。面白かった。葉文傑の選択と虫けらの行方は、続編に期待。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
4

Tezukirby
「一冊の本を読み込む」ということが、子供の頃のように出来なくなっていることに気づき、「本を読むための本」を読もうと思い立った1冊目。「トップガン」と「アナ雪」は同じタイプの作品だ、など引きのある事例を交えて批評の仕方が分かりやすく学べたのはもちろんなのだが、「身につけた偏見の中で自由に何かをしても、それは檻の中での自由でしかない」「確固たる才能があれば、型通りの基礎を身につけても必ずその中から個性が光るから安心してまずは型にはまれ」など批評に留まらない含蓄ある話がいくつもあった。
が「ナイス!」と言っています。
Tezukirby
冒頭、人物こそ架空だが歴史的事実であり、それが様々な人からの視点で、丁寧に描写されており惹き込まれた。その出来事で人生と価値観を大きく歪まされた葉文潔が、この話の裏の主人公と言っていい。表の主人公である汪淼が話の中心となってからは、社会的な要素は減り、エンタメ要素が多く読みやすい。現代のテクノロジーでは到底不可能な方法で行われる脅迫や、人類に仇なす組織のボスの正体、敵の要塞をバレずに完全に同時に無力化する作戦など、様々な方向から感情を揺さぶってくる。面白かった。葉文傑の選択と虫けらの行方は、続編に期待。
が「ナイス!」と言っています。
Tezukirby
『星の王子さま』が書かれるに至った経緯、モデル、出てくる物や言葉に込められた意味、どう読まれてきたかを様々な文献をもとに解説している。同時並行で、北村紗衣の「批評の教室」を読んでいたため、「精読」の模範と感じた。難しいと思いつつも、ここまで読み込めたらさぞ楽しいだろうなとも思う。内容に関して言えば、「『星の王子さま』誕生のきっかけは私だ」みたいな「自称産みの親」が沢山出てきたり、サン=テグジュペリと妻の情熱的な手紙の紹介の後に愛人の話が出てきたり、裏話的な部分が面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
Tezukirby
表紙ほどバキ要素は多くないが、「哲学」という言葉から連想されるムツかしそうで取っつき難い内容はほぼ出てこず、表題に偽りなしだった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/08/17(2114日経過)
記録初日
2018/08/16(2115日経過)
読んだ本
140冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
43004ページ(1日平均20ページ)
感想・レビュー
79件(投稿率56.4%)
本棚
2棚
年齢
27歳
血液型
AB型
職業
教員
現住所
埼玉県
自己紹介

授業中に本を読んでいる生徒を見ると過去の自分に重ねてしまい叱れないダメ教師。
「好きなジャンル」と聞かれたら一応「ミステリと文学が好き。」と答えるが、実情は雑食性。
仕事柄、教育関係の本をもっと読まねば……!と思いつつも小説に逃げてしまう。

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