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2024年4月の読書メーターまとめ

あべし
読んだ本
6
読んだページ
1320ページ
感想・レビュー
6
ナイス
32ナイス

2024年4月に読んだ本
6

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

あべし
 説明よりも作業指示をどんどん与えたほうが子どもの活動時間は増えるし、時間も早く終わる。それは、子どもたちはまだ先を想像して話を聞くことが苦手だからだ。  私は時間感覚が鈍いと思っていた。しかし、正確に言えば時間感覚が鈍いのではなく、時間を短くするためのスキルを持っていなかったのだ。2分で済むようなことを、ダラダラと説明してから作業をさせていたことにより、10分とかかけていたのだ。  もちろん、子どもが安心して取り組むために先を見通す説明も時には大事。そこの見極め力が、時間感覚を磨くことにつながると思う。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

あべし

 学校でその活動に取り組む意図はなんなのか。どうしてその活動が大切なのか。教師は言葉による明確な説明ができるのか。  宿題をやる意味。手を挙げる意味。当番活動をする意味。学習をやる意味。時間を守る意味。一つ一つの活動の意味が、言語によって共有されているか。  共有されており、子どもたちが納得して生活している集団の中では、学力差は生まれにくい。「効果のある学校」とは、そのような学校である印象を、この本から学んだ。  教師の教育観に一本の芯があること。それを支える学校教育の土台があること。これが子どもを救う。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
6

あべし
 説明よりも作業指示をどんどん与えたほうが子どもの活動時間は増えるし、時間も早く終わる。それは、子どもたちはまだ先を想像して話を聞くことが苦手だからだ。  私は時間感覚が鈍いと思っていた。しかし、正確に言えば時間感覚が鈍いのではなく、時間を短くするためのスキルを持っていなかったのだ。2分で済むようなことを、ダラダラと説明してから作業をさせていたことにより、10分とかかけていたのだ。  もちろん、子どもが安心して取り組むために先を見通す説明も時には大事。そこの見極め力が、時間感覚を磨くことにつながると思う。
が「ナイス!」と言っています。
あべし
 時間感覚。教師のもつ考え方で、とてもとても重要な要素だと思う。  しかし、私はこれがどうしても苦手だ。早く終わる想定で活動に取り組ませたことも。気づけば時間が過ぎている、なんてことがザラにある。なぜか時間がかかってしまう。何をさせても。  自分の仕事はささっと終わるのに授業になると時間の使い方が途端に下手くそになるのだ。実は、仕事も下手なのかもしれない。見通しが甘いのだと思うが、割り切れていないところもあるような気がする。  ともあれ、本書で一番大事なのは、「教師の仕事は驚くこと」という言葉であろう。
が「ナイス!」と言っています。
あべし
 紹介されているスキルはどれも大切だ。こういう一つ一つをスキルとして捉えているかどうかが、教える者としての教養の広さであり、深さであると思う。ここに示されている所作をいい加減にしてしまったら、それこそ授業は味気ないものになり、子どもたちも意欲を失ってしまう。同じ授業をしていても、この微差が、全く異なる成果を生むのだと思う。  私は、教師の立ち位置が変わるだけで、子どもの集中力が大きく変わることを実感してきた。  笑顔がどれだけ子どもに安心感を与えるかを痛感してきた。  まだまだ授業は下手だが、大事にする。
が「ナイス!」と言っています。
あべし
 私の勤務している学校の自治体では、「学力の樹」の理論を学校教育のイメージとして掲げている。この理論は、この本の著者、志水先生が提唱したものだ。本を読む限り、子どもの学力形成の差が生まれる原因として、どうしても子どもが育ってきた家庭環境が関係している内容であった。  しかし、各家庭の環境の状態云々に関わらず、学校現場で働く身としては、そこで学力差を生みにくくするためにはどのような手立てが必要か、考えていく必要性がある。その大切さをこの本は教えてくれた。  子どもによってバイアスが異なるという考え方は大事。
が「ナイス!」と言っています。
あべし
 学校でその活動に取り組む意図はなんなのか。どうしてその活動が大切なのか。教師は言葉による明確な説明ができるのか。  宿題をやる意味。手を挙げる意味。当番活動をする意味。学習をやる意味。時間を守る意味。一つ一つの活動の意味が、言語によって共有されているか。  共有されており、子どもたちが納得して生活している集団の中では、学力差は生まれにくい。「効果のある学校」とは、そのような学校である印象を、この本から学んだ。  教師の教育観に一本の芯があること。それを支える学校教育の土台があること。これが子どもを救う。
が「ナイス!」と言っています。
あべし
 毎年この時期になると読み返す本。学級集団の成長には段階があり、その段階の特性を理論的にまとめた本。これまでの私は、ここに書かれている理論を理論のまま解釈していたような気がする。ここに書かれた内容を、具体的な子どもの姿で理解し、「どうしてそのような姿になるのか」を考え、具体的な指導行為へと変えていきたい。  書かれていることを理解したからと言って、いきなり一年かけていいクラスになることはなかった。担任が、どれだけ、書かれている内容を具体化できるかにかかっていると思う。そして、その指導過程を構想する。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/09/01(2083日経過)
記録初日
2018/09/01(2083日経過)
読んだ本
527冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
121696ページ(1日平均58ページ)
感想・レビュー
482件(投稿率91.5%)
本棚
22棚
性別
年齢
35歳
血液型
AB型
職業
教員
現住所
山形県
外部サイト
自己紹介

食事は体の栄養。
読書は心の栄養。
潤いのある心で日々を穏やかに楽しく過ごしていきたい。
そんなことを考え、日々を生きています。
よろしくお願いいたします。

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