ネタバレこのシリーズを読んでいて、ホーソンという人物に、あまり魅力を感じません。きっと、彼の人となりが、まったく見えてこないせいもあるのだろうと思います。 今回も、語り手に感情移入するタイプの読者にはストレスフルな展開が続きますが、ミステリの部分では、個人的には一番楽しめた作品です。キチンと物語に深く関わる関係者が、真犯人であり、ある意味、素直なミステリとして楽しめました。真犯人の正体は驚きですが．．． とりあえず、7巻目までは続きそうな伏線もあり、今後もシリーズは追いかけると思います。

ネタバレこのシリーズを読んでいて、ホーソンという人物に、あまり魅力を感じません。きっと、彼の人となりが、まったく見えてこないせいもあるのだろうと思います。 今回も、語り手に感情移入するタイプの読者にはストレスフルな展開が続きますが、ミステリの部分では、個人的には一番楽しめた作品です。キチンと物語に深く関わる関係者が、真犯人であり、ある意味、素直なミステリとして楽しめました。真犯人の正体は驚きですが．．． とりあえず、7巻目までは続きそうな伏線もあり、今後もシリーズは追いかけると思います。

ネタバレシリーズ第2弾ですが、短編ミステリとしてだけでなく、1話目では、少しのSF要素が絡んだ内容で、かなり楽しめました。また、あちこちに有名作品のオマージュがい散りばめられていて、最終話の「猿六」と「綿さん」のコンビには、思わずクスッとしてしまいます。最近のむかしばなしって、かなり改変されていて、本来はもっと、殺伐とした雰囲気をもっているはずなのになぁと、モヤモヤしていた部分をスッキリさせてくれるような作品です。第3弾でシリーズ完結のようで残念ですが、必ず読もうと思います。

ネタバレ今の時代では、ヤスさんのような人って生きづらいだろうなぁ。昭和の地域のコミュニティって、めんどくさいことも多いけれど、コミュニティの力で救われた子供も多かったのだろうなぁと、しみじみ思ってしまいました。今の少子化の問題って、こういったコミュニティが失われ、家族を持つことの、わずらわしさばかりに目が行くようになってしまっているっていうのもあるのかなぁ。等々、いろんなことを考えてしまって、せっかくのお話があまり楽しめませんでした。作品のせいではなく、受け手側の問題ではありますが．．．