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2024年4月の読書メーターまとめ

冬子
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14
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4926ページ
感想・レビュー
14
ナイス
146ナイス

2024年4月に読んだ本
14

2024年4月のお気に入り登録
20

  • 源
  • kouichi
  • ソルティ
  • ブックマスター
  • そに鳥
  • 舞
  • たかし
  • BUBI
  • kumo
  • keint
  • mochimu
  • 雨
  • 初美マリン
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  • 本埜しをり
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  • Fujidon
  • ぴよこ
  • えちぜんや よーた
  • 小説を最初に書いた人にありがとう

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • りんご飴

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

冬子
ネタバレ釧路湿原を思わせる地の丘全体を利用した学園。二月の転校生は学園を滅ぼすという伝説。14歳の理瀬はそんな二月の転校生だった。皆、名前だけで呼び合い、身元がわかるような話はしない。突然いなくなる生徒が転校したのか行方不明になったのかも定かではない中、理瀬の目前で殺人事件が起こる。学園、登場人物、事件、全てが謎めいている。一応結末はあるが、どこかまで明らかになったのか定かではない。過去にはこの作品が一番好きだったものの、再読してみると、うん、恩田作品だな(笑)作品世界を楽しむタイプの本、面白いけどね、人を選ぶ
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
14

冬子
ネタバレ結婚後、初のクリスマスを楽しみにしている主人公。王妃とも親しい夫の伯母から主人公夫妻は招待される。サンドリンガムで王妃とも再会し、王太子の周辺で奇妙な事故が続ていることを知る。相変わらず清々しいくらいにシンプソン夫人は悪く描かれている(苦笑)。いよいよ国王も崩御し、物語世界も歴史に合わせて大きく動くことになりそう。最後の犯人見殺しには、まぁ仕方ない状況とはいえねぇ…と。主人公はめでたくご懐妊。まだ続くようだけれど、今後はどうしようか。その当時の社会や生活の描写は面白いのだけど、ミステリーとしては?
が「ナイス!」と言っています。
冬子
ネタバレ魔術師によって作られた、世界中の本が読めるという久遠の島。一人の男の悪意により、島は一夜にして消え去ってしまった。唯一生き残った少年と少女は別々の道を辿りながら、其々の才能とやりたいことを見つけ出していく。島を沈めた犯人を裁ける寸前に権力闘争の煽りでその機会すら失った島の末裔たちは本を残すという新たな目標をもち、彼らは写本師の街で再会する。「誓いの書」に隠された一族再興の夢、島を沈めた犯人への写本師らしい復讐方法。世界観、登場人物達か生き生きとしている感じ、ストーリーも勿論求めいたのはこれだ、これ
が「ナイス!」と言っています。
冬子
理瀬シリーズ。英国に留学中の大学生になった理瀬は館に招かれる。館近くの遺跡で切断された遺体の見つかる事件が起こっていた。理瀬が招かれた館でも謎めいた事件が起こりはじめる。館の近くには理瀬の婚約者であるヨハンもおり、理瀬をはじめとする彼らの目的は?舞台は思わせぶりな雰囲気たっぷりだが、「麦の海」ほどの魅力には欠ける。成人した理瀬も相変わらず思わせぶりな有能そうな美人なんだ、けど、うーん…
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冬子
ネタバレ理瀬シリーズ。祖母が転落死した長崎の洋館。そこを取り壊すには孫の理瀬が半年間居住後という謎の遺言があった。血の繋がりのない二人の叔母との同居。近所から魔女の館と呼ばれる洋館での祖母の死は本当に事故死なのか。その後も不審な死や事故が続き、やがて洋館の謎が明らかになる。理瀬が言っていた二人の兄もようやく登場。できれば古い絵柄の漫画家さんにコミック化してもらいたい。黒と茶はまだ現実感あったけれど、理瀬が登場すると閉ざされた少女漫画的な世界になる不思議。
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冬子
再読。理瀬シリーズとしてカウントされ、憂理が四人の登場人物の過去の共通項して登場。アラフォーになり、各々家庭を持った大学時代の友人男女四人が屋久島を旅しながら、封印した己の過去を改めて明らかにしていく。リアルな旅に過去への旅を絡める展開が、恩田さんはお上手なのだなと再確認。初めて読んだ時はアラサーで、読後屋久島に行きたい!となったけれど、次回の旅近くの年齢で読み返すと無理だな、となった(笑)。憂理の最後がやっぱりそうなっちゃうか、あの世界から抜け出せないのかなぁとなりつつ、締めは節子のあの感じで良かった
が「ナイス!」と言っています。
冬子
ネタバレ釧路湿原を思わせる地の丘全体を利用した学園。二月の転校生は学園を滅ぼすという伝説。14歳の理瀬はそんな二月の転校生だった。皆、名前だけで呼び合い、身元がわかるような話はしない。突然いなくなる生徒が転校したのか行方不明になったのかも定かではない中、理瀬の目前で殺人事件が起こる。学園、登場人物、事件、全てが謎めいている。一応結末はあるが、どこかまで明らかになったのか定かではない。過去にはこの作品が一番好きだったものの、再読してみると、うん、恩田作品だな(笑)作品世界を楽しむタイプの本、面白いけどね、人を選ぶ
が「ナイス!」と言っています。
冬子
ボヘミア前国王の防御により、殺人の疑いをかけられかける二人。アイリーンがその疑いを晴らした後、二人は英国に逃げ帰る。ロンドンでノートーンの手を借り落ち着いた二人のもとに再びボヘミア王の手が。このあたりから「ボヘミアの醜聞」とかぶる。矛盾点については「結び」で解説あり。話としては面白いが、主人公をはじめとして魅力的とは思えず。読むだけ無駄とは思わないが、他人に薦めるかと言えば、気が向いたらどうぞ、程度かなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
冬子
ネタバレ「ボヘミアの醜聞」の前日鍛。ホームズが唯一認めた女性アイリーン・アドラーと、彼女に宿なし状態を拾われた主人公。その日暮らしの二人の若い女性は、行方不明になったフランス王室の宝石探しやオスカーワイルドから依頼を受け探偵業などもしながら次第に経済的にも自立していく。同じ依頼をホームズを受けていたりで、たまにホームズ&ワトソン側の語りもある。当時の社会情勢や風俗にも忠実なようで、ほんとに身寄りのない独身女性には厳しい時代だったよう。下巻でいよいよボヘミアの醜聞の裏側へ突入か?ゴドフリー・ノートンが敵側として登場
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冬子
ネタバレ単身赴任先の金沢で高山の塗りに出会う娘。高山の塗師の家に生まれ今も東京で金継ぎをする祖母、祖母と暮らす孫娘は進路に迷う高校生。孫が祖母の金継ぎに興味を持ったことから、祖母と孫の二人で夏の高山を訪ねることに。祖母の記憶を辿りながら、3世代の女性の生き方とその悩み苦しみにも明らかに。出だしの金沢が、数日前に訪れたばかりの美術館で驚いた。高山も何度も何度も訪ねているので懐かしかった
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冬子
理瀬シリーズの新刊を見かけたので再読。恐らく10年以上ぶりだが、相変わらず面白い。恩田さんはデビュー作から好きで、この頃は発売されるとすぐに読んでいた。「球形の季節」などのこの頃の恩田作品の独特な雰囲気は今でも惹かれる。4部構成から成る幻の小説にまつわる真偽の定かでない4つの短編。特に松江と出雲はこの作品が書かれた頃に何度か訪れたことがあり、未だに当時の景色や夏の暑さを思い起こされる。作り物めいた設定・人物・展開だが、そこに恩田さんの感覚がからむと一つの世界として完璧になる。
が「ナイス!」と言っています。
冬子
ネタバレ話の細部は忘れていても、読後感は強烈に覚えている。そんな1冊。案の定、設定だけは朧げに覚えていたものの、他の部分は忘れ去っていたので、初読み並に楽しめた。世界各地で話を集め、語り、渡っていく語り部。人を食べる魔物。戦乱が近づくと支配者の血統に魔物は産まれる。その意味は。世界は続いていくため小さな救いの物語に過ぎないのかもしれないが、だからこそ砂に埋もれた宝石の煌きのような印象。
が「ナイス!」と言っています。
冬子
ネタバレ筆者は元少年院の法務教官であるVTuber。時事ネタの配信を時々視聴しているので購入してみた。筆者自身発達障害があり、学校で教師から暴行された結果不登校になったり、学歴厨なところがある(本人は現役京大卒)。ご実家は裕福で親ガチャでいえば「当たり」と思われる。「人生の成功は9割他人のおかげ、1割自分のおかげ」「人生の失敗は9割他人のせい、1割自分のせい」比較的若い人向けかな?
が「ナイス!」と言っています。
冬子
憑き物がついた小道具を引き取り、憑き物が去ってくれるとまで預かるという古道具屋。おじから店を引き継いだ旦那サマは、仕事はできるが気のきつい女中に叱られ怒鳴られながら修行中。女中のトメがすこしライムっぽくて、旦那サマは亜梨っぽいのかな?ちょっと違うけれど。後書の字が小さすぎて読めず…眼鏡新調しよう…
が「ナイス!」と言っています。
冬子
ネタバレおかあさまが亡くなって、もう、7巻ということに しばし呆然。中3になった双子は修学旅行と夏休みに。高校受験を控えて将来のことも考え始める。君ちゃんの母が骨折で入院。同じ入院でも治る骨折ならまだ気分的にマシというのもわかる。田舎暮らしは色々とやることが多くて細々と忙しいのもリアル。笹舟作ったり草笛吹いたりナズナで楽器作ったり、色々子供の頃を思い出して懐かしかった
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/10/15(2047日経過)
記録初日
2006/01/04(6714日経過)
読んだ本
3586冊(1日平均0.53冊)
読んだページ
935052ページ(1日平均139ページ)
感想・レビュー
1121件(投稿率31.3%)
本棚
19棚
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