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2024年4月の読書メーターまとめ

みねね
読んだ本
4
読んだページ
724ページ
感想・レビュー
4
ナイス
328ナイス

2024年4月に読んだ本
4

2024年4月のお気に入り登録
2

  • あおちゃ
  • みみずく

2024年4月のお気に入られ登録
2

  • あおちゃ
  • みみずく

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

みねね
もしこれを読んだ僕が高校一年生の春だったら、一気に闇落ちしてそう。見ていて痛々しいのは、見ている自分にもどこか同じ面があると自覚しているからだろうと、自分の痛みをまざまざと突きつけられる気分。芥川賞はこの頃もこういう文学なのね。/「こんなにたくさんの人に囲まれた興奮の真ん中で、にな川がさびしい。(p.149)」とか、普段ストレートな描写なのに突然文学的になりすぎるきらいはあるか。綿矢りさが禁則処理を破る意図がとうとうわからなかった。3ヶ所くらい!の後を詰めたのはなぜ?
とみかず
2024/04/18 20:12

みねねさん。ナイスありがとうございます。こういう感情や心の揺れって、誰にでもあるんじゃないかなぁって今なら思えるんですけどね。この年代だったら拒絶しています😂

みねね
2024/05/06 09:04

とみかずさん、コメントありがとうございます。おっしゃる通り、15歳で許容できる尖り具合ではないですね。笑 同級生でうまく付き合えている絹代のキャラクタが際立ちます。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

みねね

p.112服装にかまわない結果として、かえって目の覚めるような黄緑やオレンジの、派手な服を平気で着ている学生もいた。/数学科への解像度が高すぎて面白い、学部生時代を思い出した。

みねね
2024/04/26 22:16

アイはますます内向し、内向した世界は日々豊穣になった。p.115

みねね
2024/04/30 07:52

p.165「誰かのことを思って苦しいのなら、どれだけ自分が非力でも苦しむべきだと、私は思う。その苦しみを、大切にすべきだって。」

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
4

みねね
終盤流し読んでしまったが、僕が読むべきところは中盤までに詰まっていたな。教師は指導者であってはならない。もちろん教師も指導者も、僕が使う用語とは意味が異なっているのだが、それでも通じるところがある。授業はただその学問性によってのみ成り立っているべきなのだ。理想論に過ぎないが。/日々のザッへに帰れ、こんなカッコいいのに(彼自身の言葉で)ヴェーバー言ってなくない? 昔は今よりも訳者の裁量に任せられている場面が多かったのだろうか。
みねね
2024/04/28 22:13

だからこそ専門家の言うことはそれなり以上の信頼感をもって受け取りたい。つまり、訳者の意志がだいぶ介在していないか?と後書きを読んで思うのだが、社会学のネ(しめすへん)も知らないような僕よりも学問として関わってきた人が言っているのだから、信じるに値すると考えるべきだ。と、こんな思考の流れが読了直後にあったことがひっかかっていたがなんとか言葉になった。学問重視の立場にいたいと思っているが、先ほどの考え方自体が専門家権威に目が眩んで批判的思考を放棄しているようにも見えるな…と思う。

みねね
2024/04/28 22:28

蛇足考2。そういえば大学時代に陰謀論者で有名な教養英語担当の先生がいた。僕も授業を受け、噂が本当であることも身をもって体感したのだが、あの時の嫌な感じは、陰謀論への嫌悪じゃなくて「教師」が「指導者」であろうとしていることに対する嫌悪だったんだろうなあ。などと10年ぶりに思い出した。

が「ナイス!」と言っています。
みねね
もしこれを読んだ僕が高校一年生の春だったら、一気に闇落ちしてそう。見ていて痛々しいのは、見ている自分にもどこか同じ面があると自覚しているからだろうと、自分の痛みをまざまざと突きつけられる気分。芥川賞はこの頃もこういう文学なのね。/「こんなにたくさんの人に囲まれた興奮の真ん中で、にな川がさびしい。(p.149)」とか、普段ストレートな描写なのに突然文学的になりすぎるきらいはあるか。綿矢りさが禁則処理を破る意図がとうとうわからなかった。3ヶ所くらい!の後を詰めたのはなぜ?
とみかず
2024/04/18 20:12

みねねさん。ナイスありがとうございます。こういう感情や心の揺れって、誰にでもあるんじゃないかなぁって今なら思えるんですけどね。この年代だったら拒絶しています😂

みねね
2024/05/06 09:04

とみかずさん、コメントありがとうございます。おっしゃる通り、15歳で許容できる尖り具合ではないですね。笑 同級生でうまく付き合えている絹代のキャラクタが際立ちます。

が「ナイス!」と言っています。
みねね
読んだことない本しか出てこない…と思っていたが共読を見る限り多数派なようで安心。筋も背景も知らない物語を解説されて果たしておもしろいのか? という不安は杞憂だった。ハルキ的に必要十分な予備知識が提示され、それを前提としてハルキ的な各短編小説の論が展開されていく。勉強にはなるが、やはり自分で読んで感じたこと、という一番大事な柱は取り払われている感が否めない。/だが村上春樹がどのようにして物語を読むのかが垣間見えただけでも一読の価値あり。村上春樹に憧れて物を書くなら『職業としての小説家』と併せて読みたい。
みねね
2024/04/17 07:21

どの短編でも細かい小説技法的な瑕疵に触れていて(毎回重要なことではないと註を添えているが)村上春樹がいかに細部をストイックにこだわっているか伝わってくる。

が「ナイス!」と言っています。
みねね
季節外れのクリスマスがやってきたので、この季節に読んでよかった。/2023年末は妻と過ごすクリスマスも2回目で、僕はまさに仕事が佳境中の佳境で、ツリーは出したものの作業はほとんど妻がしているし、どこのケーキを食べたっけ?と写真を見返す始末、こうではいかんよなあと思いながらも日々は目まぐるしく、結婚式の記念日もなんだかんだで過ぎ去ってしまった。もっと自分のすぐ近くをきちんと見て、自分をつくる基礎を大事にして、と幽霊に囁かれたような読了感。またクリスマス前に再読しよう。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/10/28(2024日経過)
記録初日
2018/09/25(2057日経過)
読んだ本
253冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
79974ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
247件(投稿率97.6%)
本棚
6棚
年齢
30歳
職業
教員
現住所
愛知県
URL/ブログ
http://minebooketc.hatenablog.com
自己紹介

修士(数学)→アーティスト(1年間)→春から5年目正社員
一周回ってようやく、読書をどう仕事に取り入れるかわかってきました。
これまでの全てよサンキュー

森見登美彦・三浦しをん・村上春樹系統の作品が好き。
2024年の重点目標は
「朝井リョウを追いかける」
「日本の近代文学も読む」
「薦められた本は必ず読む」
「仕事に直結する本を体系的に読む」
です。そのほか現在考え中。

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