今回この作品が螺旋プロジェクトとして他の作家さんたちと共通テーマが決まった上で書かれた作品とは知らずに手に取ったけど、海族山族の対立とか、相手との“違い”を認識した時どのようにそこと向き合うか、「全然違うもので人間が二つに分けられちゃっても、みんな、そういうものだから、って簡単に諦めるのかな」「集団の中にあるグラデーションを見逃さないようにしたいなと思う」生きがい死にがいの部分だけじゃなくこのテーマについても沢山考えさせられる作品だった。誰もがどうしたって繋がり合い響き合って“しまって”いて、どんなに
遠ざけたいような対象とぶつかってもそれはお互い様であり、互いの関わり合いから逃れることはできないしこの世界からは結局降りられないのだから、あらゆる違いで右と左に分断してそういうものだからで諦めるのではなく、別々なものとして共に生きていくためにはどうすればいいか考えればいいんじゃない?ていう着地する結論がただの綺麗事でもなければ全てを投げ出すような諦めの答えでもなく、(こんな世界でも生きていくしかないんだから、だったら)って言う姿勢から導き出されててすごく心地よいしまた朝井リョウ好きだ〜〜って改めて…長いよ
現実を忘れて別世界に入り込める小説が好きですꪔ̤̥ꪔ̤̮ꪔ̤̫
幼少期時代も気まぐれで思い出し登録するꪔ̤̥ꪔ̤̮ꪔ̤̫
「読みたい本登録芸人辞めてください」自分より(戒め)
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今回この作品が螺旋プロジェクトとして他の作家さんたちと共通テーマが決まった上で書かれた作品とは知らずに手に取ったけど、海族山族の対立とか、相手との“違い”を認識した時どのようにそこと向き合うか、「全然違うもので人間が二つに分けられちゃっても、みんな、そういうものだから、って簡単に諦めるのかな」「集団の中にあるグラデーションを見逃さないようにしたいなと思う」生きがい死にがいの部分だけじゃなくこのテーマについても沢山考えさせられる作品だった。誰もがどうしたって繋がり合い響き合って“しまって”いて、どんなに
遠ざけたいような対象とぶつかってもそれはお互い様であり、互いの関わり合いから逃れることはできないしこの世界からは結局降りられないのだから、あらゆる違いで右と左に分断してそういうものだからで諦めるのではなく、別々なものとして共に生きていくためにはどうすればいいか考えればいいんじゃない?ていう着地する結論がただの綺麗事でもなければ全てを投げ出すような諦めの答えでもなく、(こんな世界でも生きていくしかないんだから、だったら)って言う姿勢から導き出されててすごく心地よいしまた朝井リョウ好きだ〜〜って改めて…長いよ