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2024年4月の読書メーターまとめ

がおがお
読んだ本
27
読んだページ
10895ページ
感想・レビュー
18
ナイス
205ナイス

2024年4月に読んだ本
27

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

がおがお
ネタバレ五百頁超えの余白が少ない二段組でワクワクして手に取った。野心がなくぼんやりしており弟にわがままな足利高氏(尊氏)と、その弟で生真面目で頑固そしてこちらも野心がない高国(直義)の兄弟。思ったことをそのまま口に出すだけで武士達の評価が上がる高氏は流れに乗るまま北条家と敵対したり天皇と敵対したり戦には何故か勝つが政は全くで弟に全投げする。直義は兄に振り回されながら北条家流の政治を失うまいと行動するが尊氏側近の高師直と最終的に対立する形になり、師直が死ぬ。登場人物多し。兄の奔放さや弟の頑固さに腹立つも面白かった。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

がおがお

2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:27冊 読んだページ数:7896ページ ナイス数:166ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/938839/summary/monthly/2024/3

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2024年4月の感想・レビュー一覧
18

がおがお
ネタバレ 高卒就職の水矢子と、同期の佳那、人と馴染むのが酷く不得意な望月の三視点で進む。時代的な男女差別やバブル期の熱狂。水矢子はおとなしめの子で、佳那は仕事に精を出していて周囲の結婚目当てで就職した女性からハブられていた。望月は、佳那の姉の元婚約者で病院院長の息子須藤(女性関係も性格も悪く悪行が院内に知れ渡っている)を上客にするために佳那の姉の居場所を売ったり、嘘も方便と言わんばかりの証券会社のやり方に染まっていく。 いつバブルが弾けて大損こくのかとハラハラしながら読むもまだ泡の中。今のところ水矢子が良心。
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がおがお
 フルカラー。タコが気になっていて調べたりしていたら目新しいことはあまり書いていないけれど、タコの綺麗な写真・直接触れあったり研究している人たちの話・様々な種類のタコのことが一挙に読めてよかった。最後にはタコ(やイカ)の詳細が見開きで軽く紹介されている。
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がおがお
ネタバレ 七福神が関わることでお金がどんどん集まってくる。その金銀の出どころである小四郎の周りの人物や神の視点で進む。神がそばにいると皆善意が溢れてくるようで…。 上巻の小四郎が汲々としているのが楽しかったので、比べると少しつまらなかった。貧乏神もすっかり存在感が薄れ残念(これは裕福になっていってるので仕方ないか)。
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がおがお
ネタバレ もっと、写真バン!ちょこっと文。って思ってた。写真はほとんど白黒、写真の物に纏わる話として書かれているものは作話、その後に知らない人が物を見て感じた、想起した話が入ってて興味ないよと思っちゃった。 リアス・アーク美術館の展示を見た人が開催した被災物ワークショップなる催しの記録らしい。
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がおがお
ネタバレ 貧民街の『下町ネズミ』ノア。白紙の本を盗んでくれと依頼があり入った修道院でその本、サロモンの書が読めた。しかし出てきたところを捕まり依頼者コクトー男爵に本を奪われ牢に入れられる。そこには行方不明だった姉と慕うロゼにそっくりの王女と名乗る人物がいた。喋るネズミ、パルメザンも。 コクトー男爵(ジョゼフ)との戦い、ロゼそっくりの王女の謎、ロゼの行方、王子の秘密。  諸々が収束し、ノアはサロモンの書が読める青の読み手として本に誘われるままパルメザンと修行の旅に出る。 紅の魔女へ続く
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がおがお
ネタバレ アンナには「こんな環境で育ったら仕方ない」「かわいそう」と思うよりも先に嫌悪感。人への不信感は仕方ないとして、こんなに嘘つきで救いようがないのに主人公が助けたいと思うのもあまりない気がする。そして佐伯は結果かわいそう。門・異世界の設定は好きだった。 不夜島が好きで読んでみたデビュー作だったけど、すごく面白いとまでは行かなかったな。次はループ・オブ・ザ・コード。
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がおがお
 犬が人の話を聞きそれをどうにか人間に伝える犬目線の本かと思ったが違った。主人公はハンドラーの笠門。 警察病院に入った重症の囚人たちがファシリティドッグのピーボ(普段は小児科病棟で子どもたちを癒やしている)に心を開き犯罪の真相や知っていることを話してしまう。それを首輪につけた盗聴器で聞いた笠門が上司に報告、捜査を命じられる連作短編。
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がおがお
ネタバレ 大火ののち火が禁じられ総督の生み出す魔法の光が光源になった街。少年ポンは刑務所の中で産まれ、刑務所の中で親友のソムキットと共に育つ。ある日外へ出れるチャンスが到来し思わず一人脱獄してしまう。出た先は初めての外、空腹で盗み食いをしたところを僧侶に助けられ数年間を寺で過ごす。それを刑務所長の娘ノックが見つけ汚名を雪ぐため捕えようと追いかける。 逃亡先でソムキットと再会、総督へ反旗を翻す運動を手伝う。 ノックは自身の正義が揺らぐ出生の秘密もあり。 チャッタナーという街は訳者曰く、タイを思わせるとのこと。
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がおがお
ネタバレ 人間誰しもが薄っすらとでも持っている醜く汚い感情や他人と比べる気持ち。表題作の地ごくは、久野という男が周りの人間を見下しながら観察している中で小学生にもいじめられている醜い容姿の土井をいたぶろうとし、最後には自分が原因で死んでほしいとまで望む話。自分より下を作り底辺ではないと安堵したい願望は身に覚えがある…。 二編目の天獄は、こだわりが強く他の子供と比べて普通じゃない息子が、かといって"特別で"普通じゃないという証明(病名)も貰えない母親の話。 面白かったのでデビュー作の赤泥棒も読んでみたい。
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がおがお
ネタバレ 読む人が読めば色々と感じることのあるだろう物語だった。和人に差別されるアイヌ、男尊女卑、死が間近な人間の炎。 ユーカラというアイヌに口承されてきた叙事詩を文字にして残すために金田一京助に誘われ東京へやってきた幸恵。金田一家に居候し使命感に満ちながら文字に起こす日々を送る。金田一の妻は子を何度も亡くしたせいで精神が不安定で、最初は嫌な感じだったが幸恵が本格的に病み先が短くなった頃には好きになった。京介は人への気遣いや気付きが悪くちょっと悪印象。アイヌ、女性、自分が自分であることで生まれる苦悩がかわいそう。
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がおがお
ネタバレ五百頁超えの余白が少ない二段組でワクワクして手に取った。野心がなくぼんやりしており弟にわがままな足利高氏(尊氏)と、その弟で生真面目で頑固そしてこちらも野心がない高国(直義)の兄弟。思ったことをそのまま口に出すだけで武士達の評価が上がる高氏は流れに乗るまま北条家と敵対したり天皇と敵対したり戦には何故か勝つが政は全くで弟に全投げする。直義は兄に振り回されながら北条家流の政治を失うまいと行動するが尊氏側近の高師直と最終的に対立する形になり、師直が死ぬ。登場人物多し。兄の奔放さや弟の頑固さに腹立つも面白かった。
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がおがお
アニメでハマって耐えられずに漫画を一気読み。ご飯を扱う作品に全く興味がなくて名前は知っていたのに読まなかったのを激しく後悔するほど面白かった。笑ってハラハラドキドキしてこの世界にどっぷり浸かって、今はのぼせ気味🥰
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がおがお
 幻想的でもあり俗っぽくもあり。ファンタジー要素が多分に入ったお話もあって面白く読めた。 翼の生えた一つ目の「彼女」と二つ目の足守大地が知り合う"プロフィール"が一番好き
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がおがお
ネタバレ 最初やけに駆け足だなと思っていたら三作の短編集だった。島脱けは、佐渡島の金銀の横領賄賂を訴えたら逆に陥れられた主君から証拠の品を隠せと命じられた杢之助が捕まり佐渡島に連れられ脱出を目指す。展開が早くて物足りなかった。 夢でありんすは吉原で働く力蔵が忽然と消えた足抜け女郎を見つけてくれと頼まれ探す。終わり方が好き。 放召人討ちは罪人を山へ放ち捕まえ殺す放召人討ちを楽しむ義格に仕える伝左衛門と鷹を死なせ逃亡したせいで召人になった鷹匠の又蔵の追走劇。義格は気狂いといえる人物で不快だったけど一番面白い話だった。
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がおがお
ネタバレ2000年から始まった連続暴行殺人事件。舞台は20年後、ナッシング・マンと名付けられた尻尾を見せない犯人のジムの視点。最後の被害者となった一家の生き残りの当時十二歳だったイヴが書く作中作で事件の詳細や犯人を捜すイヴが描かれる。そしてその本を読み揺さぶられるジム。ジムはある切っ掛けで他人の家に侵入し潜むことに興奮をおぼえ、当時警察官だったことを使い家の不備を聞き出し侵入、女性を犯し殺してきた。イヴが生き残ったのはジムが予定にないことが苦手で、犯人と思った父を階段から突き落としたイヴから逃げ出した為だった。
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がおがお
ネタバレお手つきの末産まれた小四郎。市井で育つが血縁の父松平和泉守の長男が頓死。次男は底なしの馬鹿で三男は病弱だったためお鉢が回ってきた。生真面目に職務を果たそうとするも御隠居様は倒産を目論んでいた。 馬鹿だが庭造りの才がある次兄が結婚する事になりお頼み金なるものが必要になったり、参勤交代の費用が少なかったり。1から10まで貧乏に喘ぐがそれもこれも御隠居様のせい。途中で貧乏神が目を付け着いてくるも、国入りの際の魔除けにて槍が刺さり貧乏神の身で薬師如来に助けを求めるあまり改心を誓ってしまい、七福神の寿老人を召喚!
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がおがお
 題名と表紙の通り妖しい草花と人の心の短編集。様々な時代と国で起こる恐ろしい不気味な出来事。一編につき見開き1ページのカラー絵があって迫力もある。児童書を書いてる方なので読みやすく、だけど内容は子供向けではなく結構ゾッとするものが多かった。 カバーが綺麗✨
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がおがお
ネタバレ戦時下、疎開した心造。先に集団疎開で来ていた妹の真那子には空襲のことに箝口令が出されていた為母が死んだことも言わなかった。しかし後から疎開してきた女子児童が真那子に教えたようで二人脱走する。女子児童は見つかったものの妹は行方不明になり心造は山へ探しに行く。そこに迷い家と呼ばれる屋敷を見つけ結界のせいで出られなくなる。死んだ妹も見つかり妖や霊宝に囲まれた家に独り取り残される。二章では↑の女子児童香苗が大人になり二人を探し続ける先生を追い迷い家に到る。軍国少年のまま狂気を孕んだ心造を発見。 民話系盛り沢山。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/11/24(2006日経過)
記録初日
2018/11/02(2028日経過)
読んだ本
945冊(1日平均0.47冊)
読んだページ
305365ページ(1日平均150ページ)
感想・レビュー
254件(投稿率26.9%)
本棚
74棚
性別
年齢
24歳
血液型
B型
自己紹介

図書館通い

好きなジャンルはファンタジー・奇譚・怪奇系、「犬」に弱い。世に氾濫しているミステリは手に取りやすいのでよく読む。非日常や不思議な話が好き。エッセイ・恋愛・官能は好きじゃない。
新刊が出たら読む作家さんは、伊坂幸太郎、恒川光太郎、乾石智子、上橋菜穂子、ナオミ・ノヴィク、フランシス・ハーディング、ミシェル・ペイヴァー

小中高の頃にBOOKOFFで買い漁った本たちを読み直して、断捨離して、手元に置きたい本だけ買い直したい。けど図書館で次々借りてきてしまって進まない…

本を読んで自分の中に言葉を取り込めないので読書は完全娯楽。その代償にか内容を忘れてしまうので感想は備忘録としてネタバレ書きます。お気をつけください。

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