読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

セロリ
読んだ本
6
読んだページ
1985ページ
感想・レビュー
6
ナイス
392ナイス

2024年4月に読んだ本
6

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

セロリ
タイトル通り『妖』しいお話が3編。坂口安吾の『夜長姫と耳男』は、人の死を楽しむ恐ろしくて美しい姫に魅入られた耳男の狂おしい気持ちが描かれる。檀一雄の『光る道』は、美しい三の姫君を攫った男の話。谷崎潤一郎の『秘密』は、三年前に自分が捨てた女に再会し、その美しさに惹かれもう一度関係を持つ話。女が素性も自宅も明かしたくないというのに、勝手に調べて勝手にがっかりし、再び女を捨てるクズ男の話だ。確かに『秘密』や『背徳』や『嫉妬』は、恋愛感情の燃料には違いない。妖しい雰囲気をたっぷり含んだ狂気の恋の3編だ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

セロリ

3月は心にダメージを受けてしんどかった。そんな中で読んだ『愛を知らない』は刺さりまくりました。『アンダークラス』は非常に学びの多い読書になりました。今月は元気になりたいと心から願ってます。今月もよろしくお願いします。2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:1978ページ ナイス数:413ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/94804/summary/monthly/2024/3

セロリ
2024/04/06 21:41

ポロンさん、こちらこそよろしくお願いします!読む本は手当たり次第で、割と小説以外の本も好きです。世の中は、知らないことでいっぱいです。何もかも知りたい、って思うときないです?無理だけど、そういう気持ちなるときあるんだよなぁ〜😅

ポロン
2024/04/06 21:51

(=´∀`)人(´∀`=)

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
6

セロリ
予備知識なく装丁に惹かれて手にした一冊。中の挿絵も素敵だった。この作品は、冒険小説の古典でありスパイ小説の古典だ。退屈していたハネーが、同じアパートに住む男を部屋に入れ話を聞いてやる。ところがその男がハネーの部屋で殺されてしまう。退屈だった彼は殺されたスカッダーの任務を引きつごうと決める。これが冒険の始まり。警察と敵国のスパイグループ『黒い石』から逃げながら、スカッダーの残した手帳を解読し、やるべきことをやろうと決意するハネー。いかにも映画になりそうだと思ったら、3度映画化されているとのこと。
が「ナイス!」と言っています。
セロリ
4巻は、公立高校での怪現象。3巻と同様多くの怪現象が起きていて報道までされている。校長の依頼は断ったナルだったが、生徒会長の安原に生徒を代表して頼まれたんじゃあ引き受けるしかない。なぜか非協力的な学校側の態度に苦労しつつも、いつもの面々が調査をスタート。どうやらこの学校で自殺した生徒と、二学期になってから異常に流行り始めたヲリキリ様という降霊術が怪現象の肝だ。面白かったが、微かに能力の片鱗を見せ始めた麻衣を話の中心にしようとするあまり、アイドル映画みたいな展開になっているのが気に入らない点です。
が「ナイス!」と言っています。
セロリ
ゴーストハント3は、女子校での怪現象。たくさんの怪現象が起きている。被害者もたくさん出る。怪現象は、元から学校に伝わる旧怪談と、新怪談に分類されるようだ。霊能者の真砂子が見ると、旧怪談には霊がいるが新怪談にはいない。これはいったいどうしたことだ?そしてついに、ナルと麻衣も狙われ・・・。 ゲラリーニなんて聞いたことないが、スプーン曲げをする小学生のことは覚えている。超能力者があったらいいな、なんて思ったことも。懐かしいな、そういえばあの子達、どうしているんだろう?3巻ではリンさんの能力の一端が知れる。
が「ナイス!」と言っています。
セロリ
ゴーストハント第2巻は、古い洋館の怪現象だ。渋谷サイキックリサーチでアルバイトをすることになった麻衣は、いつもの面々とともにこの怪現象を解き明かすために泊まり込みで調査。2巻でようやくオカルトっぽくなってきた。この洋館に住み着く霊の正体を見つけるために、持ち主を遡っていくあたりは『残穢』を彷彿とさせる。麻衣は、1巻でもこの巻でも、気を失って夢の中でナルに優しく心配されるというシーンがあるが、これはなんだ、もしかしてふたりに通じる何かがあるという暗示?夢の中で麻衣は、正解に近い映像を見るがこれも伏線か🤔
が「ナイス!」と言っています。
セロリ
タイトル通り『妖』しいお話が3編。坂口安吾の『夜長姫と耳男』は、人の死を楽しむ恐ろしくて美しい姫に魅入られた耳男の狂おしい気持ちが描かれる。檀一雄の『光る道』は、美しい三の姫君を攫った男の話。谷崎潤一郎の『秘密』は、三年前に自分が捨てた女に再会し、その美しさに惹かれもう一度関係を持つ話。女が素性も自宅も明かしたくないというのに、勝手に調べて勝手にがっかりし、再び女を捨てるクズ男の話だ。確かに『秘密』や『背徳』や『嫉妬』は、恋愛感情の燃料には違いない。妖しい雰囲気をたっぷり含んだ狂気の恋の3編だ。
が「ナイス!」と言っています。
セロリ
取り壊そうとするたびに不吉な事件が起こるという旧校舎。高校から編入した麻衣は、その噂を内部進学組の友人たちから聞く。麻衣は成り行きで、この旧校舎の除霊を依頼された渋谷サイキックリサーチの渋谷一也の助手となり、調査にあたるというストーリー。やはりヤングコーナーに置いてある作品だけあって中高生向けな展開で、中高年のわたしにはややミスマッチ。渋谷一也が美少年でナルシストだから「ナル」と呼ばれるとか、ありがちな展開。でも小野不由美らしく、簡単に霊障で片付けない。そういうとこが好きなんだな。次も読んでみようかな。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/02/17(4830日経過)
記録初日
2011/02/17(4830日経過)
読んだ本
329冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
113132ページ(1日平均23ページ)
感想・レビュー
320件(投稿率97.3%)
本棚
3棚
性別
現住所
広島県
自己紹介


久しぶりに読書モード復活。みなさんの感想を読むのも楽しいです。参考にさせてください。

好きな作品の傾向
短編<長編
あっさり<こってり
シンプル<複雑
甘味<酸味
エロさ<残忍さ
抽象的な心の動き<軽妙な会話と具体的な行動
手に汗握る<感動の涙
怒り<笑い
完全無敵なヒーロー<真面目な市井の人
爽やかさ<切なさ

↑あくまでも傾向です😅

お気に入りにさせてもらったり、ふと外してしまったりします。すみません🙇‍♀️

参加コミュニティ1

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう