ホラーを心霊、オカルト、モンスター、サスペンス、シチュエーション、SF、怪談、モキュメンタリーといったジャンルに分け、ジャンルごとに書き下ろし短編小説とジャンル解説をしている。澤村伊智さん目当てで読みましたが、どの作品も著名な作家さんだけあって面白かった。「14歳の世渡り術」というシリーズの中の１冊で、刺激の強い描写があまりなかったことも良かったのかも。私は心霊、オカルト、サスペンス系が好きらしい。

5作目ともなると、表紙も楽しみに。いつこの場面がでてくるのかとワクワクしてしまう。カーターが撃たれてしまう衝撃的な始まりから、ジェットコースターに乗っているかのような展開。ガーティーの破天荒さ、更にレベルアップしていくアイダ・ベル、どんどん女の子になっていくフォーチュン、今回も面白かった！

日下明さんのSNSで、装画を手掛けられたと紹介されていた本。静謐さが感じられる素敵な装丁。 雪の話から始まる、詩をまじえたエッセイ集。私にとっては詩の部分は難解であったりするのだけれど、この世界に浸っていたくなる。心が落ち着くので、夜寝る前に少しずつ読んだ。

いろんな嫉妬が渦巻く巻だった。美世の成長より、清霞の場所を問わず美世にデレデレなところにびっくり。多分隊員たちはもっとびっくりなのだろうけれど（笑）。

ポアロがこだわったブリッジだけれど、ルールや駆け引きがよくわからなかったのが残念。でも、面白かった！ 容疑者たたちがもともと曰くありの人たち。最後まで犯人はわからず、いい意味で振り回された。