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2024年5月の読書メーターまとめ

bextar991
読んだ本
2
読んだページ
480ページ
感想・レビュー
2
ナイス
127ナイス

2024年5月に読んだ本
2

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • たけ

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

bextar991
よくあるシチュエーションのようで少し違和感がある日常から、後味の良くない結末へと向かう短編集。最初の『惨者面談』から、欺き方が綺麗で面白くて気に入った。『パンドラ』も好き。「パンドラの箱を少しだけ開けてみる」という表現が出てくるが、開けた本人には希望が見えているのに端から見ている人には良くないものが見えてしまう。覗き見なら悪い事なんて起きずに済むだろうなんて甘いものではないよな、パンドラの箱って。『#拡散希望』は一番きつくて酷かった。常軌を逸した悪ふざけをする人が存在し得るから余計に。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

bextar991

テオ・ヤンセン展に行ってきた。端的に感想を言うと「肉の無い骨格だけの大型動物を見た」。クリーム色のチューブやペットボトルや結束バンドで出来ているのはわかっていても、誕生も進化も繁殖も人の手でしか行われていないとわかっていても、実際に動く姿を見てみるとどうしても命を感じずにはいられない。風を受け足や体を一生懸命動かして進む大きな動物だ。結束バンドの余った部分を残しているのが、ぴょんぴょん生えた産毛に見えてより動物みが増すのが好きポイント。日本人的感覚で、色味が竹っぽいので精緻な竹細工にも見える。

テオ・ヤンセン展に行ってきた。端的に感想を言うと「肉の無い骨格だけの大型動物を見た」。クリーム色のチューブやペットボトルや結束バンドで出来ているのはわかっていても、誕生も進化も繁殖も人の手でしか行われていないとわかっていても、実際に動く姿を見てみるとどうしても命を感じずにはいられない。風を受け足や体を一生懸命動かして進む大きな動物だ。結束バンドの余った部分を残しているのが、ぴょんぴょん生えた産毛に見えてより動物みが増すのが好きポイント。日本人的感覚で、色味が竹っぽいので精緻な竹細工にも見える。
bextar991
2024/05/05 17:24

美術館では『ビースト』達の調整をする人を「飼育員さん」と呼ぶそうで。完全に生き物扱いだった。

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
2

bextar991
小川さん本人を主人公とした短編集。『プロローグ』は素朴で正直でちょっと切なくて一番好き。『三月十日』は日常系ミステリーみたいな雰囲気でこれも好き。『小説家の鏡』は、小説家ならではのアプローチだなと思えて面白い。最後まで話を組み立てて書き切るって難易度高いよなと素人目線で思った。表題作と『偽物』はなんだか嫌な話だ。最後には手元に何も残らないとわかっていながらやるってのがわからん。人類史でどれだけの人が無名のまま死んでいったかと考えれば、黄金を手にできないことを恥じる必要なんてないとわかるだろうに。
が「ナイス!」と言っています。
bextar991
よくあるシチュエーションのようで少し違和感がある日常から、後味の良くない結末へと向かう短編集。最初の『惨者面談』から、欺き方が綺麗で面白くて気に入った。『パンドラ』も好き。「パンドラの箱を少しだけ開けてみる」という表現が出てくるが、開けた本人には希望が見えているのに端から見ている人には良くないものが見えてしまう。覗き見なら悪い事なんて起きずに済むだろうなんて甘いものではないよな、パンドラの箱って。『#拡散希望』は一番きつくて酷かった。常軌を逸した悪ふざけをする人が存在し得るから余計に。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/03/09(1914日経過)
記録初日
2019/03/16(1907日経過)
読んだ本
220冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
67638ページ(1日平均35ページ)
感想・レビュー
208件(投稿率94.5%)
本棚
0棚
外部サイト
自己紹介

ゆっくり読んでいます
耽美なミステリーがすき
謎めいた美少女が出てくる小説もすき
読書友達が欲しい

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