ネタバレ成瀬好きすぎる！めちゃくちゃ面白かった。成瀬の個性もさることながら、島崎も良い味をだしていて好きだ。二人の友情がとても良かったので、島崎と離れることを考えた成瀬がペースを崩してしまったり人間らしい姿を見せてくれてなんだか嬉しくなった。各章の物語が最後で１つに収束していくのもアツくて気持ちよかった。

ネタバレとても良かった！これから短歌を初めてみたい私にとって、推し短歌を読む技術だけでなく、短歌そのものの基本についてもとても具体的に教えてもらえてわかりやすかった。悲しいとか嬉しいといったことを直接書かないとか、瞬間とか光とか強い言葉を使わないなどは始めるときにすぐに使えそうな知識だなと思った。最後に実際に推し歌会をやってみた様子も収録されていてすごく楽しそうで、私もやりたい！と思った。

ネタバレ全ページ可愛くて、手帳デコへの意欲がめちゃくちゃ高まりました！フレームのシールの中に小さいシールを貼ったり花束や一輪の花のシールを合わせるのや、無地のラベルシールにスタンプを押すなどのテクニックは今すぐ真似したい。便箋を全面に貼るのや、メモパッドに日記を書いて他の部分と話題が違うことを示すのも私もやりたい。

ネタバレすごく良かった。共感できるというか、程度の差はあれ日々感じるような普通にならなければという圧をこれでもかと描いていることに対する共感、ぐっさり刺されるような痛み、こんな風に描くなんてという意外性、驚き、奇妙さ、コミカルさ、全部が尖っている…。どんな風に生きたらいいか指示が欲しい、マニュアルで決まってないとちゃんとできないというのがわかる…。私も30代　女性　服装　とかでよく検索するし…。終盤のコンビニにいた方が普通なの？コンビニをやめた方が普通なの？みたいな問答とか、あまりにも難しくて切実で苦しい。

ネタバレ松木といっちゃんがすごくいい人でいい関係だったのもあって、余計に序盤〜中盤の清瀬の狭量さに居心地悪く感じてしまった。自分も恵まれた方だとは思うので、もしかしたら同族嫌悪なのかもしれないけれど…。清瀬への天音さんのセリフなど、要所要所に印象に残る台詞があった。

ネタバレすごく、すごく良かった。性的虐待を扱った重いテーマの物語なので面白かったと言うのは表現が良くないと思うが、環菜の心の中が整理されて本当の気持ちが明らかになっていくのが、ミステリー的な興味深さで先が気になってすごく引き込まれた。環菜を通して由紀の過去が紐解かれていく構成、由紀と迦葉との関係、どれも良かった。自分の本当の気持ちを閉じ込めていた環菜が法廷で堂々と証言するシーンが印象に残った。登場人物のみんなに幸せになってほしいと願いと希望が持てるようなラストもとても好きだった。

ネタバレ北澤さんのイラストが好きで、北澤さんのイラストの手帳をたくさん買いたくなってしまう衝動を抑えるためにこの本のイラストを眺めて満足しようと思って買ったけど、文章もとても良かった。猫のホワンちゃんと奥さんとお子さんのあたたかい様子にジンときた。

ネタバレ真似したいアイデア ◯マンスリーの1日のところに使った金額を書く ◯to doリストにかかった時間を書き添える ◯マンスリーに掃除した日、物を捨てた日をメモ ◯スルーしてしまうような出来事について詳しく調べて手帳に書いて1日ひとつ雑学を増やす　イラストや自分のエピソードもつける ◯仕事の手帳のあいたスペースにシールを貼って楽しくする ◯言われた悪口をノートに書くことで他人事にする ◯モラハラ発言をシールでカウントして可視化 ◯聞き慣れない悪口を聞くとレアキャラきたー！ってなる

ネタバレ小説の方を昔に読んだきり、完結まで読めていなかったのでコミカライズで完結を見届けられて嬉しい！いい終わり方だった。今回ダイナミックな図が多くて、この作画の方、すごく絵が上手いなあと改めて思った。お疲れ様でした。

ネタバレ成瀬好きすぎる！めちゃくちゃ面白かった。成瀬の個性もさることながら、島崎も良い味をだしていて好きだ。二人の友情がとても良かったので、島崎と離れることを考えた成瀬がペースを崩してしまったり人間らしい姿を見せてくれてなんだか嬉しくなった。各章の物語が最後で１つに収束していくのもアツくて気持ちよかった。

ネタバレ一つの物語のようになっている歌集は初めて読んだ。そういうのもありなのかと興味深かった。寂しい歌が好きなので、最初の方の暖かさにはあまり好みではないかもしれないなと思ったけど、結末を知ってからまた読んだらきっと寂しく感じられるので再読したいと思った。「きみが見た夜がわたしのものになるくちづけとは渡しあうこと」「「だ」と打ってまた「だ」と打てば「大丈夫だよ」がつくれてそれを送った」「手袋を外してから手を繋いでも皮膚のぶんだけ遠いと思う」が好き。

ネタバレ短歌を作ったことはないけど、素晴らしかった。冒頭の著者の静止も振り切って私も短歌を詠みたくなった。「短歌は過ぎ去った愛を、言えなかった想いを、見逃していた風景を書くのに適している。」というところで、ああだから短歌ってこんなに刺さるのか！と思った。添削が載っているのもわかりやすいし、巻末にあなたのための短歌が載っているのも嬉しい。装丁も美しく、絶対に本棚のよく見えるところに置いておきたい。

ネタバレなんだかものすごく好き！お互いにあの子みたいになれたらと思っているけど、それはないものねだりでしかなくてそれぞれに苦しいことがあって…。そんな3人が最後に子どもの頃に書いた手紙を読んでわだかまりと決別して前に進むラストがすごく爽やかで温かかった。私はミナがかなり好き(感情移入できる)だと思いながら読んでいたので、ミナだけ手紙に本心を書かずに当たり障りないことを書いていたけど最後には本心を言うのかな？と思ったら、そうでなくて少し意外だった。少し前を歩くミナの描写に、言葉をぶつけない強さもあるのかもと思えた。

ネタバレこれまで読んだ短編集の中でも１番好きかもしれないというほど良かった。「わたしは大丈夫」、「菓子苑」の最後に世界が反転するような意外性が好き。「バヨリン心中」もなんだか引き込まれた。愚かな女性たちの人間らしさがこれでもかと詰まっていて、それでいて読後感は爽やかというか、ちょっと前向きな感じが好み。