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2024年4月の読書メーターまとめ

タナカとダイアローグ
読んだ本
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感想・レビュー
6
ナイス
222ナイス

2024年4月に読んだ本
6

2024年4月のお気に入り登録
2

  • U-Tchallenge
  • ちょま

2024年4月のお気に入られ登録
5

  • おはぎ
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  • ちょま
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2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

タナカとダイアローグ
タイトルをみたときから購入を決めていたものの、労働時間により手に取るのが遅れた。(たまたま、バーンアウトした友人におすすめしていたら思いの外刺さったようで、長文の感想が返ってきてやっと読んだ)花束みたいな〜は参照必須。私は麦くんだし、絹ちゃん。麦くんみたいに働き出したら仕事ばっかりになるし、絹ちゃんみたいに趣味から離れた人をつまんないと思ってしまう。この本で気がついたのは、自分が読書するのは労働者階級と差別化する教養を身につけたい、読書階級サラリーマン的(大正から昭和初期)だということ。刺さった。痛い。
タナカとダイアローグ
2024/04/30 06:23

当時サラリーマンだったら(そんな上流の階層にいられたがわからんが)円本を買っていただろうし、本棚に飾っていただけだろうと。なんでこんなに義務的に読書しなきゃならんと思っているのか不明だったけど、教養ってもんが上流階級に立ち向かう武器みたいなものだと思ってしまっているし、いつか書く卒業論文(大学は卒業している)ために蔵書してしまっているという心理を発見した。別に保有してなくてもいいのに、根っこになにかプライドがあるのだろう。(妻にはよく捨てるか売れと言われている。自分もそう思う)

タナカとダイアローグ
2024/04/30 06:29

新自由主義と自己啓発の罠にハマってしまっているなと自覚しつつ、著者が最後に述べていた半身を意識してみる。仕事が好きすぎて全身全霊になってしまうことへの自戒、未来への警句であるという告白は素直で好感をもった。読書が好きだったはずなのにできない!なぜだ?という問いの発信から、社会科学の知見を総動員して書かれた書物。新書というメディアを選ぶのも戦略的。この本で読書会したらたぶん独白合戦・懺悔の応酬になると思う。私の場合、読めない本を買って置いておくという罪について…とりあえず手持ちで創作する気になった。

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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

タナカとダイアローグ

2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:3冊 読んだページ数:674ページ ナイス数:128ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1092491/summary/monthly/2024/3 残業は読書を不可能にする‥

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2024年4月の感想・レビュー一覧
6

タナカとダイアローグ
タイトルをみたときから購入を決めていたものの、労働時間により手に取るのが遅れた。(たまたま、バーンアウトした友人におすすめしていたら思いの外刺さったようで、長文の感想が返ってきてやっと読んだ)花束みたいな〜は参照必須。私は麦くんだし、絹ちゃん。麦くんみたいに働き出したら仕事ばっかりになるし、絹ちゃんみたいに趣味から離れた人をつまんないと思ってしまう。この本で気がついたのは、自分が読書するのは労働者階級と差別化する教養を身につけたい、読書階級サラリーマン的(大正から昭和初期)だということ。刺さった。痛い。
タナカとダイアローグ
2024/04/30 06:23

当時サラリーマンだったら(そんな上流の階層にいられたがわからんが)円本を買っていただろうし、本棚に飾っていただけだろうと。なんでこんなに義務的に読書しなきゃならんと思っているのか不明だったけど、教養ってもんが上流階級に立ち向かう武器みたいなものだと思ってしまっているし、いつか書く卒業論文(大学は卒業している)ために蔵書してしまっているという心理を発見した。別に保有してなくてもいいのに、根っこになにかプライドがあるのだろう。(妻にはよく捨てるか売れと言われている。自分もそう思う)

タナカとダイアローグ
2024/04/30 06:29

新自由主義と自己啓発の罠にハマってしまっているなと自覚しつつ、著者が最後に述べていた半身を意識してみる。仕事が好きすぎて全身全霊になってしまうことへの自戒、未来への警句であるという告白は素直で好感をもった。読書が好きだったはずなのにできない!なぜだ?という問いの発信から、社会科学の知見を総動員して書かれた書物。新書というメディアを選ぶのも戦略的。この本で読書会したらたぶん独白合戦・懺悔の応酬になると思う。私の場合、読めない本を買って置いておくという罪について…とりあえず手持ちで創作する気になった。

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タナカとダイアローグ
Kindleセール本。常時接続で孤独になれない(なろうとしない)時代の哲学を心理学・社会学・文学(マンガ含む)も参照して編み上げている印象。大変面白かった。ルソーと葛城ミサト、村上春樹と庵野秀明、自己啓発・新自由主義の苦しさと碇シンジ、<趣味>と加持さんを並列に並べるところが印象的だった(自分がエヴァに影響を受けているからだけど)他、二周目で引用文献を調べていきたい。闇の自己啓発、失われた未来をもとめては読んでみたい。完全なものを求めるあまり書き始められない自分を反省。手持ちの知識でなにかつくってみないと
タナカとダイアローグ
2024/04/28 07:23

知識はいつも不完全だけど、まだ足りないんじゃないか、今はまだ早いじゃないかと何も書き出せない状況だったけど、趣味ってそういう試行錯誤だよねと励まされた気がした。DISCOVERの読みやすさと、引用の丁寧さ、例の選び方ぜんぶが良いバランスだと思った(何様って感じの意見であるが=自分の中にある複数性)ネガティブ・ケイパビリティはいま必要な概念。小川公代さんの本も読む。

タナカとダイアローグ
2024/04/28 07:40

デューイ研究がご専門のようで、この幅広さはそうか、デューイに私淑しているんだなと勝手に納得した。あと、プラグマティックに何でも取り上げることができるんだなと。朱喜哲さんがNHKでローティをやっていて、そういえば共著のある方だな→人生のレールを外れる〜→Kindleセールで本書〜ネガティブケイパビリティで生きるを読むという良い流れになった。あと、並行して三宅香帆さんのなぜ働いていると本がよめなくなるのかも並行して読んでおり、孤独・趣味についても考えている。

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タナカとダイアローグ
科学=客観的なものという落とし穴。量的と質的は両輪で取り組むことで、人間を理解することができそう。著者が取り組んでいる研究に対して「客観的なデータはあるんですか?」と質問した大学生が多いという問題意識から執筆とのこと。現象学、ケアが根幹で、ナラティブが何を意味しているか分析することで、量的なデータに表れてこない問題をとりだすことができる。言い淀みとか、繰り返される単語とその意味の変容をそのまま書き起こすことで、みえてくることがある。インタビューされて救われた経験があり、ナラティブ関係の研究を追いたい。
タナカとダイアローグ
2024/04/22 07:45

哲学の鷲田清一さん、情報学のドミニク・チェンさん、社会学の岸政彦さんらの著書を読んだことがあり、趣旨の理解はあるほうだと思う。売れた新書ということで、感想にはよく分からなかったというものもあったけど、主張を求めているのかなと思った。事実を並べて解釈してみる試みには価値があると思う。手に取った側は客観性に疲れていて、スカッと批判してくれるんじゃないかという期待があったのかも。(データは?、それって個人の感想ですよね?疲れ)

タナカとダイアローグ
2024/04/22 07:48

真剣さなんていう目に見えないものを比べるのはおかしいという寅子(寅に翼)のセリフが浮かんだ。あと、宇垣美里アナウンサーがサンジャポで言っていた、人にはそれぞれの地獄がある発言。たとえば、マイメロにはマイメロの地獄がある。誰の感じる地獄とも質的に異なるということ。

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タナカとダイアローグ
発達心理学をもとにした発達段階をベースに、行動遺伝学と進化心理学の知見を紹介していく育児本。こうするべき!という一般的なハウトゥーはなく、「研究によると、これがベター」という信用のおける書き方。内容が堅めなので、章はじめは漫画になっている構成がよい。登場人物は極端化されており、子育てにおいて直面する課題が掴める。性格を決める影響源として家庭環境はほぼ0で、遺伝と家庭外環境が半々という、直感に反する研究が紹介されており、ここで引っかかって進まないことがありそう。遺伝か環境か論争を追うことにする。
タナカとダイアローグ
2024/04/20 10:42

安藤先生、橘さんの書籍で遺伝については少しわかっていたものの、巻末で問われたいじめについての指摘のとおり、遺伝か環境か努力か…etc、前提が違っても結果差別(いじめ)につながるという複雑な人間心理があるよ、ということだけ学んでおけば、もっと寛容に生きられるのかもしれない。

タナカとダイアローグ
2024/04/20 10:44

みんな仲良く!スタイルのクラス運営が問題の根源で、みんな(35人くらい)仲良くなれるわけがない。結果、「みんな」から外れる対象をいじめることで、[みんな]が生まれる構造を理解した。同質性が高すぎると、小さな差異が差別対象になるという、小坂井先生の指摘にもつながる。

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タナカとダイアローグ
秋葉原の事件があったとき、自分は大学四年生だった。就職活動がうまくいかず、社会的価値が無いからかと落ち込み、もし就職できなかったら自力で生きていけないというリアルを感じていたころだった。幸い40分の1で就職できて、仕事がそこまで過酷でなかったことで今に至るけど、いつどのタイミングでも加害者と同じ状況に陥る可能性があった。溜め、本心と本音などについて、無差別殺人、目的の歪んだ殺人、死刑制度などをつなぐ価値観についての鼎談。役に立たないなら生かしておく価値は無いという自己責任論と死刑肯定はつながっている。
タナカとダイアローグ
2024/04/15 07:57

相模原の事件があったとき、どうにもやりきれなくて図書館で借りた本。99人を救うのが政治、1人を救うのが芸術という、福田恒存の言葉を紹介した中島さん。誰の心にも一人はあり、閉じたり開いたり、その場その場で適切にかかわりあうことや、赦す•許すことについて考えた。

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タナカとダイアローグ
ネタバレ将来の目的に向かって、逆算的に設計していくキャリア教育の息苦しさ。いや違う、衝動と観察(知性)のほうが楽しい(意訳)という趣旨。タイトルと帯のラファウ(チ。)をみた瞬間に購入を決めた。根元にある偏愛に気がつくこと、内発的動機づけでは分析しきれていないことを、チ。や葬送のフリーレンを例にふる切り口が染みた。とくに、ラファウはピッタリで、人生チョロいと言っていたほどの要領良しのはずが、身を破滅させる異端思想である地動説にどうしても惹かれてしまった。表紙から、成功/不成功の軸を超えた論になっていることがわかる。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/01/25(1579日経過)
記録初日
2007/10/18(6061日経過)
読んだ本
423冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
115396ページ(1日平均19ページ)
感想・レビュー
418件(投稿率98.8%)
本棚
103棚
自己紹介

とっ散らかった思考を整理するためのこころみ。物心ついた2008年(20歳、遅い)くらいから遡ってみたいと思っている。
私立大学職員。学問はなんのために。

2020年 1月26日 読書メーターを始める
本を思い出すの楽しい。
娘と息子が自分の幸せをみつけてほしい。
経営学と人類学が繋がって何とかならんかなと考えつつ、いろいろ読んでみる。

20231024に名前を微調整した。
20240323にプロフィールを簡潔にした。経営学×人類学の関心を掲げてみた。

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