2024年4月の読書メーターまとめ

読んだ本: 9冊

読んだページ: 2549ページ

感想・レビュー: 9件

ナイス: 302ナイス

2024年4月に読んだ本
9

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2024/04/30
うらはぐさ風土記
- 中島京子
280
登録
1485
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2024/04/26
京都はこわくない
- 仁平　綾
192
登録
13
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2024/04/24
ムーンライト・イン (角川文庫)
- 中島京子
400
登録
121
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2024/04/20
芸能界
- 染井為人
280
登録
401
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2024/04/17
キッチン常夜灯 (角川文庫)
- 長月天音
304
登録
821

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2024/04/13
嘘があふれた世界で（新潮文庫nex）
- 浅倉秋成,大前粟生,新名智,結城真一郎,佐原ひかり,石田夏穂,杉井光
269
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9
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2024/04/09
嘘つき姫
- 坂崎かおる
264
登録
147
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2024/04/05
繭の中の街
- 宇野碧
320
登録
101
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2024/04/02
ニューヨーク、雨でも傘をさすのは私の自由 (…
- 仁平綾
240
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178

2024年4月のお気に入られ登録
1

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

遙

2024/04/30

心地よく読み耽られる一冊。とても性に合ってた。緩やかに続く毎日と、穏やかな人々、伯父の古民家と猫の額程の庭、そこに埋められた胡瓜、山椒、柿の木。うらはぐさ地区。下町の香りがするその場所への愛しさが湧いていく。荻上直子さんの映像作品を見ているような感覚でした。キャラクター達のほのぼとしたやりとりを映像で見たい。屋上家庭菜園も是非表現して欲しい。若者との交流がいかに大切かなど感じさせてくれるところもありとても素敵な作品でした。良い出会い、美味しい食生活は、人生に欠かしてはいけない事ですね。

うらはぐさ風土記

中島京子

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

遙

2024/04/01 07:02

2024年3月の読書メーター読んだ本の数：9冊読んだページ数：2309ページナイス数：397ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1127474/summary/monthly/2024/3 先月はフィンランドに行ってきました色々観光しましたが予想以上に素晴らしかった。そして書斎に手作りガーランド飾りました。木蓮の枝にドライフラワーを吊るしてます💐 まだ吊るせそう☺️ 気に入ってます因みにフィンランド旅行はエイプリルフールです🥹

8件のコメントを全て見る

Emirin

2024/04/06 11:51

遙さん！今ごろのコメントごめんなさい😅そして、フィンランド！すごーい！北欧やーん✨ってコメントしようと思ったら笑笑エープリルフールかぁ🤣でもお部屋はホンマに素敵✨✨

遙

2024/04/06 15:43

Emirinさん☺️ ありがとうございます！！嬉しいですよ☺️☺️☺️ エアプリでした👍 海外に行くには色々敷居が高くて😭 妄想止まりです・・・ドライフラワーいいですよねぇうふふ😉

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2024年4月の感想・レビュー一覧
9

遙

2024/04/30

心地よく読み耽られる一冊。とても性に合ってた。緩やかに続く毎日と、穏やかな人々、伯父の古民家と猫の額程の庭、そこに埋められた胡瓜、山椒、柿の木。うらはぐさ地区。下町の香りがするその場所への愛しさが湧いていく。荻上直子さんの映像作品を見ているような感覚でした。キャラクター達のほのぼとしたやりとりを映像で見たい。屋上家庭菜園も是非表現して欲しい。若者との交流がいかに大切かなど感じさせてくれるところもありとても素敵な作品でした。良い出会い、美味しい食生活は、人生に欠かしてはいけない事ですね。

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面白かったー。京都たった一回しか行った事ない癖にすっごい好きな私みたいな人間にこそ向いてる京都在住エッセイ。京都の不動産事情、猫連れは苦労する？！だったり、今時の京都の方々はいけずなんてそう使わないとか、お祭りの数が尋常じゃない、食の宝庫なのは言わずもがな。いいなぁ京都が、やっぱりいいなぁ京都にレベルアップ間違いなしなのです。とてもとても一度訪れただけじゃわからないその一癖二癖ある古都。観光客の視点でも勿論、住んでみても魅力の尽きない場所なのだろうなぁとため息がでました。絶対また行くぞ！！

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人生ってほろ苦い。美しい高原に取り囲まれた元ペンションで、ままならない日常を抱えながらも奇妙な集団生活を始める5人。ハッピーエンドなんて現実ではそうないかもしれないけれど、好転する瞬間はきっと訪れる。しみじみじんわりきゅっとなる、ヒューマンドラマ。和やかな登場人物達のおかげで辛気臭さがなく、終始穏やかに読めました。これは映像化してもしっくりくる作品だと思います。フィリピン人のマリー・ジョイがとても良いキャラをしていて好きでした。カタコトが可愛い。人生において、様々な事で考えさせられる、良作でした

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芸能界の裏側。俳優、マネージャー、プロデューサー、様々な役割のドラマが書かれた短編集。どの話も伏線がしっかりあって、ゾッとしたり、驚かされたり、じわっときたり、程よいエンタメ感でした。現代で問題視されている出来事を連想させるような話もあり、なかなか読まされました。［終幕］［娘は女優］が好きでした。綺麗に終わるお話が多いので、あんまりドロドロはしてません。続・芸能界で、モデル（読者モデル）、子役を育てる母親とかの題材でまた書いていただきたいです。

2024/04/21 13:08

気になる作品ですね〜作家の染井さんって確かマネージャー経験があったような気がするので、酸いも甘いも見てきたリアリティある内容が書けそう！

遙

2024/04/21 14:36

hukkeyさん☺️ 正直オチまでの物語はフィクションを抜けない域ではありましたが、細かいお仕事内容だとかは流石ご経験があるだけあってわかりやすく書かれてました！ドラマとして見る分には読みやすい作品です👍

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遙

2024/04/17

とても面白かった。孤独な夜に、闇を照らす"常夜灯"を見つけた。長月さんの書く料理小説は今後も外せませんね。今作は美味しく暖かい料理だけでなく、主人公南雲みもざの成長物語も共に書かれていて、火事で住処を焼き出され、ファミレスの店長を勤めて日々忙殺されている彼女の日常も、応援したくなるようなエピソードでより楽しめました。第3話の仔羊料理と、りんごのパイがとても美味しそうだった・・・夜に読むと飯テロです。新刊もでるということで、シリーズ化嬉しいです。次巻も楽しみ！

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私たちの間でなくてはならないデジタルデバイス。パソコン、スマホ、動画サイト。そういったものを通して起きる数々の出来事を書いたアンソロジー。［ヤリモク］のみ既読でした。どの話も著者さんならでわの観点があり、ユニークでした。好きだったのは浅倉秋成さんの［かわうそをかぶる］、石田夏穂さんの［タイムシートを吹かせ］、杉井光さんの［君がため春の野に］の3遍。杉井光さんの作品は世界でいちばん透きとおった物語のスピンオフでしたが、やはり美しい文章と本編もさながら美しく、今作の上質なデザートといえます。必見です。

嘘があふれた世界で（新潮文庫nex）

浅倉秋成,大前粟生,新名智,結城真一郎,佐原ひかり,石田夏穂,杉井光

あらすじ・内容

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遙

2024/04/09

またも現れた鬼才。各話が残酷さをおびて、時や次元を超え、後味の悪さで締めくくられています。そこに答えはなく、こんな事例があり、このように終わりましたという物語が語られていくようですが、そのどれもに独自の世界観があり、著者さんは現代ものからSF、国境を超えた作風まで存分に書けるお方なのだと認めざる負えないクオリティです。今後どのような"名作"はたまた"迷作"を生み出されるのか、注目の作家さんになり得るかも。［私のつまと、私のはは］が好きでした。

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神戸の街の至る所が切り取られ、そこで起きている物語を丁寧に描写していて、読んでいて心地よかったです。一つの話から派生したエピソードが連なっていきます。［つめたいふともも］［プロフィール］が特にドラマチックで好きでした。リアルとファンタジーが合わさったような風変わりなシナリオが、日夜神戸のどこかでおきているのかもしれません。それとも、繭の中に作られた、神戸に似た別の街なのか・・・そんな不思議だけれど、充実した読後感です。

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多様性って本当に大事。出身は日本だし、ルーツも日本だけど心の中にもう一つくらい見習いたいお国柄があると、自分の器がぐっと広くなるのでは？そんなニューヨークの自由さと、ユニークで才能あふれた人々のエピソードが綴られたエッセイ。他人同士がすれ違いざまにファッションを褒め合ったり、気軽に声を掛け合ったりする。角を曲がるたびに何か素敵な事が起こりそうと感じるニューヨークの街角。理由はどうあれ出身国以外の場所で生活する機会が巡ってくる人生って羨ましい。それも自分次第ではあると思うけど。とても面白かったです

ニューヨーク、雨でも傘をさすのは私の自由 (だいわ文庫)

仁平綾

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。