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2024年4月の読書メーターまとめ

あらた
読んだ本
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読んだページ
6547ページ
感想・レビュー
18
ナイス
1498ナイス

2024年4月に読んだ本
18

2024年4月のお気に入り登録
24

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  • ふーりん
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  • sayan
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2024年4月のお気に入られ登録
17

  • ちょこまーぶる
  • ふーりん
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  • カメ吉
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  • Take@磨穿鉄靴
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  • のりべん
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2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

あらた
ずっと平積みされていて気になっていたところに本屋大賞受賞の報があって手に取った。期待が大きすぎたのか、成瀬というキャラクターは魅力的だと思うけどもう一つ弾けなかった印象。特異なキャラクター(でも実は芯を食っている)を冷静な第三者から見つめる形は奥田英朗の伊良部先生シリーズみたい、と思っていたら最後は成瀬視点。次作はどのような形だろう。あと、ゼゼカラの漫才脚本は結構面白かったと思う。1回戦突破できないのは何故だろう。成瀬演技が下手なのかな?
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

あらた

司馬遼太郎の幕末明治シリーズが中心。 あらたさんの2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:4530ページ ナイス数:901ナイス ★あらたさんの2024年3月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/1434294/summary/monthly/2024/3

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
18

あらた
登場人物全員が高校生とは思えないくらい大人でいいやつで、杏奈なんてありえないでしょ、という感じなのだが、自分はどうだったんだろうと思い返してみると、過ぎ去ったあの日々はやはりキラキラしていて青春時代は過ぎ去ってみて初めてその価値がわかるのだなと改めて感じた。将来の可能性が無限にあるとはなんて素晴らしいんだろう。 また、学生時代のこういうイベントは、やっている時は面倒と思ったけど振り返ってみるととても貴重ですね。
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あらた
反知性主義から続けて読了。こちらも難しいがとても刺激的だった。植民地時代のアメリカを舞台にロジャーウィリアムス(初めて知ったがとても魅力的な人物)という神学者に焦点を当て、現代に繋がる寛容の精神がどのように育まれてきたのかを論じている。 寛容とは「悪」を認める姿勢であるという指摘に鱗が落ちた。決して気持ち良いものではないが、どんなに理解できない人に対しても礼節を持ったコミュニケーションを忘れないようにしたい。自分も決して完璧ではないのだから。
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あらた
精神病院に入院している患者たちの物語。作者が現役の精神科医だからか精神を患う患者の姿がフラットに描かれていたと思う。途中で事件は起こるが全体的に淡々と進んでいく。精神疾患の患者はちょっと個性が強いが基本的には良い人がほとんど、なので病棟の世界も俗世間と基本的には変わらないと感じた。ただ、最初にあった3人の患者の前日譚の意味合いが最後まで掴めなかった。メインとは思うが病棟に来るまでの行間が広すぎるというか。
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あらた
冒険家による太陽が上らない時期=極夜期におけるグリーンランドの探検記。昼が来ない世界で当たり前のように野生動物を狩って食う、都会に住む凡人には全く想像のつかない世界。厳しい環境と軽妙な文体が良いバランス。しかし、兎、狐、狼、白熊、麝香牛、極地でも野生動物が思った以上に住んでいるのは意外だった。麝香牛などあの体を維持するために何を食べてるんだろうか?
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あらた
とても鮮やか。最初は甘ったるい青春群像劇のように見えたのにまさかそうくるとは思わなかった。建前と本音、建前が立派になるほど本音はわからなくなる。本当のことはそこにあるのに言葉にはなかなかなってくれない。朝井さんの作品では一番好きかも。Twitterのアドレス検索には気をつけよう。
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あらた
とても面白かった。反知性主義のイメージが変わった。反知性主義とはエリート支配に対する否定であり、知性そのものへの否定ではない。知性の根拠を聖書に求めるのか科学に求めるのかの違い。それは反カトリックで始まったアメリカの成り立ち(=平等への信仰)に深く根差したもの。新しい移民国家であるアメリカだからこその対立軸。 また、約200年前の大統領ジャクソンと現代のトランプの類似性にも驚かされた。歴史は繰り返す。
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あらた
面白かった。結局は店主である鐵造の信念の正しさと強さがビジネスを大きく成長させたということになるのだろう。パーパスやビジョンの大切さは現代でも変わらない。 鐵造の言葉では、特に「人間を信頼する」という考え方が直前に読んだデューイの本とあわせて心に深く残った。まさに「言うは易し行うは難し」の典型。歳を重ねるごと、組織でのポジションが上がるごとに心に留めたい。「ずっと苦しかった」という言葉とあわせて読むと趣深い。 あと百田さんの文章は名文とは違うのかもしれないがとても読みやすいと思う。
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あらた
前著「嫌われる勇気」から続けて読了。見返りを求めずに他人を愛すること、それが自立、そしてそれが大人になること。それは承認欲求を捨て去るということでありその難易度は相当に難しいだろう。どことなく仏教の悟りにも似たものを感じる。人間にとっての幸せとはいったいなんなのか。 アドラー心理学、もっと学んでみたいと思う。
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あらた
明治の立志伝中の人物にはこのような物語が溢れているのだろう。国岡の場合、核となる信念は滅私奉公、世のため人のために正しいと信ずることをやり続けること、そしてそれを貫いたから苦境にあっても最後の最後には助けが現れる鍵になったのだろう。良い行いは誰かが必ずみている。それを信じ切れるか?それにしても本当に実話なのかと思わせるほどの波瀾万丈。
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あらた
高校教師をしている親戚と話している中でデューイという名前が出てきたので興味を持って読んだ本。教育を静的な二元論で捉えるのではなく相互作用を軸にした動的なプロセスとして捉える考え方は間違いなく現在の教育に影響を与えていると思う。「人間性の持つ可能性への信仰」は民主主義の考え方と根元でつながる思想であり、深く共感する。能力主義へのアンチテーゼとしてもっと広がって欲しい。
が「ナイス!」と言っています。
あらた
ずっと平積みされていて気になっていたところに本屋大賞受賞の報があって手に取った。期待が大きすぎたのか、成瀬というキャラクターは魅力的だと思うけどもう一つ弾けなかった印象。特異なキャラクター(でも実は芯を食っている)を冷静な第三者から見つめる形は奥田英朗の伊良部先生シリーズみたい、と思っていたら最後は成瀬視点。次作はどのような形だろう。あと、ゼゼカラの漫才脚本は結構面白かったと思う。1回戦突破できないのは何故だろう。成瀬演技が下手なのかな?
が「ナイス!」と言っています。
あらた
SFはあまり興味が湧かず無意識のうちに避けていた。この本も長いこと積読状態だった。読んでみたら意外にも読みやすい。約15年前から見た近未来社会が舞台だが、シンギュラリティや人工肉が現実化した今ならあまり違和感はない。虐殺や戦闘のグロテスクな描写に目を奪われがちだが、生と死、意識と無意識、罪と罰の意識など哲学的なテーマが背景にあり、なるほど傑作と言われるのがよくわかった。地獄は頭の中にある。頭の中をコントロールできるようになったら人類のはどうなるのか?作者が夭逝してしまったことが惜しまれる。
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あらた
読了。これまで読んだ司馬遼太郎の幕末明治シリーズではベスト。大政奉還に至る流れはドキュメントのような迫力があった。竜馬はフィクサー、裏方。その功績を過小評価する向きもあるようだが、重要な局面に全て立ち会ってきたということ、その主役たちが発するコメントを見るにやはり維新のためにはなくてはならない人物だったと思う。洞察力、構想力に加えて行動力と胆力があるのが素晴らしい。やはり明治以降も生きていたらと思わざるを得ない。 この司馬遼太郎の描く竜馬はカッコいい日本男児の一つの型となったと思う。
が「ナイス!」と言っています。
あらた
大政奉還のアイデアと船中八策。クライマックスに向けて盛り上がってきた。そして竜馬の死が近づいてきた。歴史の枷を簡単に飛び越えて物事を構想できる人の素晴らしさ。そしてそのような人を活かせない現実の厳しさ。勝や竜馬が現代に生きていたら何を提案してくれただろうか?
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あらた
ニーチェの言葉に続いて読んでみた。西洋東洋と異なるが行っていることの奥深くは共通しているようにも感じた。 「気持ちよさへの依存から苦しみが生まれる」が一番心に刺さった。気持ちよさや楽しさと苦しさは表裏一体。苦しみを避けるために楽しさも望まないのか、それとも苦しみを覚悟して気持ちよさも求めるのか。ブッダは前者を進めているようだが後者も捨て難い。
が「ナイス!」と言っています。
あらた
ネタバレ亀山社中、薩長同盟、寺田屋騒動、長州征討。特に薩長同盟での竜馬の活躍は素晴らしい。西郷、桂の双方から絶大な信頼を得ていたからこそ成し遂げられた綱渡りのような神技。寺田屋騒動での生き残りも奇跡。まさにヒーローマンガの主人公。 司馬遼太郎がやっとのことで辿り着いた竜馬とおりょうの新婚旅行の地、塩浸温泉。いまは観光地になっているみたいですね。
が「ナイス!」と言っています。
あらた
ネタバレそれぞれ欠落を抱えた男女が恋に落ち、いつのまにかすれ違い、病をきっかけに再会し、それでも程なく死別する。と、これだけ読めばとてもベタな設定。だけれどとても引き込まれる。なぜだろう、櫂と暁美が交互に独白するスタイル。その表現はとても繊細で自分ごとのように心の襞を刺激する。二人ともお互いを一番に思っているのにそれが届かないのが切ない。それでも最後に心が届いてよかった。
が「ナイス!」と言っています。
あらた
池田屋事件と蛤御門の変を経て長州は没落。竜馬はとばっちりを受けて海軍訓練所を奪われ、それでもめげずに薩摩の力を借りて海運会社の準備に取りかかる。 翔ぶが如くではウドの大木、薩摩の象徴にすぎなかった西郷がここでは竜馬と並ぶ天才として登場。 毎回思うがフィクションかと思うくらいにスーパースターがどんどん出てくる。それが揃いも揃って下剋上。戦国と幕末を日本人が好きなわけがよくわかる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/08/22(268日経過)
記録初日
2023/08/22(268日経過)
読んだ本
364冊(1日平均1.36冊)
読んだページ
124083ページ(1日平均462ページ)
感想・レビュー
212件(投稿率58.2%)
本棚
2棚
血液型
AB型
職業
専門職
現住所
神奈川県
自己紹介

40代男性です。最近職場が変わって時間ができて本を読む時間が増え、ログを取るために読書メーターを始めました。子供の頃から歴史物の大河小説が好きでした。経営学や哲学などの人文社会科学系の本にも興味が出てきました。読書メーターを通じていろんな読書家さんと感想やお勧めを交換できれば嬉しいです。

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