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2024年4月の読書メーターまとめ

ニコぴよ
読んだ本
32
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7345ページ
感想・レビュー
23
ナイス
589ナイス

2024年4月に読んだ本
32

2024年4月のお気に入られ登録
2

  • 納間田 圭
  • miri

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ニコぴよ
転生ホラーエゴ物語。不倫の始まりかけに逝った女が何度も転生し、不倫相手に逢おうとする。2人の結びつきは浅く想いに深みが無く、瑠璃の転生への執着心が違和感であり奇妙なホラーになってしまってる。3度目の転生で再会するが7歳と55歳、恋心があるゆえに身体年齢がグロテスク。幸せな未来は想像できずハッピーエンドとも言えず。瑠璃以前の人格の人生目的や恋愛が犠牲になるので、エゴの醜さを終始感じた。瑠璃と三角の恋の犠牲になる短命な“るり達”が哀しい。生まれ変わりの恋が美しいのは、双方が転生して廻り逢えた場合なんだろうな。
ともこ
2024/04/17 10:53

ニコぴよさんのさんざんなコメント・・全く同感です!(^-^)v

ニコぴよ
2024/04/17 22:12

ともこさん、コメントありがとうございます♪ 著者の方自身が、生まれ変わって出会うことをドラマチックで素敵なことだとは思っていないから、誰もがしあわせにならない展開にあえてしたのかなと、ふと感じました。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

ニコぴよ

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2024年4月の感想・レビュー一覧
23

ニコぴよ
日記と写真がリンクしていないが、なんだか面白い。コロナ禍でますます家に居るお父さん、心配を口にすると「ある分で生活したらええやん」と妻に言われるとは、エエ夫婦やん。でも四男誕生前には「仕事して‼︎」とも言われてて、そろそろカメラマンとして仕事増やせるといいですね。実家のブティックでの火事•泥棒の話のオチ、おじいちゃんが役に立たなかったがお約束なのが吹き出してしまいました。
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ニコぴよ
そろりさんの本日のお勧め、食べてみたい。なんなら開店前に入店して、試作品食べてみたい♬ 登場人物はすれ違った人や同じバスを使う知人とも言えないけど、どこかで少し視界に入る人たちがそれぞれお店に訪れる。仕事に他者に誠実であろうとする登場人物の描写に、作者自身の優しさを作中に感じる。そう、どんな人も懸命に生きていて上も下も無いのに、うっかり自ら自分自身をすり減らし軽んじてしまう事ってある。しんどければ立ち止まって良い、至らない時はやり直しても良いんだよね。ドードーみたいなお店、あるといいのにな。
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ニコぴよ
白熊さん九州に赴任。地方では地元民の見えないしがらみや地域職域の線引きがあり、馴染みきれないでいるので、白熊さんは元気がない印象。カルテル疑惑も見えダイロクメンバー合流するが、距離を感じる気持ち少し分かる。小勝負さんの出生が読み手に明かされ、白熊さんにイチイチ棘ある理由も見えてきた。でも放っておけないのは無自覚の想いがあるのかも。上司評価により東京本局に戻ったことからも続編あるのか、如何様にも動ける締めかたなので、気長に待ちたい。
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ニコぴよ
『あなたが わたしの 命の ものがたりに、いてくれたこと。それが、わたしの いちばんの たからもの』フワリと心に拡がり、じんわり温かくなる言葉たち。丸いフォルムの動物たちの可愛らしさにも、心和む。1日の終わりに、そっと静かにページをめくりたい一冊。大切な人に贈り物にしても良い絵本だと感じる。おススメです。
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ニコぴよ
美しいイラストに助けられて読めます。思春期で女人への煩悩にあらがう2人の稚児。瑠璃光が前世で因縁の女人であるらしき瀕死の白い鳥を抱き、吹雪の中凍える身をかえりみず一心に経を唱えるシーンは、読みながら作中のイラストより更に、幻想的な美しいイメージとして想像のスクリーンに湧き上がるのを感じた。
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ニコぴよ
戦後すぐの瀬戸内の島が舞台の“日本版スタンドバイミー”と後書にある様に、まさしく少年の成長記。お遍路さんの死体発見、同級生との喧嘩、母や離れて暮らす父への反発、憧れの上級生への想い。戦後の混乱と人々の動き、暮らしや地域行事がイキイキと感じられた。自転車チキンレースにはドキドキした。美樹さんからの手紙とプレゼント、書かれた絵は美樹さんからの想いに甘酸っぱくなる。表紙の宇野さんのイラストが、読後にピッタリだなぁとじんわり気づく。
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ニコぴよ
ネタバレ他所蔵で読んでいたが、ヨハンの天使の微笑みと悪魔的冷淡さを、再確認。理瀬の父が学園で過ごした学生時代のこと、黎ニと麗子の関わり、聖の苦悩についてが細やかに表現されていて、富裕故の闇を独自の世界観の中に見る。聖を護る高橋先生、クールでカッコいい‼︎ 学園を去ったあと、何かと不穏な事件に巻き込まれる理瀬、今回もまた底知れない冷静さを見せるが今後もまだまだ安全な暮らしは出来ない予感がチラリ。理瀬シリーズはやはり学園内が舞台のものが好きだなと思うが、もうエピソードは無いのだろうな。
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ニコぴよ
猫村さんの素直な優しさがかわいい。 尾仁子お嬢さんが心配で心配で集会を見に行って、久に喰らいつこうとしてるお嬢さんを、必死に守ろうとする猫村さん‼︎ 真剣な姿がまた可愛い。必死に守って翌日発熱しちゃうのもまた、胸がキュウっとなる。猫村さんの想いの熱さは、尾仁子さんにも伝わってるよ。猫村さんの柔らかく優しい口調と、鼻歌でごきげんモードが大好きです♫
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ニコぴよ
巡回図書バスの物語に、軽めのミステリーも絡む。利用者の行動の不可解を、他の利用者や休日に入ったお店がきっかけで明かされていく。図書館も多くはなく書店も減る中、本を気軽に手に取り選べることは、幸せなことだと改めて感じる一冊。めぐりんは、移動図書館ならではの制限もあるが、職員と利用者達の交流が楽しく、巡回の日を心待ちに楽しむ事が、読書への深い味わいをもたらしてくれているのだと感じる。読書を通じて交流する空間、イイな。
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ニコぴよ
老夫婦の繁盛喫茶店と、店を手伝う孫視点の物語。主な登場人物はみんなイイ人、でもその知人がいい人とは限らない。現実の世界もそうだなと入り込みやすい。身近な人の言動に悩み傷ついたり、自分の本心を飲み込んだり。けど、前を向いて歩いていたら、しあわせになるよという希望のベースが感じられる。読み終わるとミルクセーキとナポリタンが食べたくなる。
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ニコぴよ
17歳の私が目覚めると45歳の私になってる時空もの。驚きつつ今出来ることを懸命にやる真理子。生徒達からの慕われ方や卒業生の「これからも先生に何かあったら迷わず助ける」「先生が結婚する時悔しがるヤツ結構いた」とはなかなか、好い先生だったんだね。新田くんの告白に、あれれ?と初登場から読み返すと、記憶は無いけど胸の奥に微かな痛みを自覚してる真理子、身体は新田くんの存在を覚えいたのね。17歳の心に42歳の身体というバランスの答えはここだったのか。フォークダンスのシーンはキュンとした。
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ニコぴよ
転生ホラーエゴ物語。不倫の始まりかけに逝った女が何度も転生し、不倫相手に逢おうとする。2人の結びつきは浅く想いに深みが無く、瑠璃の転生への執着心が違和感であり奇妙なホラーになってしまってる。3度目の転生で再会するが7歳と55歳、恋心があるゆえに身体年齢がグロテスク。幸せな未来は想像できずハッピーエンドとも言えず。瑠璃以前の人格の人生目的や恋愛が犠牲になるので、エゴの醜さを終始感じた。瑠璃と三角の恋の犠牲になる短命な“るり達”が哀しい。生まれ変わりの恋が美しいのは、双方が転生して廻り逢えた場合なんだろうな。
ともこ
2024/04/17 10:53

ニコぴよさんのさんざんなコメント・・全く同感です!(^-^)v

ニコぴよ
2024/04/17 22:12

ともこさん、コメントありがとうございます♪ 著者の方自身が、生まれ変わって出会うことをドラマチックで素敵なことだとは思っていないから、誰もがしあわせにならない展開にあえてしたのかなと、ふと感じました。

が「ナイス!」と言っています。
ニコぴよ
「おはようおかえり」子供の頃、近所のご高齢の女性が、出かける時にそう声かけしてるのを耳にする事あったな。舞台は北大阪、北摂地震が出てくるが、小梅が地震直後の停電の町を梅田まで歩く場面は徐長すぎ。小梅が手にした曽祖母の手紙の内容が衝撃的で、え❓ここからミステリー展開かと思いきや、連れ合いの浮気に悩んだ末の女の腹の括り方を見せられた。昔の女性の芯の強さは、現代女性には片鱗も残ってしませんわね、おばあちゃん。国籍問題に性的マイノリティの件、将来への不安に希望と、盛り込みすぎて、ちょっと消化不良な結末に感じた。
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ニコぴよ
結婚、母になる、仕事、どう生きる❓ それらの答えは無く、正確もないのは理解しているけど、これでいいのかと自問は続く。登場人物がクロスするように、次の物語に居ることが面白い。『残欠』が壮絶だった。アルコール依存症とは、こんなに辛く大変なものなのか、本人も家族も。飲酒ありきの思考こそ、依存症なのだと知る。いつも優しく穏やかに相手を受け入れるようで、潔癖に相手を立ち入らせないと感じていた夫に、お酒無しに気持ちをぶつけたことで、表面だけではない関わりを創っていける予感が微かに見えたことにホッとする。
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ニコぴよ
どうしても嫌いな人、この人は分かりやすく嫌な要素満載です。感情優先、全体を見ない、目先の事しか見てないので、今後このカフェは潰れるだろう。ここまで分かりやすくなくとも、職場の人を嫌いと感じるのは、しんどいしキツい。互いに努力しても噛み合わないのではなく、努力がこちらの一方通行なら、不毛な関わりから立ち去るのも善なのですよね。
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ニコぴよ
カフェ店長から給食調理師に転職のすーちゃん。この保育所がまた、人のぬくもりがあってイイ所なんだなあ。どろんこハリーごはんに、きゅうりのハリネズミ、大きな鏑スープ、愛がこもってて美味しそう。好き嫌いも給食食べないことからま、子どもひとりひとりの気持ちの下のきらめきを感じるすーちゃん、土田さんにもすーちゃんのきらめき届いてますよ。『それでよかったと思う生き方をすればなんともないのよ』みどり先生から言われたら、スルンと胸に収まります。
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ニコぴよ
原田知世との対談のところのみ、読了。『時をかける少女』の撮影時の話が良かった。たったの28日で撮影をしたこと、角川春樹が惚れ込み今この一瞬を切り取り残したいとポケットマネーから製作費を捻出したのでかなり低コスト作品だったこと、撮影順の秘話やラストの各シーンカット直後に原田知世が主題歌を歌うコミカルな映像を撮ったエピソードなど、そんな感じだったのかと興味深く感じた。憧れだった知世ちゃんと高柳くんがその後も仲良くしてる話も、なんだかイイなと思った。2人にとっても良い作品だったんだなあ。
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ニコぴよ
一緒に出かけたりはしないけど、姉ちゃんと僕は仲良し。実ある会話でもないけど、順平は姉ちゃんとの会話でおんなの生態の一部を見てるよね。このどうでもいいようなおしゃべりをする、姉弟ってのが楽しい。
空猫
2024/04/07 06:43

ニコぴよさん。ナイスありがとうございます。

ニコぴよ
2024/04/07 08:00

空猫さん、こちらこそありがとうございます♪ 僕の姉ちゃん、気負わずクスリと笑えますね。

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ニコぴよ
みけねえちゃんシリーズ。ともくんの名前の由来、かあちゃんの大好きと、とうちゃんの大好きの両方がいっぱい詰まってる。だけど一人親のかあちゃんは、とうちゃんの事はまだ話せない、思い出すだけで辛く涙が止まらないのが切ない。6ページのみけねえちゃんが走る姿と、真剣なまなざしが、なんとも可愛くて仕方がないです♫
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ニコぴよ
美しくかわいい白猫さんが表紙。イスタンブルのワン猫を、日本人学校の、愛と未来が探す物語。白くて小顔で可愛い顔立ち、オッドアイで泳ぐのが得意なワン猫、国外持ち出しは禁じられてるそう。初めて知りました‼︎ 多様性を認めあうという言葉があちこちで使われるけど、作中で愛が「日本では思ってることをそのまま言えない。へたなこと言うと後がこわい」と口にする場面にズキンと胸が痛んだ。本当に多様性を認めあう未来になって、自分たちがいいと思える場所を作っていけるといいね。
が「ナイス!」と言っています。
ニコぴよ
過去の誘拐事件の関係者にインタビューするライター目線で読み進むと、被害者の母京子の精神状態から不穏な展開が匂う。娘の無事を信じることでのみ自我を保つすべがなく、“愛情”を凍結させて生きるしかなかったのであろう。何の交渉もない誘拐事件、親の辛さは理解出来る。戻ってきた娘の成長を戸惑いつつ味わえる母に成長出来ていれば、こんな展開にはならなかったはず。事件後、これで沙恵を心配しなくて済むだろうからホッとしたという京子のセリフにゾワゾワした。本当の意味で諦めない女である、沙恵の強さが救いの物語だった。
が「ナイス!」と言っています。
ニコぴよ
東京のホテル図鑑、もちろん東京の全てのホテルではなく一部なのだけど写真ではなく、水彩スケッチで見るのが新鮮です。格式高いホテルのどっしり重厚なインテリアもいいけど、小ぶりな今どきホテルも素敵。コンパクト空間を機能的に使った部屋の平面スケッチを見ながら、この窓辺の椅子に座ってボーッとすごすのも良いな、などと想像が膨らみます。
が「ナイス!」と言っています。
ニコぴよ
前作から一足飛びに“私”が家庭を持ち母になってる。仕事柄もあり本に対する静かで深い情熱は冷める事なく続くことを、確信した一冊。正ちゃんもお母さんになり、2人の再会の会食シーンが微笑ましい。太宰治の辞書とは❓ほほー、そういう視点かと面白くなる。『女生徒』はほのぼの可笑しみある作品だが、ロココかあ、ロココねえ。円紫さんとの会話が少なく残念、でも安定感のある切れ味。昔の書籍の追跡の方法に驚くのと、足取りがすごい。謎を流さずに目で確かめる、私の行動力がすごいものだなと感心する。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/03/01(73日経過)
記録初日
2024/03/01(73日経過)
読んだ本
88冊(1日平均1.21冊)
読んだページ
21685ページ(1日平均297ページ)
感想・レビュー
62件(投稿率70.5%)
本棚
54棚
自己紹介

のんびりペースで本を読むことが好きです😊 通勤読みが基本形。

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