表紙のインパクトに釣られて読んだらなるほど復讐系なのね。絵が好きだな。冒頭の真里のドジっ子ママかわいいねと思ったら早々にいなくなってしまい辛い。復讐ではあるのだけども真里亞は基本淡々としていて小和瀬が死んだ時も桐崇のことしか考えてない様子だったのでスカッとするというよりどこに着地するんだという不安が強いな。最終的には諦一郎と対立することになるんだろうか。だとして岡谷らが救済なり改心なりしたとして読む側として納得できる気はしないんだけど。真里亞は復讐を果たしたら自殺しそうな雰囲気があるが大丈夫なのかな。

家族六人そろって記憶喪失。これからどうするんだとなるけどそれはそれとして日常はあるもので家族関係のごたごたも置いといたまま日常を過ごさざるを得ないのもどかしいな。それぞれ鍵付きの個室があるくらい家族仲は良くなかった雰囲気なのにどうして六人で車に乗って事故に遭うんだろう。一巻では翼と中嶋の話という様子だったけど結局翼がサッカー辞めた理由は分からないまま二人が仲良くなっていて笑う。中嶋、翼に裏切られて並々ならぬ感情があるんだろうに仲良かった頃の振る舞いをされると許しちゃうの大丈夫かと心配になるな。

先生しれーっと復活している。怪異に死が訪れないとは言ってたけどこんな早くに復活するんだ。こっくりさんは怪異の中では弱い判定らしく女子生徒に憑いて現れる。青もコトネみたいに吹っ切れることができたらもっとなんかできたんじゃないかとおもってしまい。タイトルの八月九日も回収されたもののどうやって終わるんだろう。ループモノであるらしいけど怪異たちの記憶は失われない様子。話、描きたいが先行しているようでなかなかついていくのが難しくなってきたなと感じる。

両親の再婚で義理の姉妹になった二人が料理を通して距離を縮めていくお話。一巻終わった時点でも仲良くなってるねと思うものの名前を呼ぶときに敬称が付いてるのもありまだ距離を感じる。あやりの方がしっかりしているように見えるけど読んでいくと動揺しやすかったり不器用な面が見えてきてそういう部分をサチが受け入れるというか許容してくれる場面などがあり姉妹になっていくんだなというのを予感させてくれて良い。一巻だと生ハムサンドが何回読んでも食べたくなっちゃうな。生ハムぎちぎちのバゲット想像するだけで涎止まらん……。

新たなヒロイン栄逢と薬膳が加わってさらにわやくちゃ。栄逢は今までと違って気難しそうなヒロインだという印象だったけど愛城の歩み寄りで心を開いてくれたのが良かったなぁ。初めてのデートがまさかお付き合い前のヒロインとは……。プールも公園もみんなで行ってたのでサシでデートできる機会はこれからあんまりないのかもなと不安もあり。みんなでわちゃくちゃしながら各ヒロインの見せ場もちゃんと作ってくれるのでみんな好きだ……となる。ヒロインの中でもヒロイン力が高い花園の夢が叶ってよかったねと思ったらラスト突然なに……？

表紙のインパクトに釣られて読んだらなるほど復讐系なのね。絵が好きだな。冒頭の真里のドジっ子ママかわいいねと思ったら早々にいなくなってしまい辛い。復讐ではあるのだけども真里亞は基本淡々としていて小和瀬が死んだ時も桐崇のことしか考えてない様子だったのでスカッとするというよりどこに着地するんだという不安が強いな。最終的には諦一郎と対立することになるんだろうか。だとして岡谷らが救済なり改心なりしたとして読む側として納得できる気はしないんだけど。真里亞は復讐を果たしたら自殺しそうな雰囲気があるが大丈夫なのかな。

お菓子を作ったり思いを馳せたり。巻の区切りの話で遭遇したのが今回は魚とそれを管理する機械だった。もう人間は出てこないんだろうか。共感することで意思の疎通が取れているような気がするだけなのかもな。ユーリがぼんやりふわっとした疑問を投げ付けているだけに見えて実は色々考えてるのかもしれないし見た目通りそんなことはないのかもしれない。私からはチトの感覚が普通に思えるけどユーリの言うように全部が危険だったらいちいち不安に感じる方が億劫だろうし逆に大丈夫に思えてくるのかもしれないなとも思い。