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2024年4月の読書メーターまとめ

△土器土器ぴらみっど▼
読んだ本
11
読んだページ
2445ページ
感想・レビュー
11
ナイス
85ナイス

2024年4月に読んだ本
11

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

△土器土器ぴらみっど▼
ネタバレ「それで、その後は?」「早く続きを!」と言いたくなってしまう様な面白さ。これは恐らく物語の序盤なのでしょうなあ。。いや、序盤にも満たないような…メモ書き程度のものだったのかも。未完なのがとにかく悔やまれる。『さまざまな父』…安部公房の作品でこういう毒親染みた人物が出て来るのはかなり珍しいのでは。主人公も言っていたように、後半の父はかなり不気味。その先が読みたかった。泣 安部公房ファンが同人誌的に、各々続編を書いて見せ合いっこしたら楽しそうですね。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年4月の感想・レビュー一覧
11

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西村氏は以前小説関連の対談動画で拝見したことがあり、「えっこの人作家!?何だか物凄く偏屈そうな、でも面白そうな人だなあ…」と驚いたものだけど、小説を読んでみても主人公の寛多は全くもって西村氏のイメージまんまであり、最初から最後まで楽しませて貰った。私は特に『二十三夜』『悪夢──或いは「閉鎖されたレストランの話」』が好きで、『悪夢〜』は段々と状況が把握できてくると私小説(風)以外にこんな話も書ける方だったのだなあと、著者の作品初読みにしてその才能を垣間見ることができた。
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私の中で今回は“スピード”“速さ”というワードが目立った。もう少し気分が落ちている時に読んだ方が入り込みやすかったかも?
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ネタバレ登場人物達に愛着が湧いて、読み進める程に寂しさが増していって、読み終わってしまうのがこんなにも惜しくなる本はいつぶりだろうか。。てっきりSFだと思っていたけどSFじゃなかったな〜と思いきや、後半で若干のSF風味。ちなみに今日子は丁度私が子供の頃に憧れていた世代のお姉さんで、「ポケベル!」「ルーズソックス!」「ストII…かな!?多分」とピンと来るネタが多かった。また1人好きな作家が増えそうな予感。装丁イラストもとんでもなく素晴らしい✨
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“16度の詩”“かるたの詩”“椅子の詩”“神隠し”“夏至の詩”“梅雨前線の詩”が特に好きで絵にしたら面白そうな詩もあったし、それ以外の詩でも「あっここ良いな」ってフレーズがいくつもあった。
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青光園でのエピソードなど、前半が特に面白かった!世の中に色々な物語がありふれているから、どんでん返しに関しては「あ〜〜〜〜、なるほど」とそこまで驚きはなかったかも。。“○○でグレードアップされてるんだ”(p233)という考えが楽しい😂
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『最強のエコロジーは人間がゴミを食べることです』が面白かった。あと、虎次郎が可愛かった。『プリーズ・イート・ミー』が好きと言うより、取り敢えず虎次郎が良かった。右脇腹から夏野菜って;;“脛からカイワレ大根”(安部公房『カンガルー・ノート』)から着想を得たのかな!?全体的に『△が降る街』と比べてしまうと私はちょっといまいちだったかな。。
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ネタバレさ、爽やか…!歌で例えたら光永亮太『always』みたいな。読みながら思い出した、懐かしい…『ハミングライフ』は『白線流し』だし!(観たことはないけど)こういうのロマンがあって本当に素敵。。中村さんのイラストもチャーミングだったし、解説が長嶋有さんというのも良かった。
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面白かったー!所謂世間一般で“クズ”と呼ばれる様な人物が、主人公を始めとして登場する。こんな風に性にだらしないのは解せないけど、この2000年代のサブカル映画みたいな雰囲気が好き。思わず笑いが漏れてしまう様な会話もあったし、ある展開が起こった時に周囲から「悲しいか」と問われ「悲しくない」と答える主人公に共感できてしまった(!)。タイトル、著者名、カバーイラスト、帯で「これ絶対面白いやつじゃない?」と直感で購入したけどやはり間違ってなかったね。
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ネタバレ藤野さんの周りの方々の不思議な体験談。全体的に見るとあまり怖くはない。が、映画館に入ったら何故か別の映画が上映された話がかなり好みだった!あとはまちこちゃんの心霊写真の話、コナンの人影の話がなかなか怖くて良かった。今まで数々の心霊現象に見舞われて来た人や普段から怪談話を良く見たり聴いたりする人には物足りないかもしれないけど、その3つはおすすめ。
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ネタバレ2つの世界の繋がりにびっくり。ええ〜!でも、一体人物達は何処で鉢合わせるのか。まさか夢の中じゃないでしょうね…もしそうだったら「またかよ!お決まりのパターン!」ってちょっと思っちゃうかな。。
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ネタバレ「それで、その後は?」「早く続きを!」と言いたくなってしまう様な面白さ。これは恐らく物語の序盤なのでしょうなあ。。いや、序盤にも満たないような…メモ書き程度のものだったのかも。未完なのがとにかく悔やまれる。『さまざまな父』…安部公房の作品でこういう毒親染みた人物が出て来るのはかなり珍しいのでは。主人公も言っていたように、後半の父はかなり不気味。その先が読みたかった。泣 安部公房ファンが同人誌的に、各々続編を書いて見せ合いっこしたら楽しそうですね。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/08/03(4300日経過)
記録初日
2011/05/08(4753日経過)
読んだ本
433冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
109799ページ(1日平均23ページ)
感想・レビュー
235件(投稿率54.3%)
本棚
3棚
血液型
AB型
自己紹介

純文学、不条理文学、お仕事小説、SF、ホラー要素(こてこてのホラーではなく)があるものが好物です。

好きな作品

・安部公房全般
特に『密会』『燃えつきた地図』『第四間氷期』『カンガルー・ノート』『飛ぶ男』

・村田沙耶香全般
特に『しろいろの街の、その骨の体温の』『ひかりのあしおと(ギンイロノウタ収録)』『地球星人』

・道尾秀介『向日葵の咲かない夏』

・小山田浩子『工場』『穴』『庭』他

・吉村萬壱『ボラード病』

・小砂川チト『家庭用安心抗夫』

・村崎羯諦『△が降る街』

・津村記久子『この世にたやすい仕事はない』『とにかくうちに帰ります』『サキの忘れ物』

・西崎憲『病院島の黒犬。その後』『影の物語(“世界の果ての庭”収録)』

・波木銅『万事快調〈オールグリーンズ〉』

・静月遠火『真夏の日の夢』

・長嶋有『ぼくは落ち着きがない』

・西加奈子『ふくわらい』

・藤野可織『ドレス』

・小川洋子『博士の愛した数式』

・辻村深月『凍りのくじら』

・村上春樹『貧乏な叔母さんの話』、『図書館奇譚』、『1973年のピンボール』他

・乙一『SEVEN ROOMS』

・松田青子『スタッキング可能』

・本谷有希子『私は名前で呼んでる』『いかにして私がピクニックシートを見るたび、くすりとしてしまうようになったか』

・山本文緒『夏の空色』

・今村夏子『こちらあみ子』

・太宰治『人間失格』

・柞刈湯葉『横浜駅SF』


▼以下は以前好きだった小説のうちいくつかですが、大分前に読んだ為すっかり内容を忘れてしまいました。。


・野崎まど『小説家の作り方』『[映]アムリタ』『2』

・柴村仁『プシュケの涙』

・峰月皓『俺のコンビニ』

・安土敏『小説スーパーマーケット』


基本的に、いかれた小説が好きです。
迷宮系も◎。
ホラーは異形頭やマネキンが動き出したりするものに魅力を感じます。西洋の甲冑も良い。。あとはサイレントヒルのロビー君の様な不穏な顔の着ぐるみとか、、最近はミャクミャク様にときめいています。👁

その他美術、精神医学、ちょっとした数学系の本等を読みます。

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