読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

Shoko
読んだ本
10
読んだページ
1990ページ
感想・レビュー
10
ナイス
425ナイス

2024年3月に読んだ本
10

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • hai_chi__zu

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Shoko
図書館本。上間陽子さんは初読み。若い頃の辛い離婚経験、幼い日の祖父母との暮らし、妹との別れ。沖縄で暮らす=基地とともに生きなければならない理不尽。調査で出会った沖縄の女性たちの過酷な生活や生い立ち…。たくさんの痛みや怒りをその胸に抱え、著者は一時言葉を失う。幼い娘と過ごす ごく普通の日常から、沖縄の問題を伝えたいという思いで書かれた本書では、著者の娘の風花ちゃんの素直で可愛らしい言葉だけが救いだった。その娘が毎日飲む水が汚染されていると知った時の衝撃はどれほどだっただろう…。→
コーラ
2024/03/26 20:14

すごい😣レビューだけで畳み掛けられるような苦しさを感じます。こういうジャンルは普段避けがちですが、読まなければ知らなければという使命感がふつふつと沸きました。震える手でポチッたいかせてもらいます(笑)

Shoko
2024/03/26 22:18

コーラさん、読むの辛いかもしれないですが、著者から海を受け取る仲間が増えるのは心強いです!コーラさんの良き時に、ぜひ♬ 関心を持つ人が増えること自体、計画を推し進める側からすれば嫌なはず…と、私はとりあえず、めぼしいXアカウントのフォローしてみました(・・ゞ

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

Shoko

『百年の子』、『原爆供養塔』が印象に残った2月。あっという間でした…。杏さんはトリミングをしてもらってスッキリ!!(`・ω・´)2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/278572/summary/monthly/2024/2

『百年の子』、『原爆供養塔』が印象に残った2月。あっという間でした…。杏さんはトリミングをしてもらってスッキリ!!(`・ω・´)2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/278572/summary/monthly/2024/2
コーラ
2024/03/03 22:33

杏ちゃん、すっきりしましたね😊ダウンベスト?を着せられてるのが、shokoさん家族の愛情を感じる♡今月もよろしくお願いします!

Shoko
2024/03/04 05:49

コーラさん、今月もよろしくお願いします♬ここのところ、また、寒くなりましたよね❄️ダウンベスト必須ですo(^-^)o

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
10

Shoko
図書館本。上間陽子さんは初読み。若い頃の辛い離婚経験、幼い日の祖父母との暮らし、妹との別れ。沖縄で暮らす=基地とともに生きなければならない理不尽。調査で出会った沖縄の女性たちの過酷な生活や生い立ち…。たくさんの痛みや怒りをその胸に抱え、著者は一時言葉を失う。幼い娘と過ごす ごく普通の日常から、沖縄の問題を伝えたいという思いで書かれた本書では、著者の娘の風花ちゃんの素直で可愛らしい言葉だけが救いだった。その娘が毎日飲む水が汚染されていると知った時の衝撃はどれほどだっただろう…。→
コーラ
2024/03/26 20:14

すごい😣レビューだけで畳み掛けられるような苦しさを感じます。こういうジャンルは普段避けがちですが、読まなければ知らなければという使命感がふつふつと沸きました。震える手でポチッたいかせてもらいます(笑)

Shoko
2024/03/26 22:18

コーラさん、読むの辛いかもしれないですが、著者から海を受け取る仲間が増えるのは心強いです!コーラさんの良き時に、ぜひ♬ 関心を持つ人が増えること自体、計画を推し進める側からすれば嫌なはず…と、私はとりあえず、めぼしいXアカウントのフォローしてみました(・・ゞ

が「ナイス!」と言っています。
Shoko
冠婚葬祭をテーマにした4つのお話が入った短編集。中島京子さんの小説は、主人公たちにとっては事件や変化が起こってるんだけど、それがいかにもありそうだったり、些細な(小説で描くには)ことだったりする。でもそれをちょっと変わった視点で描かれるところとか、登場人物の反応とか言うことが面白くて、癖になる。この短編集の中では「婚」をテーマにした『この方と、この方』が面白かったー。30年もの間、知る人ぞ知る優秀な「お見合いおばさん」として生きてきた68歳のマサ枝さん。だがお見合い自体が過去のものとなろうとしている→
Shoko
2024/03/23 16:48

→現在、一度は引退を決めたマサ枝さんの元に、2枚の見合い写真が持ち込まれるところから物語が始まるのだけれど、引退試合として輝かしい幕引きを!と気合の入るマサ枝さんの心臓に悪いことが次々と起こり…。さすがの見る目!お疲れ様でした!と拍手を送りたい。

が「ナイス!」と言っています。
Shoko
図書館本。現代版「絵本 御伽草子」シリーズの『付喪神』文・町田康、絵・石黒亜矢子。町田康というお名前だけは知ってましたよ、私でも。こんなぶっ飛んだお話なの!?「付喪神」って。ビーム出ちゃってるし、SFみたい。ところどころ吹いちゃうくらい面白かった。ルンバの動きする神様想像したら🤣絵本で町田康デビュー出来たのは嬉しい♬石黒亜矢子さんの絵もピッタリでした!
が「ナイス!」と言っています。
Shoko
「はじめに」で「四角な歴史ではなく、身近な昔話が描ければ」とある。彰義隊の絵物語。小沢信男氏の解説に「少年たちの心情が、苦悩も夢も明朗さもふくめて、殆ど他人事ならず胸に沁みました」とあり、まさにそうだなと思った。出処進退の心得、つまりは要領のある大人たちは逃げのび、血気盛んで経験が浅く、深慮遠謀などするべくもない十代の少年たちは命を落とした。上野戦争についても彰義隊についても、ほぼ知識ゼロの状態で読んだけれど、時代の狭間で翻弄され、悩み考えて、生きた彼らのことは記憶に残るだろう。
が「ナイス!」と言っています。
Shoko
杉浦日向子さんのエッセイは読んだことがあったけど、漫画は初めて。解説にあったように「江戸の息づかい」を感じられた。著者の描く江戸の男性たちが、なんとも魅力的。「夏草とリボン」の吉蔵も「鏡斎まいる」の鏡斎も良い。『合葬』も入手したので、続けて読もう。
が「ナイス!」と言っています。
Shoko
ネタバレなんでこんなに面白いんだろう?著者の数々のエッセイを読んできたので、(異常な)妄想癖は承知の上で、むしろそれを求めて読んでいるところがあるのだけれど、今作でも、また肩を震わせながら読んで、家族に不思議そうな顔で見られてしまった。「私のような性質の人間は、女性を自分の脳内で勝手に女神にしてしまう。そのためのきっかけは世界の至るところにある。」という通り、ほむほむにかかると、「いつも薄着ですね」という一言が愛の告白に聞こえてしまうのだ。よく今まで生きてこられたなぁと解説の人と同じ所感をもつ。
が「ナイス!」と言っています。
Shoko
図書館本。作中作「おはぎ屋春子」という漫画の作者 ツユクサナツコが主人公。コロナ禍マスク生活。一緒に暮らす父や、亡くなってしまった母、勤め先のドーナツショップの同僚やお客さん…。人との会話やニュースなどに触れ、漫画にして綴る日々の中での気づき。「子供に笑いかけるんは 大人にできることの最大のええことやのに」「数字が減ったゆうて喜んでも、亡くなった人はおるのやし」「人生で大切なことって、帰りたいとこに帰れることや」「この世には茶化してはいけない背中がある」。意外なラストに衝撃を受ける。ナツコの作品は→
Shoko
2024/03/12 21:55

→周りの人たちの心に寄り添って、気付きを与え続けてくれるのではないかと思う。

が「ナイス!」と言っています。
Shoko
読みはきっと、“せいこ”だと思うけど、名前の字が同じで、なんとなく主人公に親近感を覚えながら読み進めた。主人公の宇藤聖子は、週3回、会計事務所にパート勤務する主婦。哲学科に通う大学院生の一人息子はすでに巣立ち、ライター?の夫と平穏な二人暮らしをしている。そんな聖子に思いがけぬ出会いが次々と起こり…。中島京子さんの作品を読んだのはこれで5冊目。自分より少し上の世代の主人公だけれど、こんな風な感慨を覚えるようになるのかしら…と思ったりして。「50になっても、人生はいちいち驚くことばっかり」。良い物語だった。
が「ナイス!」と言っています。
Shoko
ネタバレ図書館本。再読。みんなに揶揄われて、脱ぎたくても脱げない帽子にうんざりしているハリネズミが言う「ぼうしにきまってる。さむけりゃ みーんな ぼうしをかぶる。しらないのっ?」に苦笑い。ハリーの帽子が羨ましくなった他の動物たちが、思い思いの帽子をかぶって狂乱する様子はふるってる!リサの唖然とした表情も。ほのぼのと楽しい気持ちになれる大好きな絵本。
が「ナイス!」と言っています。
Shoko
図書館本。著者の本は初めて読んだ。とても面白かったし、考えさせられた。著者は社会学者で、フィールドワーク、インタビューをして個人の歴史の聞き取りをしたり、沖縄の生活史を調べたりするのがご専門のよう。他にも小説家としての顔も持つようだ。この本は、著者がフィールドワークで出会った人や友人、家族から聞き取ったエピソードや言葉が、タイトル通り、断片的に並べられ、それについて著者が思うことを述べたり述べなかったりするエッセイ。思い当たることが多くて、また、自分でも気付いていなかった自分の気持ちを代弁してくれるかの→
Shoko
2024/03/03 17:07

→ような箇所もあって、なんだか泣けてくる。自分が思う正しさを押し付ける暴力。では発言しない方が良いのか?でも著者はこうも言う。「私たちは、私たちの言葉や、私たちが思っている正しさや良いもの、美しいものが、どうか誰かに届きますようにと祈る。社会がそれを聞き届けてくれるかどうかはわからない。しかし、私たちは、社会に向けて言葉を発し続けるしかない。それしかできることがない。あるいは少なくともそれだけはできる。」今も惑う著者と一緒になって考えていきたい。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/10/30(4199日経過)
記録初日
2012/06/24(4327日経過)
読んだ本
1587冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
277630ページ(1日平均64ページ)
感想・レビュー
1548件(投稿率97.5%)
本棚
281棚
性別
血液型
O型
自己紹介

読書記録のために始めた読書メーターですが、最近は、皆さんの感想を見て、読みたい本がどんどん増えていきます!

読みたい本を探すのも、本を読むのも大好き(^^)
いろんな本を幅広く楽しみたいと思っています♬

お気に入り登録については、共読の数など参考に、登録させていただいたりしています。
どうぞ、よろしくお願いします!

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう