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2024年4月の読書メーターまとめ

軍縮地球市民shinshin
読んだ本
6
読んだページ
1332ページ
感想・レビュー
6
ナイス
144ナイス

2024年4月に読んだ本
6

2024年4月のお気に入り登録
2

  • 小林涼太
  • TSUTIYA

2024年4月のお気に入られ登録
2

  • 小林涼太
  • TSUTIYA

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

軍縮地球市民shinshin
1931年に勃発した満洲事変を「日本の侵略」として切って捨てるのではなく、日露戦争後の1906年からの長期的な視野によって新しい視点から考察する、というのが本書のコンセプト。元の本は『英米世界秩序と東アジアにおける日本』(錦正社)というもので著者の博士論文。2段組みで896頁という大著。こちらは未読だが本書はたぶんその簡約版。まぁ広い視野に立って見るというのは大事だが紙数が足りなかったのか、どうも個々の事象がどう関連しているのか説明が足りなく、単なる事実の羅列としか思えないところもあって、それが残念。
軍縮地球市民shinshin
2024/04/17 08:48

第4章が満洲事変について直接扱っており、ここを読むと関東軍の暴走だけではなく、中華民国側の意思も統一されておらず(当時は内戦状態だったのだから仕方ないといえば仕方ないが……)、それが双方に悪影響を及ぼした、ともいえる。ただ歴史事象の原因をどこまで周囲に拡大させるのか、過去までさかのぼるか、によってそれを起こした機関や人物を「免責」させてしまうので―今回のウクライナ戦争のプーチンなんかそうだが―、そこが一番難しいところである。当時の国際連盟が公式に批判しているので、日本にとっては分が悪い。

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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

軍縮地球市民shinshin

2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:2735ページ ナイス数:249ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/292926/summary/monthly/2024/3 結構読んだぞ。特に後半。

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2024年4月の感想・レビュー一覧
6

軍縮地球市民shinshin
う~ん、結局何が言いたいのかイマイチよく分からなかった。
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軍縮地球市民shinshin
斯波家長との激闘を制し、時行たちは鎌倉を再度奪還!後半は鎌倉での生活の話になる。
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軍縮地球市民shinshin
和本の構造が細かく知ることが出来、前近代の本がバラエティに富んだものであったことがよく分かった。近代の本も特に明治期は和装と洋装が入り交じり、現代よりも多様な装幀の本があったことを知ることが出来た。昔の人はどういったスタイルで読書をしていたのか、本を入手していたのか、意外と明らかになっていないらしい。国文学研究資料館の一般向け公開講座を活字化したもので、です・ます調で書かれていて読みやすい。
が「ナイス!」と言っています。
軍縮地球市民shinshin
1931年に勃発した満洲事変を「日本の侵略」として切って捨てるのではなく、日露戦争後の1906年からの長期的な視野によって新しい視点から考察する、というのが本書のコンセプト。元の本は『英米世界秩序と東アジアにおける日本』(錦正社)というもので著者の博士論文。2段組みで896頁という大著。こちらは未読だが本書はたぶんその簡約版。まぁ広い視野に立って見るというのは大事だが紙数が足りなかったのか、どうも個々の事象がどう関連しているのか説明が足りなく、単なる事実の羅列としか思えないところもあって、それが残念。
軍縮地球市民shinshin
2024/04/17 08:48

第4章が満洲事変について直接扱っており、ここを読むと関東軍の暴走だけではなく、中華民国側の意思も統一されておらず(当時は内戦状態だったのだから仕方ないといえば仕方ないが……)、それが双方に悪影響を及ぼした、ともいえる。ただ歴史事象の原因をどこまで周囲に拡大させるのか、過去までさかのぼるか、によってそれを起こした機関や人物を「免責」させてしまうので―今回のウクライナ戦争のプーチンなんかそうだが―、そこが一番難しいところである。当時の国際連盟が公式に批判しているので、日本にとっては分が悪い。

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軍縮地球市民shinshin
伊勢新九郎盛時は焼津代官所を退いても隣の廃寺に文書を持って8年間も引き渡さなかった今川新五郎範満方の代官を武力で追い出す。これが新九郎の初陣。一方、京では9代将軍足利義尚が近江守護六角行高を討伐するために自ら出陣していた。寺社領を押領することをやめない六角に対して親征することで将軍権力を回復する意図があったと言われている。しかし管領細川政元は将軍自らの出陣に冷ややかだった。この影響は駿河にも波及し、以前に大御所足利義政から駿河守護職に認められていた今川龍王丸に守護を返還しない新五郎方に動揺が走る。将軍の命
軍縮地球市民shinshin
2024/04/14 10:08

に逆らうと幕府軍に攻められるかもしれない可能性が出てきた。この空気をうまく利用して新九郎は、龍王丸と新五郎の直接対面を成功させる。龍王は暗愚ではないと見抜いた新五郎は家督譲渡を認めるような発言をしていたが直後に結核が重くなって倒れてしまう。この事態に新五郎方は家老の福島修理亮が中心となって、新五郎の養子、小鹿孫五郎範慶を新五郎名代として龍王丸方との決戦に望む。一時回復した新五郎にも、対する新九郎にも止めることはできず、長享元年(1487)11月、ついに今川家の家督争いは軍事衝突に発展する。ここで本巻は終。

軍縮地球市民shinshin
2024/04/14 10:09

意外と今川龍王丸が頑張っている姿が印象的。

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軍縮地球市民shinshin
神武天皇から始まり昭和天皇まで。古代から近代までの日本を彩った28人の伝記で繋げる日本通史。なかなかユニークな人選で、中世の足利義教、近世の後桜町天皇(最後の女帝)など類書ではあまり取り上げられない人物にスポットを当てているのが特徴。ただ義教を必要以上に持ち上げているのかなとは思った。織田信長は義教をお手本としたといっているけど、そこはほんとうのところはどうだかわからない。憲政史上2番目の長期政権を誇った桂太郎を評価し、1番の安倍晋三を「ただ長いだけでなにをしたのか分からない」と評しているのは歴史家として
軍縮地球市民shinshin
2024/04/02 16:13

短絡的。未読だが本書の続編の戦後史(2022年12月刊行)は安倍暗殺後なので少し評価を見直しているようだ。本書は暗殺前の2021年4月発行。死んだら評価が高くなるの?輿論というか世論に付和雷同しているね。もっとも桂なんか在職中はマスコミと国民にボロクソに評されて大正政変が起こされて退陣した首相。それが100年後には「偉人」のように扱われるので人物の評価というのは定まらず難しい。歴史家ならばそれをわきまえているはずなので、あまり短絡的に評価を決めない方が良い。とくに現代の人物は。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/12/10(4161日経過)
記録初日
2013/08/17(3911日経過)
読んだ本
1339冊(1日平均0.34冊)
読んだページ
331802ページ(1日平均84ページ)
感想・レビュー
1339件(投稿率100.0%)
本棚
17棚
性別
血液型
O型
職業
専門職
自己紹介

歴史学徒。

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