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2024年3月の読書メーターまとめ

しのぶ
読んだ本
9
読んだページ
3710ページ
感想・レビュー
9
ナイス
48ナイス

2024年3月に読んだ本
9

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

しのぶ
読んだのは2024年だけど、「2023年、必読の家族小説」と銘打たれた作品。怪我をしたことから槍投げ選手を引退し、国民学校の代用教員となった女性が主人公。彼女自身も彼女を取り巻く人々も人間臭くて魅力的で、そのカテゴライズには少々ピンと来ないのだけど、滅茶苦茶によかったのは間違いない。そんなつもりはぜんぜんないのに、笑えて泣けて、本当に楽しい読書時間だった!
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

しのぶ

2023年の読書メーター 読んだ本の数:109冊 読んだページ数:38415ページ ナイス数:1099ナイス ★去年に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/302600/summary/yearly

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2024年3月の感想・レビュー一覧
9

しのぶ
「シャーリー・ホームズ」シリーズ第2弾。最新刊を十全に楽しむための再読。細かな記憶はほぼ失われていたので、読み返しておいて大正解。「ダウントン・アビー」とか懐かしすぎるし、〈赤髪組合〉のパンケーキに加えて、クロテッドクリームとジャムたっぷりのスコーンが魅力的すぎる!おいしい紅茶が飲みたくなったし、最後はチョコレートの威力にひれ伏すことに。
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しのぶ
主人公のひとりが王妃マリー=アントワネットの元総女官長だと言われたら、読まないわけにはいかない『ベルばら』育ち。基本的に犯人は出落ちな感じだけど、そうじゃないといいなぁという心持ちで読めたので、そこはまったく無問題。ただ、バディ役の陸軍大尉の横柄な態度やぞんざいな言葉遣いはちょっと気になった。庇ってくれた公妃になぜそんなにも突っかかるのかとか、無礼な物言いをどうして誰も咎めないのかとか、引っかかってしまって。雅なお貴族様ではないという設定はわかるけど、恩師や恩人にはふつうに礼儀正しくしてるわけだし……。
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しのぶ
1960年代アメリカ。化学者でありたかった女性が、少し場をずらすことによって能力を発揮したサクセスストーリーかつ料理番組草創期の物語かと思いきや、もっと深刻で救いがなく、だけど飛び切り楽しい小説だった!2020年代においても大学というものを支配しているのは1950年代の価値観を信奉している人たちだから、本質的には何も変わっていない。だからエリザベスのおかれた立場や浴びせられた言葉がグサグサ刺さって泣けるんだけど、それでも笑ってしまえるし、毅然として立ち向かうエリザベスと彼女を支える人たちに勇気をもらえた。
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しのぶ
「魔術的ミステリ」と銘打たれてるけど、著者が言うとおり「ロマンス小説」でもあって、「美男子が好きな男前」という表現が言い得て妙。ナニしろ混雑する冥界の受付から物語がはじまるので、結末はどうしても覆せない。それでもマーリと彼が愛する人たちの幸せを願わずにはいられない……。
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しのぶ
1990年、内戦下のスリランカがこんな状況だったとはぜんぜんまったく知らなかった。だからなのかもしれないけど、タンザニアの架空の町を舞台とした『楽園』と重なるところがあるというか、ポップな『楽園』みたいな印象も。主人公の戦場カメラマン・マーリの人物像が掴めてくるにつれ、どんどん胸が苦しくなる。
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しのぶ
読んだのは2024年だけど、「2023年、必読の家族小説」と銘打たれた作品。怪我をしたことから槍投げ選手を引退し、国民学校の代用教員となった女性が主人公。彼女自身も彼女を取り巻く人々も人間臭くて魅力的で、そのカテゴライズには少々ピンと来ないのだけど、滅茶苦茶によかったのは間違いない。そんなつもりはぜんぜんないのに、笑えて泣けて、本当に楽しい読書時間だった!
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しのぶ
「英国王妃の事件ファイル」16作目。緩さと硬さの塩梅がちょうどいい、安心安定の「貧乏お嬢さま」。いついつまでもつづいて欲しいけど、本国ではどのあたりまで行ってるのかな?
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しのぶ
「舞台は20世紀初頭、現在のタンザニアの架空の町。主人公ユスフの12歳から18歳までの成長の過程が辿られ、東アフリカ沿岸地域の歴史的な大転換期が、少年の目から語られる」本書、アフリカの歴史を知るキッカケになればと読みました。著者が2021年にノーベル文学賞を受賞してるとかぜんぜん知らずに。あまりにも知識がなさ過ぎて、ほとんど理解できていないんだろうなぁ。ラストも「え?」という幕切れだったし。現地住民を欧州勢が蹂躙するというだけのことではなくて、インドとかアラブとかも絡んでいることもはじめて知った次第。
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しのぶ
ヴィクトリアンSFミステリ〈アテナ・クラブ〉シリーズ完結編。思ったより前巻『欧州旅行』の記憶が抜け落ちていた(というか外国人の名前を覚えられない傾向がある)ため、読み返しておけばよかったなぁと思いつつも、なんだかんだ楽しく読めました。そもそもの設定が好みというのはもちろん、〈アテナ・クラブ〉の面々がそれぞれの個性とともに魅力的で。その分ホームズが紳士的でおとなしいのもご愛敬。この後の彼女たちの活躍も容易に想像できて、きっと楽しく賑やかにやってるんだろうなと思えるのも嬉しいかぎり。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/01/06(4131日経過)
記録初日
2013/01/01(4136日経過)
読んだ本
1273冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
435397ページ(1日平均105ページ)
感想・レビュー
1272件(投稿率99.9%)
本棚
0棚
外部サイト
自己紹介

洋の東西を問わず、過去でも今でも未来でも、豊かな物語を求めて本の森をさ迷う日々。
ミステリ、ファンタジー、時代物、おもしろければなんでもこい。

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