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2024年4月の読書メーターまとめ

ア・トイロッテ(マリポーサとも言う)(各短編の評価はコメントで)
読んだ本
5
読んだページ
2166ページ
感想・レビュー
5
ナイス
172ナイス

2024年4月に読んだ本
5

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ア・トイロッテ(マリポーサとも言う)(各短編の評価はコメントで)
★★★★8 読み終えたとき、まず思ったことは凄いものを読んだという人並みな感想だった。短い物語のなかに二転三転する真相があって、読んでいる間はじつに翻弄させられた。今までのイメージからすると人間の怖さを描いてイヤミス作品を出したというものなのだが、この作品は世界観に対してすごく力を入れているように感じた。人間の内面描写をあえて少なくしているようで、冷たい世界観を出したかったのだと思われる。終盤で連続するどんでん返しは連城三紀彦を思わせるようで、また特異なホワイもあって影響力の強さを感じさせられた。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

ア・トイロッテ(マリポーサとも言う)(各短編の評価はコメントで)

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2024年4月の感想・レビュー一覧
5

ア・トイロッテ(マリポーサとも言う)(各短編の評価はコメントで)
★なし 大オチのために、肝心の設定をおざなりにしてしまった失敗作。大オチがあること自体は歓迎するのだが、そのためには設定との整合性がなければいけないだろう。
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ア・トイロッテ(マリポーサとも言う)(各短編の評価はコメントで)
★★★★8 読み終えたとき、まず思ったことは凄いものを読んだという人並みな感想だった。短い物語のなかに二転三転する真相があって、読んでいる間はじつに翻弄させられた。今までのイメージからすると人間の怖さを描いてイヤミス作品を出したというものなのだが、この作品は世界観に対してすごく力を入れているように感じた。人間の内面描写をあえて少なくしているようで、冷たい世界観を出したかったのだと思われる。終盤で連続するどんでん返しは連城三紀彦を思わせるようで、また特異なホワイもあって影響力の強さを感じさせられた。
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ア・トイロッテ(マリポーサとも言う)(各短編の評価はコメントで)
★★★★8 これだけ多く初読の作家たちのSF短編たちが収録されているこの作品を読み終えるのに半年もかかったように思う。それぞれの短編はどれもクオリティが高く、一編一編がそれなりにエネルギーを要するため、短編を読み終えたらしばらくして次にいくという流れなので時間がかかってしまった。収録作のなかでのお気に入りは「九月某日の誓い」「大江戸しんぐらりてい」の二つ。自分はどうやらSFのなかでガジェットの仕組みというよりも、SFから引き起こされるドラマのほうが好きなようである。
ア・トイロッテ(マリポーサとも言う)(各短編の評価はコメントで)
2024/04/14 16:57

「Final Anchors」★★★☆7 「回樹」★★★☆7 「点対」★★★☆7 「もしもぼくらが生まれていたら」★★★★8 「あなたの空が見たくて」★★★☆7 「冬眠世代」★★★☆7 「九月某日の誓い」★★★★☆9 「大江戸しんぐらりてい」★★★★☆9 「くすんだ言語」★★★★8 「ショッピング・エクスプロージョン」★★★☆7 「青い瞳がきこえるうちは」★★★★8 「それはいきなり繋がった」★★★☆7 「無脊椎動物の想像力と創造性について」★★★☆7 「夜警」★★★☆7

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ア・トイロッテ(マリポーサとも言う)(各短編の評価はコメントで)
★★★★8 古典の名作を一冊読んだ。評判通り、ラストが当時にしては新しく、きっと衝撃的だったのだろう。あのラストがなくても、一冊のミステリとして完成度の高い作品になっており、作中で現れる怪奇現象の数々を合理的に解決している。自分的にはラスト手前までは7点ぐらいの評価できる面白いミステリだったが、あのラストが加わったことで8点までになった。ネタバレしないように感想を書くのが難しい作品である。
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ア・トイロッテ(マリポーサとも言う)(各短編の評価はコメントで)
★★★★8 近年流行りの特殊設定ミステリたちのなかでは傑作に入る部類の作品だった。表紙帯にある「タイムループ」の通り、タイムループが深く関わった内容である。今までのタイムループを扱った作品と大きく異なるのは第三者を巻き込んでタイムループさせるという点だろう。こうすることによって、作品終盤である現代では珍しくないある思想が展開される。ここにいたるまでに流れる展開があまりにも自然で、普通にやったらトンデモ展開なのに、そう感じさせないのがすごい。そして、巻末のあとがきにはとても共感することが書かれている。
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ユーザーデータ

ア・トイロッテ(マリポーサとも言う)(各短編の評価はコメントで)
ア・トイロッテ(マリポーサとも言う)(各短編の評価はコメントで)
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読書データ

プロフィール

登録日
2009/09/18(5341日経過)
記録初日
2009/09/18(5341日経過)
読んだ本
1387冊(1日平均0.26冊)
読んだページ
512414ページ(1日平均95ページ)
感想・レビュー
1280件(投稿率92.3%)
本棚
31棚
性別
外部サイト
自己紹介

名前を逆順に読んでください。よろしくお願いします。
ミステリーをよく読みます。
特にミステリーについて、評価基準は、トリックが斬新であったり、ロジックが鮮やかであったりすると、間違いなく8点以上の評価を与えます。

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