ネタバレニュータウンの過疎化問題は深刻だ。買い物難民、空き家増加、急激な高齢化。堺市の泉北ニュータウンにて、大阪市立(現、公立)大と地域住民がタイアップし活気をとり戻す改善をしていく。府営住宅を高齢者専用住宅に改造したのが印象的。短期利用も可能で、介護する方が休息するのにも利用できるレスパイト機能があるのも実に素晴らしいと思った。

ネタバレ本当に数式がない説明で、文章にするには量も内容も大変。翻訳者の方がこれまた凄いと思いました。文系で数学赤点連続保持だった私からしたら、 どーゆーこと?という内容を、本当にわかりやすく日本語の文章にしてくださってる。内容は、数学者はこの世の全てを数式にすることを追っている、とのこと。それは果てしない困難な夢ですがロマンがありますね。そう思い、テスト前に簡単な数式に向かうが、頭抱え込んで悩みまくる我が息子にも優しく接しようと反省しました。

ネタバレ子供の間違いは宝。確かに１時間が60分というのを小さい子供に理解させる時や、分数の概念、２✕３と３✕２は違うのか?など、小さい壁が次々とくるたび、どうしてたかなぁと。觀察している著者が、さすが数学者だなあと思いました。ちなみに指導者は、掛け算の順に意味があると意識した方が良い場合があるとのこと、この本を読んで理由に大いに納得しました。

ネタバレ面白過ぎてページめくる手をとめるのが大変だった。爆笑しまくる。同時に世の中の潮流を変えられない安定思考、学歴ラベリングなど個人ではどうにもならない社会への虚しさを 深く問題として考えさせられる。就活、幸福って、自分の求めるものって何なの?と。著者ツイートによると「仁義なき戦い」の梅宮辰夫氏をオマージュした広島大生キャラ、確かに辰兄でした(笑)!

ネタバレ認知症の過剰な投薬がむしろ寝たきりに近づく要素になっている場合がある。胃瘻をすると口からの摂取にほぼ戻れない。数字で約6%。高齢者への終末期の点滴は、体が水浸しになるという衝撃。欧米では高齢者に気管切開で人工呼吸器を取り付けることはしない。日本は1ヶ月に800万から1200万の医療費をかけ一分一秒延命できることも可能。 終末期にはかかりつけ医と密に連絡をとること。終末期救急車を呼ぶ＝ 過剰な延命措置を希望となる。 家族のエゴでなく本人がいかに穏やかに過ごしたいのかをしっかり話し合うべきだと思った。

ネタバレ森岡毅さんとの共通点を感じた。ライバルはディズニー、現場を大事にするところです。また、トレンドを読みヒット作を考えるより、自分の本当に世に出したいものを反対されても通す勇気を、特に若い人には忘れずいてほしい、とのこと。太鼓の達人はそうやって生まれたそうです。コーラ味のポテチも発売したそうですが、食べてみたかった～。

ネタバレ一番に思ったのは、通訳と翻訳はAIに決して取って代わられないということ。国家間や政府案件で誤訳しない（時に穏便に意訳）しスピード保ち、その場の人の感情も代弁する語調と語彙選び。あと集中力と体力。これはプロにしか出来ない神業だ。面白かったのは3つ①通訳はブースの中のＦ１、短距離。翻訳はマラソン②通訳者の事前研究の凄さとエグい読書量。読書は「カネで買える実力」らしい③羽生氏の将棋と共通。直感、読み、大局観。この3つが大事と。メモの書き方も開示されており目指す人は読むべし。

ネタバレ数式と格闘してて、これは一体何のため?どう生かされるのか?と思い、戦意喪失。この本を読んで、ああ、そういう目的だったのか!とやっと把握できた。良い意味で俯瞰でき概要がとても理解できる。専門用語も易しく噛み砕いた言葉で紹介されており、この本は高校数学に格闘する人に特にオススメ。出会えて本当によかったと思える素晴らしい内容でした。また統計学のベイズ推定について本書で初めて知り、恐らく動画、配信、コンテンツのオススメ利用にも使われているんだろうなと推察し、数学の力に思わず唸ってしまった。数学ってやはり凄いわ～。