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2024年4月の読書メーターまとめ

mawaji
読んだ本
12
読んだページ
3124ページ
感想・レビュー
12
ナイス
178ナイス

2024年4月に読んだ本
12

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • GG読書家

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

mawaji
地元秋田が出てくるらしいということで手に取りました。ちょっと厚いナと怯んだのも束の間、ページを繰る手が止まらないくらいグイグイ引き込まれながら最後の大団円まで一気読みでした。「ピンクとグレー」で上から目線のコメントを読メに書いでしまってとても恥ずかしく申し訳ない気持ぢです。秋田弁も完璧で、ものすごくリサーチされだのではないでしょうか。なして直木賞取らねがったんだべが、選考委員のせんせがだもはんかくしぇナど思ったばって、まンだ若げぇしこいがらなんぼでもチャンスはあるびょん。こいだば年間ベストワン候補だすな。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

mawaji

先月は「紫式部関係の本が増えそうな予感」と書いてありましたが、蓋を開けてみれば7冊中5冊が今年の大河ドラマ絡みでした。2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:1920ページ ナイス数:97ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/39064/summary/monthly/2024/3

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2024年4月の感想・レビュー一覧
12

mawaji
表紙のフライングVを見てジャケ買いした本書は惜しくも昨年1月に亡くなったジェフ・ベックの特集号でした。リアルタイムで聴いていた私はもちろん「ギター殺人者の凱旋」世代ですがジョージ・マーティンがプロデュースしたというのは比較的最近知ったのでした。ご当地トリビュート・バンド座談会は「ジェフ・ベックはプレゼントされたものを衣装として着ていることが多い」という小ネタやベックと同じ機材を揃える熱量など楽しくも微笑ましく読みました。レアなフラマスやギャロトーン、果てはゼニスまで揃える髙橋ジョージ氏のB愛には脱帽です。
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mawaji
連休中に読む本を確保せず途方に暮れていたところに積読状態になっていた本書を見つけてヤレウレシヤと再開。どんでん返し特集の読者サプライズで取り上げられていた「ボタニカ」は、ちょうど朝ドラ「らんまん」がほのぼの心温まるストーリーで放映されていた頃に読んだので、従妹の猶と結婚していたのに寿衛子を孕ませてしまい、とうていNHKでは取り扱うことのできない展開にどんでん返しというか、かなり意表をつかれたことを思い出しました。椎名誠の一文を目当てに購入したのですが、目黒考二氏との最期のやり取りがもうシミジミと悲しい…。
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mawaji
著者の主張としては億単位のお金を融通できる人が他人に迷惑をかけなければバクチをしてもいいのではないかというふうにも読み取れそうですが、そういう人でもギャンブルを楽しめるというか、のめり込んでしまうところが依存症という病的な側面なのかも。ある程度病識のある著者が何らかの治療プログラムを受けたのかどうかはわかりませんが、最高学府を出て一流企業のトップで仕事をこなし信頼できる友人も多く人徳もありそうな人物であるからこそ、パチンコなどギャンブル塗れの日本に物申す立場で発言していただいたほうがよいのではなかろうか。
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mawaji
Amazonで新刊が出たとの通知が届いたのでKindleで購入して読みました。前巻ではMission Impossibleを彷彿とさせるエンディングで果たしてはなの行方は…と気を揉んでいたその後の展開は、舞台を大阪に移して御一新後の忍びらを束ねてはなの奪還に奔走する久美子さまの奮闘でなんとか丸く収まったよう…にも思ったのも束の間、波紋を読んだ大阪大冒険でけっきょくはなは第六天から追放される?という巻末予告編にドキドキが止まりません。まだ回収していない伏線もあるようだし、久美子さまの活躍はまだまだ続くのだ。
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Taxmanのイントロ前のカウントはお金を数える声、フォー・セールのジャケット表右下のオレンジ色のぼんやりしたのはアシスタントの手、ファブ・フォーという愛称の命名の真実の事実、「アー問題」におけるポールからジョンへのモーフィング説など、今回も新しい発見(私が知らなかっただけなのでしょう)満載で楽しめました。アルバムジャケットにまつわる吉野由樹さんのファッションのお話や御法絵美さんのアートを楽しむコラムは今まであまりなかったような視点で考察されていて面白かったです。次「ナウ・アンド・ゼン」そろそろ届くかな。
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大河ドラマ「光る君へ」を毎回楽しく見ていて、その時代背景の理解を深めるべく手に取りました。紫式部の後輩たち(?)が綴る六篇のアンソロジーはどれも面白く引き込まれながら読みましたが、やはり田辺聖子は圧巻というか30歳を過ぎてオジンになった源氏の君をこきおろす15歳のやんちゃ姫玉かつらちゃんの毒舌にハッと居ずまいを正さざるを得ませんでした。赤染衛門に語らせる永井紗耶子「栄華と影と」は道長がそろそろ快進撃を始めそうな大河ドラマの今後の展開の参考になりそうです。和泉式部はこれから大河ドラマに出てくるのであろうか。
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mawaji
タイトル通りの生殖補助医療にまつわる物語は、その光と闇を描きつつ当事者の出自を知らされた時の戸惑いや法整備の議論すらまともにされないまま取り残されるクライアントのために暴走せざるを得ない医療従事者の歯痒さなど現場の声が反映されながら繰り広げられる展開で、諏訪マタの根津先生やセントマザーの田中先生などがチラチラと頭を掠めながらの一気読みでした。医療監修もしっかりしているようで、今現在の凍結胚移植の流れも確認できて勉強になりました。体外受精児もクラスにひとりくらいいる時代になったんだなあと感慨深く思われます。
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毎週木曜、日経夕刊で著者の反出生主義に関するコラムを読んでいるうちに気になり出してとりあえず手に取りました。「生まれてこないほうが良かった」とまで思ったことは今のところないのですが、これから先、理不尽なことで打ちひしがれたり、いつまでたっても地球上から戦争はなくならず今まさに戦前前夜ともいえる昨今、私も含めてそんな気持ちになってしまう人は増えてくるのかも知れません。価値観の多様化や医学の進歩で標準的医療もどんどんアップデートしていく今の時代に「生命の哲学」という思索は重要になってくるのだろうと思いました。
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地元秋田が出てくるらしいということで手に取りました。ちょっと厚いナと怯んだのも束の間、ページを繰る手が止まらないくらいグイグイ引き込まれながら最後の大団円まで一気読みでした。「ピンクとグレー」で上から目線のコメントを読メに書いでしまってとても恥ずかしく申し訳ない気持ぢです。秋田弁も完璧で、ものすごくリサーチされだのではないでしょうか。なして直木賞取らねがったんだべが、選考委員のせんせがだもはんかくしぇナど思ったばって、まンだ若げぇしこいがらなんぼでもチャンスはあるびょん。こいだば年間ベストワン候補だすな。
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mawaji
殆ど医学用語にしか使われることのないような漢字の由来や来歴を深く探求する著者の知的好奇心はとても貴重で尊いように思います。「膵」という漢字が使われるようになるまでの先人たちの悪戦苦闘に思いを馳せ、「腺」という字に落ち着くまではかなくも消えていった候補にいとおしさを感じられる著者でなければなし得なかった一冊でしょう。「癌」と「がん」の使い分けについては特別な議論もなく、なし崩し的に決まったようにも思われモヤモヤしていたのですが、これはやはり言葉の専門家も交えて再考を促したほうがよいのではないかと思いました。
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mawaji
ビブリア古書堂シリーズも12冊目ということですがマンネリ化する様相を微塵も漂わせることなく、智恵子栞子扉子のまるでクローンのような本の虫3世代による昭和平成令和に跨る夏目漱石初版本を巡る鎌倉文庫の謎の物語、今回もあっという間の一気読みでした。やはり「坊ちゃん」や「猫」のようなメジャーな作品が取り上げられるといっそう親しみが湧いてページを繰る手も進みます。町の本屋さんの閉店が進む昨今、個性的な書店もちらほら出てきているようなので、鎌倉文庫も復活して欲しいものです。カメオ出演っぽい五浦くん、いい味出してます。
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mawaji
Xスペースでたらればさんが山本淳子「紫式部ひとり語り」とともに勧めていたので手に取りました。式部ママが営む「BARゆかり」に集う平安貴族たちがバーテンダー行成の振る舞うお酒とおつまみを片手に問わず語りに打ち明ける式部と道長のあれこれは、まさににワケありでおつかれーといった感じで、とても読みやすく理解しやすい一冊でした。随所に挿入されるCozei Cornerの補足や死後くんのイラストも味わい深し。雅だけではない平安時代の熾烈な権力闘争とその陰で辛い思いをしていた人々がいたということ、しかと受け止めました。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/11/05(5292日経過)
記録初日
1985/06/06(14210日経過)
読んだ本
2313冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
616804ページ(1日平均43ページ)
感想・レビュー
2137件(投稿率92.4%)
本棚
24棚
性別
年齢
64歳
血液型
B型
職業
専門職
現住所
千葉県
外部サイト
URL/ブログ
http://twitter.com/awaji9
自己紹介

☆今年の一冊
令和5年 木内 昇:かたばみ
令和4年 カズオ・イシグロ:日の名残り
令和3年 松田青子:自分で名付ける
令和2年 ヘレン・E・フィッシャー:愛はなぜ終わるのか
令和元年 中島京子:夢見る帝国図書館
平成30年 浅田次郎:壬生義士伝
平成29年 ユヴァル・ノア・ハラリ:サピエンス全史
平成28年 マーク・ルイソン:ザ・ビートルズ史
平成27年 井上靖:北の海
平成26年 木内 昇:櫛挽道守
平成25年 ジャレド・ダイアモンド:人間の性はなぜ奇妙に進化したのか
平成24年 冲方 丁:光圀伝
平成23年 浅田次郎:一刀斎夢録
平成22年 藤谷治:船に乗れ!
平成21年 森見登美彦:恋文の技術
平成20年 小川洋子:ミーナの行進

NHKの「まちかど情報室」を見てこのサイトを知り、平成21年11月5日登録。
とりあえず、今までの読書備忘録として使用中。
小、中、高と図書館から本を借りたこと無し。
大学生の頃、椎名誠あたりをきっかけに一時期読書習慣あり。
仕事を始めてから仕事以外の本はまたぱったり読まなくなった。
2年前くらい、子どものお受験をきっかけに椎名誠の「岳物語」を再読し、模試会場待合室のシーンとした講堂で「くっくっくっ」と笑いをこらえるのに必死になり、周囲のご父兄より怪しがられつつ第二期読書習慣へ突入中。
♪命はひとつ 人生は1回、あぁ、今までの長いブランクが悔やまれますが、とりあえず今の読書ライフを楽しんでいます。

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