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2024年4月の読書メーターまとめ

やっちゃん
読んだ本
12
読んだページ
3635ページ
感想・レビュー
12
ナイス
365ナイス

2024年4月に読んだ本
12

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • ふみ

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

やっちゃん
ファンタジーはちょい苦手。直木賞と云えど読まないつもりでいたが、手持ちがなくなり仕方なく読んだ初万城目。今まで読まずにすみませんって感じ。素晴らしかった!野球好きなので[十二月の~]より[八月の~]の方が感慨深い。たまひで杯なる草野球の歴史(笑)や勝敗にドキドキしたり、ゼミの先輩で中国からの留学生のシャオさんの個性の強さに圧倒され、矢沢かっ?!位にしか意識せず全くスルーしてしまった助っ人えーちゃん。あ~そういう事だったんだぁと、胸の奥の深い処を突っつかれました。驚き、哀しみ、寂しさ、感謝。オリコンダレ!笑
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

やっちゃん

2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3899ページ ナイス数:333ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/538431/summary/monthly/2024/3

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2024年4月の感想・レビュー一覧
12

やっちゃん
前2作に比べると少し幼稚な感じの1日10分シリーズ第3弾。小池真理子さんの晩年の女性を描いた作品以外は中高校生向きの作品が多い中、高田都さんの「ムシヤシナイ」は、祖父と孫の設定が好きな私にとっては一番のお気に入り。初めて聴く言葉だがムシヤシナイとは、軽そうに何ぞ食べて、腹の虫を宥めとく、という意味だそうだ。孫の云う<ちゃんとした食堂>ではないけど、取り敢えず駅蕎麦で虫養いして、力を補う…なんかいい。いつか高田さんのみをつくしシリーズ、読んでみたいな。
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やっちゃん
雷管?って感じなので、爆弾のイメージが上手く沸かない。その為かどうか何処かに仕掛けられた爆弾を懸命に探す場面も、犯人がどの列車に乗って今どこを走っているだとかいう緊迫した推理場面も、爆弾処理の手に汗の名場面も、なんかサラっと読めてしまった。どうせ爆発するワケがないっていう気持ちも大きかったけど。犯人のJRに対する逆恨みが事件を引き起こしたとしても、もう少し犯人と万引きまでして犯人を慕った少年とのストーリーが欲しかったな。まっ、佐伯と小島の仲が続いているのは喜ばしいけど。あ~早く警官の酒場にたどり着きたい!
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やっちゃん
誰もが知っていると思いきや、職場の若者(20~40代)は誰もその名を知らない棟方志功。世界的に有名な版画家も、画家と違いその知名度の低さに驚く。青森で聞けばまた違うとは思うが、私もそんなに知らないので志功に惹かれての初マハ。苦楽を共にした妻チヤ目線での小説。折角看護学校に行ったんだから、青森で看護師として働きながら夫を支えてあげれば良かったのにと思い、無謀とも思える子連れでのチヤの上京を見守った。志功のどこにそんなに惚れたのか?夫婦の事はよく分からない。大きな感銘もなく読み終えたが、記念館はまた訪れたい。
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やっちゃん
ネットでつぶやいた事はないし誰のフォローもしていないので、なぜこんな匿名の誰かの発信に対して、多くの人がいちいち反応するのか分からない。ラーメン屋を救う情報は良かったけど、特定の人物に対する誹謗中傷や老舗旅館の批判、政財界の不祥事とかまで…一体<市民調査室>と名乗る情報屋とは何者か?投稿にはフェイクが混ざり、ネットリンチを扇動、叩かれて自殺する者まで出る事態に発展しても、警視庁サイバー犯罪対策課は正体を掴めない。それもそのはず、なかなか面白い結末だった。それにしても絡新婦をジョロウグモと読む事に驚いた!
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やっちゃん
ネタバレ8歳でレイプされた女の子は、心と体の傷を14年間も無かった事にしてきた。そんな衝撃的な事を忘れるってあるだろか?ただ、彼と一線を越える事が出来ないのは奥深くに忌まわしい記憶が残ってるからなんだろう。可哀想に。でも腑に落ちない。史奈はいくら子供でも、事件直後の傷だらけ泥だらけの従妹(桐江)に「お化け」って云うだろか?云われた桐江には史奈を殴り殺す体力が残っていただろか?一方、父親の気持ちは痛いほど分かる。分かるだけに切ない。刑事責任を問えず無罪になった犯人の母親も、息子の罪に加担した事実があるだけに悲しい。
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やっちゃん
小川洋子さんは「~ここまで壮大な想像力を生み出せることは、ただもう驚くしかない。」と帯でおっしゃっている。けれど、私の理解力が乏しいせいか、ちっとも楽しく読める作品ではなかった。オオオカヤマがオオオオカヤマだったりオオオオオカヤマになったり…理解不能。しをかくうまが詩を書く馬であるらしいけど、それでも何の話なのかさっぱり分からん。つまらん。次の作品に期待しよう。
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やっちゃん
ファンタジーはちょい苦手。直木賞と云えど読まないつもりでいたが、手持ちがなくなり仕方なく読んだ初万城目。今まで読まずにすみませんって感じ。素晴らしかった!野球好きなので[十二月の~]より[八月の~]の方が感慨深い。たまひで杯なる草野球の歴史(笑)や勝敗にドキドキしたり、ゼミの先輩で中国からの留学生のシャオさんの個性の強さに圧倒され、矢沢かっ?!位にしか意識せず全くスルーしてしまった助っ人えーちゃん。あ~そういう事だったんだぁと、胸の奥の深い処を突っつかれました。驚き、哀しみ、寂しさ、感謝。オリコンダレ!笑
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やっちゃん
長い事積んでいたけど、今回の新キャストでのドラマ化で、漸く日の目をみた1冊。早速観たドラマでは、相馬もそうだが昇仙峡や紀本などの読みながら脳内変換できなかった面々にいちいち「オッ~」と思いながら観る事ができ楽しかった。本作ではあの半沢も登場するのだが、ドラマではどうかな?だとしたら誰が演じるのか?と内容以外での楽しみもできた。「お言葉を返すようですが」舞の決まり文句の台詞が作中には出て来なかったように、原作とドラマは違う事は重々承知。だけど、美桜ちゃんが舞を演じてくれて嬉しい。ハマり役だと思う。
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やっちゃん
強豪校の球児はこんな風に集められて甲子園を目指しているんだという事が分かった。あくまでも一例で小説にすぎないだろうけど。でも監督に8万円は母子家庭でなくても痛いよ。使途不明金だし。菜々子の怒りはよく分かる。子供を人質に捕られたようなもんだ。監督の器の小ささが窺えた。また、息子の野球への情熱や成長課程に加え、野球部の親の会の事や母親同志の友情などが興味深く一気に読めた。かつて、甲子園を目指し頑張っていた甥っこと、当時の妹家族の大変さを懐かしく思い出した。大阪という土地柄のせいか重くなくカラッとした話だった。
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やっちゃん
1983年刊行の最初の短編小説の復刻版。最近の作品は割りと読んでいるけど、初期の作品は数冊しか読んだ事がなかったのでいい機会だと思い手にしてみる。やっぱり独特だ。ちょっと意味が分かりかねる作品もあったけど、読み終えて思わず「やだ~」と声が出てしまった[カンガルー通信]が印象的。クレームの電話や手紙はした事ないけど、担当者がこんな男だったらキモくて怖いわ。羊男にしたって何ですの?って感じ笑。何故ハルキストたちがあの賞の受賞を未だに信じているのかは謎だけど、これからも時々はこの独特な感性を味わいたい。
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やっちゃん
ネタバレ裸で縛られ殺された男の息子は集団レイプ事件の加害者の一人で「目には目を」のメモが残されていた。レイプの主犯は腐った奴。けど殺人は男の妻による犯行だった!自分も過去に同じような目にあったなら正直に打ち明けて息子と共に被害者に向き合うべきだったのではないか?夫(父)の死で息子が責任を感じるなんて浅はかな考えだと思う。その辺りの妻の複雑な心情が天童作品にしては浅く物足りなさを感じた。一方、事件を追った刑事(鞍岡と志波)が過去に出逢っていた事、志波が事故で障害を負った事など、事件以外のエピソードは興味深く読めた。
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やっちゃん
ネタバレ読み始めは、二人の丸田君と佐渡君を優しい視線で見守るように書き綴る「私」って誰なんだろう?と思いつつ、マルユウとマルセイの区別が上手く出来ずに何度か捲り直しながら読む。UFOの子供…そういう事か!あると思う。理解されないから口を閉ざした少年たち。父親との確執や杉森真秀母娘の喧嘩別れも辛く、終始、不思議でもの悲しい雰囲気を携えた物語だった。ラスト、桜の木の下で亡くなったはずのマルセイからのメッセージに涙する先生の気持ちは痛いほど伝わった。先生は孤独だけど孤独ではないと思う。またいつかゆっくり読み返したい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/01/07(3408日経過)
記録初日
2015/01/03(3412日経過)
読んだ本
1462冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
463383ページ(1日平均135ページ)
感想・レビュー
1436件(投稿率98.2%)
本棚
8棚
性別
血液型
A型
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