読書メーター KADOKAWA Group

2024年8月の読書メーターまとめ

にしかさ
読んだ本
5
読んだページ
1761ページ
感想・レビュー
5
ナイス
59ナイス

2024年8月に読んだ本
5

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

にしかさ
面白いのみ。人の嘘を見破り合理的な分析によって課題解決、もちろん法的知識がないと中途半端だろうから、専門的な説明は分かりやすく勉強になる。舞台は現代社会、ややっこしい法的トラブルから始まって、情緒的な課題まであり、後者の場合理屈は後回しになって、上手く話が進んでご都合主義のマンガチック。もちろん感情移入が出来上がって読者の欲するストーリーになったのだろう。最初は男の査定がリアルで楽しかったのに、最終話で全てを演出に仕立てたので夢物語で終わっている。シリーズ化しているが、もっと真剣勝負の話が読みたい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

にしかさ

7月は引き込まれる作品、グイグイと読み進めた。暇つぶし以上の読書に喜びを得られる。 2024年7月:7冊:2480ページ :88ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/658254/summary/monthly/2024/7

が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
5

にしかさ
文壇や報道の面から不幸な日本の歴史を垣間見られ、この夏は価値ある読書体験となった。戦時中の戦場でない南方の様子がよくわかった。あの時代にボルネオ島に行くなんてとんでもないアウトドア体験かと思ったが案外豊かな生活感もあったようだ。今でもその雰囲気は残っていると思う。話は林芙美子の南方視察記、旅の恥はかき捨てとばかりに情事があり、死と背中合わせでの思考はやむなし。庶民感覚とはかけ離れた軍部と新聞社の行動には驚かされた。移動中、簡単に撃ち落とされたり、撃沈された人はかなりの数、みんな靖国で眠っている。
が「ナイス!」と言っています。
にしかさ
戦争孤児に会ったことがないと思って母に聞いたがはっきりした返事はなかった。嫌な思い出は皆口を噤んでいたのだ。自己責任論がここで出てくるとは意外ながら、時代が感性を変化させてしまった。誰もが惨めで貧乏でやるせない気持ちであったことを深く噛みしめる。親世代の青春時代とその後の復興に寄せる思いがよく理解できた。それを伝える事が我らの世代の責務なのに全くダメ。はだしのゲンのリュウジも孤児、ゲンも親戚には冷たくされた事を思い出す。坊主頭に薬をかけられる映像はGHQの指示だ。とにかく勉強、戦争を知らない子供たち。
が「ナイス!」と言っています。
にしかさ
面白いのみ。人の嘘を見破り合理的な分析によって課題解決、もちろん法的知識がないと中途半端だろうから、専門的な説明は分かりやすく勉強になる。舞台は現代社会、ややっこしい法的トラブルから始まって、情緒的な課題まであり、後者の場合理屈は後回しになって、上手く話が進んでご都合主義のマンガチック。もちろん感情移入が出来上がって読者の欲するストーリーになったのだろう。最初は男の査定がリアルで楽しかったのに、最終話で全てを演出に仕立てたので夢物語で終わっている。シリーズ化しているが、もっと真剣勝負の話が読みたい。
が「ナイス!」と言っています。
にしかさ
12冊も゙読んだからすでにお馴染み。作家になってからの筆者の記録。キリスト教徒として立派な信仰心であった。夫光世氏も立派な信徒で詩人?旭川での慎ましい生活の中で氷点やひつじが丘か゚どのように発想されたのかは解らない。原罪や赦しを下敷きにしているが、さも簡単にストーリーを作ったように思わせてしまう。でも取材旅行や洞爺丸事故を描くに至ってはリアリティが感じられる。小説によく出てくる淡々とした男は光世さんがモデルで、明るく適量よしの陽子は夭折した妹の名前だったのが収穫。いつから口述になったのかは分からなかった。
にしかさ
出てくる人はみんな個性が際立つ。とは言え唯我独尊ではなく空気を伺える現代人の標準規格は備えており、規格外の相手と対立するパターンだ。多分作者の性格そのものなんだろう。各話とも読後は苦笑い、オチが見えないものの、それを期待するほどでもなく、要するにバカバカしい話が多い。そんな中印象深いのは「エンドロール」。結婚に焦る女がコロリと騙されるかと思いきや、逆手に取るわけでなく、少々は騙されてもいいとも思いながら男の背中を押して夢に突き進む。意外にも気持ちの良いエンディングだった。エンドロールは少なめ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/02/26(3131日経過)
記録初日
2012/03/01(4588日経過)
読んだ本
861冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
304642ページ(1日平均66ページ)
感想・レビュー
808件(投稿率93.8%)
本棚
1棚
性別
血液型
AB型
職業
営業・企画系
現住所
埼玉県
自己紹介

2024年は目標を持たずのんびり読書がしたい。
昨年は図書館予約追いかけられ、内容はそこそこに納期を決めて読み切る思いが強く、ストーリーを噛みしめる暇がなかった。

感想ではストーリー紹介はせず、気づいた事を正直に書きますので、少々辛口です。読み方が浅いこともありますが気ままな感想が多いです。共感してもらえる人がいれば嬉しいです。字数は目一杯を心がけています。
勝手ながら返礼ナイスはしませんが、お気に入りにしてくれている人やナイスを下さる方には本当に感謝しています。

今後ともよろしくお付き合いくださいませ。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう