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2024年3月の読書メーターまとめ

yszk
読んだ本
10
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感想・レビュー
10
ナイス
881ナイス

2024年3月に読んだ本
10

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • タンジール

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yszk
図書館新着棚から。多分初読み作家。シリーズ物の1つらしい。ただし訳者あとがきにもあるように、単独で読んでも大丈夫な作品ではあった。 おそらくは筆者を連想させるルーシーという60代の女性作家が語り手となり、最初の夫ウィリアム(71歳)との離婚後の交流や結婚生活の経緯、2度目の夫との幸せな生活と死別、そしてウィリアムが母のことで悩み、故郷を訪ねる小旅行への同行を回想していく。ルーシーの他人の地雷の踏み方に時々笑ってしまう。
yszk
2024/03/27 23:27

 純文学系ではあるのだけど、断章的なエピソードの数々と、話の転換の仕方で、「しらんけど」で締めてそう、なんて思ってしまったりも。  求めて読むほどではないけど、書棚で見かけたらまた読みたいな、というのが自分にとっての印象だった。  ただし「離婚したパートナーの誕生ホームパーティに出かけて交流するの、今の配偶者と一緒にね」的ないかにもアメリカンホワイトカラー文化(偏見)はご勘弁ください、と思った。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

yszk

勤め先が入居しているビルが再開発の対象となっているという情報(未確認。管理会社は否定w でも掲載は日経地方面)が入り色々ざわついた2月。立退料が出るまではねばるぞ。画像は時々見返したくなるので保存した「世界史を変えた金属」のニュートン(著者自筆)。 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2531ページ ナイス数:770ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/667029/summary/monthly/2024/2

勤め先が入居しているビルが再開発の対象となっているという情報(未確認。管理会社は否定w でも掲載は日経地方面)が入り色々ざわついた2月。立退料が出るまではねばるぞ。画像は時々見返したくなるので保存した「世界史を変えた金属」のニュートン(著者自筆)。 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2531ページ ナイス数:770ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/667029/summary/monthly/2024/2
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2024年3月の感想・レビュー一覧
10

yszk
登録したきっかけはよく覚えていないけど気になった作者がいたのかな。 1915年から1974年の作品16編、全て初読み作家。正直なところ、よくわからない作品が多かった。幻想まではいかないけれど、無理筋を押し進めていく感じのものが多くて、ちょっと疲れてしまった。 前半の古い作品群は昔話風なのも。「悪魔の姑」、人の方がひどい。 失明した芸術家を描いた「タマリアの幻影」は美しいけれどそこまで残酷にならなくても……と思った。
yszk
2024/03/31 20:59

ニューヨークで暮らすヒスパニック系移民のある晩の出来事、「俺たちが人間に戻った夜」は通常のアメリカ文学っぽかった。

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yszk
図書館新着棚から。多分初読み作家。シリーズ物の1つらしい。ただし訳者あとがきにもあるように、単独で読んでも大丈夫な作品ではあった。 おそらくは筆者を連想させるルーシーという60代の女性作家が語り手となり、最初の夫ウィリアム(71歳)との離婚後の交流や結婚生活の経緯、2度目の夫との幸せな生活と死別、そしてウィリアムが母のことで悩み、故郷を訪ねる小旅行への同行を回想していく。ルーシーの他人の地雷の踏み方に時々笑ってしまう。
yszk
2024/03/27 23:27

 純文学系ではあるのだけど、断章的なエピソードの数々と、話の転換の仕方で、「しらんけど」で締めてそう、なんて思ってしまったりも。  求めて読むほどではないけど、書棚で見かけたらまた読みたいな、というのが自分にとっての印象だった。  ただし「離婚したパートナーの誕生ホームパーティに出かけて交流するの、今の配偶者と一緒にね」的ないかにもアメリカンホワイトカラー文化(偏見)はご勘弁ください、と思った。

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yszk
 4巻目。1961年1~10月発表分らしい。11篇収録。神代物、忍者物、戦国物、幕末物とバランス良い感じ。  商家出身の妻と武家の夫の話で、戦国物の『女は遊べ物語』は怖い。夫ATM化物語。  ブリキトースという和製カタカナ語の大砲がメインの『おお、大砲』が、話があちこちに行きながらもまとまっていくのが楽しい。  この人の短編のそこここに出てくる、世情に通じている風だけど実は人を見る目があまりない番頭のお爺さんたちが可愛くて好き。
yszk
2024/03/26 17:24

雑賀の舟鉄砲:籠城もの。そうだ、昔これ読んだり、学習漫画とかで見て、壁にスルメや干物を塗りこめて備えることにちょっと憧れたんだった。

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yszk
原題は『JERREMY BRETT IS SHERLOCK HOLMES』という超直球。全エピソードの解説、見所、撮影中のやり取り、何よりブレット氏の俳優としての才能と努力がずっと表現されている。読み応えあり。このシリーズはDVDボックス持っているが、見直したくなった。 「最後の事件」撮影中に愛妻を癌で失い、心身の不調が始まったとのこと。 1ページ全部を使った麗しい系のシーン写真もかなり入っていて心臓にある意味悪い時がありましたw
yszk
2024/03/24 23:27

訳者のあとがきにあるように「やっぱりポワロはスーシェ、ホームズはブレットでないと……」に同感。

かんやん
2024/03/25 11:16

全く同感です。

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yszk
ネタバレ研究者の孤独をテーマとして編まれた短編集とのこと。 皿倉学説:初読。初文庫化。昭和30年代が舞台。女性問題で失脚し、弟子筋の恩情で侘しい大学講師生活を送る老脳生理学者。ある荒唐無稽な学説を読んで興味を惹かれ調査を始める。猿を実験に使ったと言うが、猿と人との脳は異なるから参考にはならないのに……。でも戦争中、ある場所、九州で、体重『60キロの猿』で実験ができていたとしたら?そのデータの一部が持ち出されていたら?で、某『海と毒薬』系に繋がる話。愛人とも冷えた関係の彼が、糸鋸買って妄想に沈むのがある意味滑稽。
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yszk
ネタバレ5巻の『怪奇』に続いて6巻は『ユーモア』。恐怖より笑いの方が難しいなぁと月並みなことを思った巻。 ディック『目はそれを持っている』:慣用句の肉体の部分「彼の眼は部屋の中をゆっくりさまよった」的表現を「文字通り解釈したら」というお話。まだ無名時代のようだけどディックが書いたなら意外で面白いのかもね。慣用句の勉強にはなります。 ハーディ『アンドリー爺さんの楽師体験』:これはわかりやすい楽しさ。前半の振舞目当てで音楽隊に潜り込み、フィドルが全く弾けないことがばれてたたき出される爺さんかわいい。
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yszk
ネタバレ ウクライナの国民的作家であるクルコフ氏の2021年12月29日~2022年7月11日の日記(的記録)。  開戦後の人々の移動、混乱、親切ごかした外国ジャーナリストたちの同じような質問にうんざりする様子、とにかく物資・武器援助が必要だという焦りが生々しく述べられている。  ご本人は元はロシア語話者で(小説はロシア語で書いている)、民族的ルーツもロシア系であり、侵略理由に利用されているいわゆる『保護対象者』のカテゴリに入ってしまうためか、
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yszk
図書館新着棚から。長年国語辞書の編纂に携わってきた筆者が、時の流れや使用者のカテゴリ等で意味が変化した言葉や言い回しを挙げて説明を添えている。「早生まれ」って正反対の意味に使われる可能性があるのね。本来の意味で描かれた漫画が妙に味わい深い。 個人的なわがままだが、表示は「本意味」→「意味変」の順で並べてほしかったなぁ。 一番驚いたのは「なしくずし」に本来の意味として「借りた金を少しずつ返済していくこと」があること。改めて検索しちゃった。
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yszk
図書館新着棚から。予約が入ったので慌てて読んだので条項部分とか飛ばし読み気味だけど。 厚労省から出向で慶応大学の准教授を3年務めた方が、学生とのやり取りを交えながら労働者として必要な知識をまとめている。 就活・内定等からの新社会人向けの書籍といった感じ。なので特に目新しい内容ではないが、わかりやすいと思う。 解雇権濫用に関係した『高知放送事件』にはびっくりした。この会社皆寝坊しすぎだ。
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yszk
ネタバレ1939年作品で、フレッド伯父シリーズ第一作(+ブランディングズ城五作目)。 翻訳では伯父か叔父か混乱気味だけど、爵位を継いでいるので伯父の可能性の方が高そう。 主人公イッケナム卿は継承順位低い生まれでアメリカで20年ほど色々な職につき自活していたのだが、上世代がどんどん亡くなったらしく想定外に伯爵になった設定。長身痩躯で頭の回転が速いハンサムな60代男性なのだが、(だいたい善意からの)嘘をついては騒ぎと面倒を起こし、それを解決してしまうらしい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/03/30(2952日経過)
記録初日
2016/02/07(3004日経過)
読んだ本
1060冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
338954ページ(1日平均112ページ)
感想・レビュー
1031件(投稿率97.3%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

基本的には『ガープの世界』の掃除婦のように、「次がどうなるか」知りたくて読んでます。

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