食事が中心の物語かと思っていたが、そこは真夜中に開く図書館。でも、普通の図書館と違い亡くなった人の蔵書が保管されている。本に関わる仕事がしたいと思う樋口乙葉が中心に図書館に勤める人達の物語。中盤は盛り上がったが消化不良のラストだった。吾輩は猫であるの表紙、私もググりました。

35歳の勇吉はミカゲ食品に勤めるサラリーマン。ロックンローラーと２つの顔を持つ。ある日、「スマイルコンプライアンス」を社会的に発表するべく抜擢。2人の部下と再雇用の訳あり人。社長までたどり着くまでの役員達に振り回される。心を壊してしまったり、友人が死を迎えたりとあったがラストは周囲の人達に助けられて達成。「どのみち毎日通うなら、楽しい職場がいい。」確かに。

気になり一気読み！！障がい支援都市WANOKUNIに発生した地震。地下三階に取り残された三重の障害を持つ女性の中川を救出。ドローンの会社に勤める高木が操作する。高木は兄を無くした事で自分を責めていた。救出する中で中川の言葉に気付かされる。そして自ら救出に向かう。ラストは奇跡的な偶然に感動。無理な事は諦めるのでは無く、ストップして、考えて、最善の道を選択する事が必要。

タイトルに惹かれて手に取った。優しさだけが取りえの優里。ある日、それがどんどん崩れて行く。ラストはやっぱりね。という感じ。人には少なからず承認欲求がある。人を巻き込みすぎない程度にしておくべきなんだろうな。

市民捜査室の発信で狂わさせれた人達。その市民捜査室を追う警視庁サイバー犯罪対策室の延藤刑事。老舗旅館の夫婦が風評被害で自殺をしてしまった。その風評被害に加担していた親友。そして、市民捜査室を名乗る人は身近にいた。クライマックスで最高潮に。顔が見えないSNS真実かフェイクか見極める事は難しいが、簡単に信じる事はしない様に。と改めて感じた。

食事が中心の物語かと思っていたが、そこは真夜中に開く図書館。でも、普通の図書館と違い亡くなった人の蔵書が保管されている。本に関わる仕事がしたいと思う樋口乙葉が中心に図書館に勤める人達の物語。中盤は盛り上がったが消化不良のラストだった。吾輩は猫であるの表紙、私もググりました。