2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2911ページ ナイス数:62ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/790521/summary/monthly/2024/3
ちょうどフェデリーチ『キャリバンと魔女』読んだとこだったので、コモンズ、女性、植民地そして日本の「公共」という本源的蓄積のための収奪対象変遷の話は大変見通しがよかった(ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』あたりにも繋がるあまりにも酷い背倫理性がある)。知識階層を形成作出する大学の惨状が経済信用不全、政治不全を相互の悪循環で基礎づけているなら、逆に、大学の教室から切り返せばあるいは刷新(革命)できるかもだが、小学生ならともかく(菊地省三)、望みは薄い。
完膚なきまでに批判されているのは「日本」に拘る中沢新一までであるが、以降の東浩紀らにせよ、あるいはインディーアニメ批評界隈にせよ、さながら夏目漱石(と比べたらかわいそうだが)真に問題を掘り下げる気も、それに対処する気もないのであろう。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます
いや、微妙に違うな。勇気を出してそれを伝えられたことが成長、かな。