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2024年4月の読書メーターまとめ

かくかく鹿々
読んだ本
6
読んだページ
2133ページ
感想・レビュー
6
ナイス
186ナイス

2024年4月に読んだ本
6

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • ひろし

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かくかく鹿々
NHKのドラマが良かったので、原作に手を伸ばしてみました。結論としては。。。私はドラマの方がよかったかな。骨格となるプロットは同じだけれど、ドラマは全10回あったので、かなり新エピソードを盛り込み、物語としての厚みが出て完成度が高くなっていたように思います。ちなみに、今月は、個人的に西行月間でしたが、これも一応西行本という扱いにします。(西行の語釈のエピソードで11ページも使ってます。)映画も観てみようかな。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

かくかく鹿々

量的にはイマイチでしたが。まずまず良い読書ができたと思います。 2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2285ページ ナイス数:300ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/950353/summary/monthly/2024/3

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
6

かくかく鹿々
NHKのドラマが良かったので、原作に手を伸ばしてみました。結論としては。。。私はドラマの方がよかったかな。骨格となるプロットは同じだけれど、ドラマは全10回あったので、かなり新エピソードを盛り込み、物語としての厚みが出て完成度が高くなっていたように思います。ちなみに、今月は、個人的に西行月間でしたが、これも一応西行本という扱いにします。(西行の語釈のエピソードで11ページも使ってます。)映画も観てみようかな。
が「ナイス!」と言っています。
かくかく鹿々
寺澤行忠さんの「西行」を読んだ流れで再読。大著だけに今回も達成感あり。繰り返し読み返すに値する名著だと思う。著者の創作がかなり入っていると思われるし、独特の文体は人によって合わないかもしれないが、自分としては割とすんなり入ってくるし、西行はかくあってほしいと思う。そして、自分も残りの人生において、少しでも西行のような生き方をしたいと思う。「風になびく 富士の煙の空に消えて 行方も知らぬ 我が思ひかな」
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かくかく鹿々
本の店&カンパニーで見つけて。(頭が「西行」モードだったので)人生後半の林住期をいかに生きるか。西行、親鸞、芭蕉、良寛に学ぶ。半僧・半俗、非僧・非俗、僧の塵と俗の剃髪。重荷をおろし、かぶれ(気触れ)から自由になる。著者の境地にはまだ到達していないが、半聖・半俗という心構えを持ちたい。
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かくかく鹿々
平易ながら深い、西行の入門書。ほとんどの和歌にわかりやすい現代語訳をつけているのも助かる。人生は無常であり、栄達や富を得たとしても、いつか必ず死ぬ。そうであれば、無常を生きることの方が自由になれる。旅に生き、和歌を詠み、人間としての成熟を目指す道に入った西行。まさに「身を捨ててこそ、身をも助けめ」。しがらみにがんじがらめになっている自分にはとても無理だが、その精神は常に指針としたい。行方も知らぬわが思ひかな
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かくかく鹿々
私の先生が開催される未経験者さんのための能のワークショップに、知り合いの方お二人に参加していただくことになりました。その方から何か、能に関する入門書があれば教えて欲しいと頼まれてご紹介したのがこちら。紹介した手前、もう一度読んでおこうと思いまして再々読。すぐれた能の解説書であると同時に、安田さんのエッセンスが詰まった芸能論であると感じました。件のワークショップは私もお手伝い(先生の仕舞実技をされる際の地謡など)をしますので楽しみ。
くみ
2024/04/08 08:28

安田登さん、とほんで見つけてから興味がありました!能関係の本はまだ手にしていないです。いろんなことをされているんですね!

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かくかく鹿々
内田樹さんという人は、つくづく「深く考える」ことのできる人だと思う。本書でも、思わずヒザを打ちたくなる指摘が満載。商取引モデルを適用すると教育が荒廃する理由、権力者がその権力を誇示するのに最も効果的な方法は?、安倍晋三が長期政権を維持できたわけ、などなど。特に心したいと思ったのは、こちら → 「なぜ正義が流行らなくなったのか。それは正義が過剰に正義であることの害毒にあまりに無自覚だったから。どのような正義も、人間的な感情によって和らげられ角を削ってまろやかなものにならなければ、正義として実現しない。」
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/12/25(1975日経過)
記録初日
2014/01/01(3794日経過)
読んだ本
776冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
205166ページ(1日平均54ページ)
感想・レビュー
621件(投稿率80.0%)
本棚
3棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

神戸出身で、東京都文京区在住。能と読書とアントラーズの日々。

惜しむとて 惜しまれぬべき この世かは 身を捨ててこそ 身をも助けめ(西行法師)

実にこの世においては、怨みに報いるに怨みを以ってしたならば、ついに怨みのやむことがない。怨みを捨ててこそやむ。これは永遠の真理である。(ダンマパダ)

静謐で、安全で、大切なものに戻りたまえ。(セネカ 「生の短さについて」

世間に存在する悪はほとんど常に無知に由来するものであり、善き意志も、豊かな知識がなければ、悪意と同じくらい多くの被害を与えることがありうる。
(アルベール・カミユ 「ペスト」)

にっちもさっちもいかなくなって、彼女は再び裁判長に尋ねた。
「あなただったらどうしましたか?」
(ベルンハルト・シュリンク 「朗読者」)

「ああ、やっとわかりました」人類最後の一人は答えた。(アーサー・C・クラーク 「幼年期の終わり」)

「いったい誰が正しかったのでしょうか。誰が今でも正しいのであり、誰が間違ってきたのでしょうか?」私は途方に暮れてたずねた。「誰もがそれなりに正しかったのであり、誰もが間違ってきたのだ。(中略)よいか。なしうる最大のことは、もっとよく見つめることだ」(ウンベルト・エーコ 『薔薇の名前』)

「待って。これにはわけがあるんです。 今までの人生の中で、そう言いたくなる場面は何度となくあった。」(ルシア・ベルリン『星と聖人』)

「すでに起こったことは恐ろしいかもしれないが、一番恐ろしいのはじつは・・・起こらなかったことだ。決して起こらないことだ。」(スタニスワフ・レム『ソラリス』)

「あなたがたは教わっているようで、実は教わっていません。それが問題です。」(カズオ・イシグロ『私を離さないで』)

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