読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

かくかく鹿々
読んだ本
7
読んだページ
2285ページ
感想・レビュー
7
ナイス
300ナイス

2024年3月に読んだ本
7

2024年3月のお気に入り登録
1

  • たなかはん

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • たなかはん

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かくかく鹿々
新聞の書評欄で見て。エンタメに振り切った読書をしたい時のために買っておいた。映画化不能という作品は過去にもいろいろあった(ロートレック荘殺人事件とか)けれど、電子書籍化不能ってのはどういうことかという興味を持って読み進めた。これ書くの大変だったでしょう。大変な労作だと思います。謎解きは鮮やかで、エンタメ読書としては最高だった。が、こういう本の宿命ですが、再読することはないだろうと思います。ま、そういう読書もあっていいと思いますけど。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

かくかく鹿々

2月はサピエンス全史を再読できたし、プロ倫を読むことができたので満足してます。 2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2356ページ ナイス数:286ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/950353/summary/monthly/2024/2

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
7

かくかく鹿々
世界観自主ゼミの参考図書に指定したので、再読。これで5回目。今回は信念を貫くこと、自分が大切にするもののために働くということにフォーカスを当てて読んだ。自分の価値観、自分が信じるものがそもそも間違っていたら。。。慇懃無礼で自己欺瞞に満ちたスティーブンスの語りが、最後には振り絞るような心の叫びになるところに、残酷な真実を受け入れることによる赦しを得たのだと感じました。「諦める」は、「明らかにする」ということですね。
が「ナイス!」と言っています。
かくかく鹿々
再々々読。世界観ゼミは6回で終了。が、受講生でバーチャル自主ゼミを始めることになった。その1回目の担当が私。そして課題図書としたのが本書「ハルキミ」。お題は、自分の人生において真に大切なものは何か。そもそも真に大切なものなど存在するのか。自分自身に対する自己評価と他者評価はなぜ乖離するのか。いかにそれを認知し克服するのか等々。結局のところ、どこまで行っても正解はない。自分を取り巻く人々とほどほどに心地よい距離をとり、自分が喜びを感じるようなことをそこそこ一生懸命やる。そんな力を抜いた感じがいいのではと思う
が「ナイス!」と言っています。
かくかく鹿々
「うどん陣営の受難」を読んだ流れでもう少しこの作家さんの作品を読んでみようと思って。身体的・精神的に追い詰められて前の仕事を辞めた主人公が、ちょっと不思議なお仕事(バスのアナウンス録音とか、おかきの袋の裏に書いてある豆知識の執筆は実在しそうだけど、そのほかはファンタジーか)を経験する中で、再生していくお話。著者の実体験に基づいているのかも。面白くて、それでいて、仕事とは何かを深く考えさせらた。よかったです。オススメ。
が「ナイス!」と言っています。
かくかく鹿々
新聞の書評欄で見て。エンタメに振り切った読書をしたい時のために買っておいた。映画化不能という作品は過去にもいろいろあった(ロートレック荘殺人事件とか)けれど、電子書籍化不能ってのはどういうことかという興味を持って読み進めた。これ書くの大変だったでしょう。大変な労作だと思います。謎解きは鮮やかで、エンタメ読書としては最高だった。が、こういう本の宿命ですが、再読することはないだろうと思います。ま、そういう読書もあっていいと思いますけど。
が「ナイス!」と言っています。
かくかく鹿々
これもサイコパス研究の一環で。サイコパスよりはちょっと軽め(?)の潜在的攻撃性パーソナリティ障害(マニピュレーター)についての解説本。といっても素人にはサイコパスとの違いがよくわからない(笑)とにかく、今、身近の問題な人が、このカテゴリーに属する人だということがよくわかった。要するに、不誠実・不公正なやり方でコミュニケーションを歪曲し、「情報の非対称」を作り出すことによって、自分を優位に保ち、状況を支配しようとする人。説明されているマニピュレーターの手口(P163-P190)がまさにドンピシャでした!
が「ナイス!」と言っています。
かくかく鹿々
かつての職場の同僚の人が勧めてくれたもの。著者はその人の高校時代の友人とのこと。4時に帰るのが普通というのはすごい。しかし、その理由は実にシンプル。優先順位をはっきりさせる。無駄なことをしない。退社時間を決める。プライベートを守る覚悟を持つ。睡眠時間はしっかり確保、オープンな組織運営などなど。社会全体がそうはなっていない日本で、自分だけ実行するのは難しいものもある。とはいうものの、自分の裁量で可能なもの、自分の影響が及ぶ範囲内でやっていくことはできる。地道に実践していきたい。
が「ナイス!」と言っています。
かくかく鹿々
世界観ゼミ第6回(最終回)の課題本。フェイスブックはユーザーのプライバシーや安全性、民主主義の健全性といったものを犠牲にして巨大な利益を上げてきた。人と人とを繋ぐことで社会を発展させるという理想と、資本主義の論理のもとで事業を拡大し収益を拡大するということには、根本的に二律背反があるようだ。自分はたまたまFacebookには登録していないのですが、結果的にそれで良かったのではないかと感じます。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/12/25(1988日経過)
記録初日
2014/01/01(3807日経過)
読んだ本
782冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
206638ページ(1日平均54ページ)
感想・レビュー
627件(投稿率80.2%)
本棚
5棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

神戸出身で、東京都文京区在住。能と読書とアントラーズの日々。

惜しむとて 惜しまれぬべき この世かは 身を捨ててこそ 身をも助けめ(西行法師)

実にこの世においては、怨みに報いるに怨みを以ってしたならば、ついに怨みのやむことがない。怨みを捨ててこそやむ。これは永遠の真理である。(ダンマパダ)

静謐で、安全で、大切なものに戻りたまえ。(セネカ 「生の短さについて」

世間に存在する悪はほとんど常に無知に由来するものであり、善き意志も、豊かな知識がなければ、悪意と同じくらい多くの被害を与えることがありうる。
(アルベール・カミユ 「ペスト」)

にっちもさっちもいかなくなって、彼女は再び裁判長に尋ねた。
「あなただったらどうしましたか?」
(ベルンハルト・シュリンク 「朗読者」)

「ああ、やっとわかりました」人類最後の一人は答えた。(アーサー・C・クラーク 「幼年期の終わり」)

「いったい誰が正しかったのでしょうか。誰が今でも正しいのであり、誰が間違ってきたのでしょうか?」私は途方に暮れてたずねた。「誰もがそれなりに正しかったのであり、誰もが間違ってきたのだ。(中略)よいか。なしうる最大のことは、もっとよく見つめることだ」(ウンベルト・エーコ 『薔薇の名前』)

「待って。これにはわけがあるんです。 今までの人生の中で、そう言いたくなる場面は何度となくあった。」(ルシア・ベルリン『星と聖人』)

「すでに起こったことは恐ろしいかもしれないが、一番恐ろしいのはじつは・・・起こらなかったことだ。決して起こらないことだ。」(スタニスワフ・レム『ソラリス』)

「あなたがたは教わっているようで、実は教わっていません。それが問題です。」(カズオ・イシグロ『私を離さないで』)

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう