16年にわたって紡がれた「心霊探偵八雲」シリーズ
遂に完結!
最新12巻の発売を記念して、読書メーターでは既巻1〜11巻のレビューキャンペーンを実施。
そのレビューの中から、神永学さん自ら、各巻ごとにベストレビューを選出していただきました!
ぜひ、選ばれたベストレビューをチェックしてみてください!
※レビューにはネタバレを含む場合があります。ご了承下さい。
レビュアー:こっくるさんさん
心霊もの、ほんっっっとーーーに苦手なんだけど、八雲シリーズだけは読めるんです。ここから始まる二人の出会い、物語が進むにつれて変化していく登場人物の関係性、そしてなんといっても神永先生の描く壮大なストーリー展開にドキドキわくわくしながら、最後の一行まで楽しんで欲しい作品です!心霊やホラーが苦手な人にこそ、ぜひ手に取っていただきたい。八雲なら!読めるはずです!
レビュアー:tubasaさん
“驚異のハイスピード・スピリチュアル・ミステリー”これが八雲のコピー、よくこの本を表している。本当にハイスピードに展開されてどんどん読める。頭の中に映像が浮かび、読書が楽しい!よくよく調べるとメディアミックスも、とっくにされている。わかるわ~、私もこのドラマ化、見てみたいもの、すごくいいと思う。 とにかく登場人物が犯人を含めてものすごく純粋。最後のシーンでは、犯人の叫びに泣いてしまった。一つの事件が終わると次のストーリーへの手紙が届いて…。続きを早く読みたくなる。
レビュアー:めぐもぐ* ゚さん
八雲シリーズ第3弾。このテーマで何故こんなにも読みやすいのか。重いテーマなのに、キャラクター達が軽快に物語を進めてくれる。世に訴えるメッセージ性がありながらも、ホラー要素や推理小説として楽しませてくれる、凄い作品だなと思いました。そして、後味の悪さと、少しだけ救われたような感覚。ハッピーエンドでは終わらないリアルな感じ、ツボです。
レビュアー:はちみつさん
人を憎む気持ちは誰もが持っている。重要なのはその気持ちをどう昇華するかということ。 殺人犯・戸部が逃亡する事件が発生する一方で、晴香は教育実習先で「自分は呪われている」という少年、真人に出会う。 学校で見つかる不可思議な死体。 様々なつながりが明らかになったとき、真相がわかる。 晴香の人にまっすぐに向き合っていこうとする姿勢は多くの人を励ます。 そして、文句を言いつつも人を助けようとする八雲は、心優しく、人の想いを大切にできる。 この2人の力は、これからも多くの人を救っていくと思う。
レビュアー:sayaさん
今回は主役がいないのかぁ、と読み始めましたが、とんでもない。晴香&石井が大活躍で面白かったです。 個人的には晴香のお母さんと八雲のコンビが好き。 なんだかんだ言いつつ、晴香の尻にしかれる八雲も想像できました。 八雲は巻を重ねるごとに可愛くなっているような気がします(笑)
レビュアー:fenguiさん
冒頭のあたりから…とは思っていましたが、急展開ですね。 八雲の心の要のひとつ、一心さん…。思えば彼も大切な人たちを喪い、決して穏やかな人生ではなかったはずですね。どんな想いを抱えてきたのでしょうか。どうやってあのような惨劇が起きたのかも気になります。 続きへ急ぎます!
決して、どの話でも全面的に出てきたことはありませんでしたが、やっぱり心のよりどころになっていた方なんだなぁと思います。 一心さん…。哀しいです。 彼が残した人の輪を八雲たちが大切にしてくれることを願ってやりません。最後の夜桜見物は彼の最後の願いが叶ったということなのでしょうねぇ…。 八雲は初めて晴香の名前を呼んだ、と。いつも呼んであげてね、八雲君。
レビュアー:み~くまさん
待ちに待った八雲の新刊(≧ω≦)ゆっくり楽しんで読むつもりだったのに、気がつけば一気に読みきっておりました。あぁ、勿体無いヾ(T(エ)Tヽ)一心を失ったことで一層絆を深めた八雲と晴香。そして、守るべきものを得て強さを増す後藤刑事。みんなの活き活きした姿に触れることができてとても幸せです♪それに対し、孤独の中でどこまでも闇の中へと堕ちていく美雪の姿は、むしろ哀れにすら感じました。でも、その道を選んだのもまた美雪自身なんですよね。
レビュアー:cottonさん
八雲シリーズの中でも特に読み返しているのがこの8巻。冒頭から緊迫感に溢れていて飽きる事なしに物語が進み、あっという間に残りのページが減っていく。久し振りに、この先が気になるけど読み終わりたくない…!という感覚に陥った初読時の事を今でも思い出せる程、強烈に引き込まれた。たっぷり八雲視点で物語が進むのも個人的に嬉しいポイント。 晴香、後藤さんを始めとする八雲を信じて奔走する人たちの姿にはなんだか目頭が熱くなった。八雲、ちゃんと愛されてる……。
レビュアー:梨愛さん
八雲の高校の同級生登場。樹海で見つかった死体と同級生の妹を襲った男の自殺との繋がりは? 回を重ねるごとにお互いの足りないところを補うように絆を深めていく登場人物たちがステキ✨ 終盤最終回の雰囲気すら漂ってたけどあとがきにいつもの『待て!しかして期待せよ!』があったので期待して次を読もう。
レビュアー:ルビーさん
今回は八雲にとって大きなターニングポイントになる物語。赤い眼のコンプレックスを乗り越えて人間として大きく成長し、あれほど憎んでいた父親までも受け入れられるようになる。晴香をはじめとして周りの人たちの温かさあってこその八雲の変化。八雲の心の大きな変化が読んでいるこちらにも伝わり、同シリーズの他の作品と同様の謎解きであるにも関わらず(しかも、いつも後味の悪い父親がらみの事件にも関わらず)、温かい気持ちになれた。ただ、七瀬美雪の言葉が、次回への嫌な布石となっているのが唯一不安。
レビュアー:iticoさん
シリーズ最大の危機だ。封印された箱、複数の霊、そして攫われた晴香。いつになく憔悴する八雲に「大丈夫だよね?うん、大丈夫」と自らに言い聞かせるが、悪魔のような女が頭をよぎり不安になる。「八雲たちに何かあったら許さないから!」と思わず著者を脅しそうになる自分。…すべては次であきらかになるだろう。
16年にわたって紡がれた「心霊探偵八雲」シリーズ、遂に完結!
深淵の果てに、八雲が見たものとは――。
八雲の宿敵・七瀬美雪の手によって、昏睡状態に陥ってしまった晴香。
絶望感に苛まれる後藤、石井、真琴だったが、八雲は彼らを置いて姿を消してしまう。
晴香を守り切れず、無力感と後悔の念に襲われる八雲の前に、元凶の七瀬美雪が現れる。
「始まりの場所で待っている」そう告げる彼女を追いながら、八雲は重大な決断を迫られていて……。
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