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ニライカナイの空で

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ネタバレ戦後オリンピックに沸く東京とは裏腹に衰退の一途をたどる炭坑の町が舞台。東京から預けられるひ弱色白坊っちゃん『新一』は快闊な『竹』と出会う。大人も子どももたくさんの悲しみ苦しみを抱えながら、生きるたくましさを秘めた田舎町で主人公は戸惑いながらも多くを感じ成長する。一癖も二癖もある大人達も登場し言葉はとてもじゃないけど品がない。現実と希望を少年少女にさらけ出した。昭和時代においての『トム・ソーヤ物語』といったイメージ。エンディングは父を飛び越え大人となり意見する主人公。この終り方ウェストールに似ています。
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炭坑が舞台ということで少々現代人にはイメージが沸きづらい。しかし少年達の快闊さ、物語の温かさは良いものがあり時代をよく知る男性には懐かしんで貰える面白い作品だと思います。

09/13 13:42
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コメントありがとうございます。そうだったのですね。ごめんなさい😅私は読書始めて日が浅いので…メーター内ぐるぐる回遊して本探しすることも多く、きっとその時お邪魔したんだと思います。あまりにジャンルが跳びすぎて気分の良くない書籍のレビューも書くことがあるので何時でも解除してください。こちらもお気に入り登録しておきます。よろしくお願いします。

09/17 14:14
0255文字
ゆう
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昭和の少年たちを描く小説って、実にいいっ。 少年たちは、身軽で、単純で、熱くて、とにかくよく走っていて、日に焼けていて、爽やかで。 単純といっても、決して問題を抱えていないわけじゃなくて、それぞれに生活のこと、父親のこと、未来のこと、いろんな不安を抱えている。それにずぶずぶと引き込まれるではなくて、それでも、前に進んで成長していく姿が逞しくって、本来子供ってこういう強さを持ってるのだということを思い出させる。 情景という言葉がある。 心を映すかのような風景の描写がすんなりと入ってきて、必要以上に描写がし
0255文字
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