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戦場の黄色いタンポポ (新潮文庫)

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後藤良平
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イラクで橋田さんが襲撃により亡くなった記憶は無い。中国人の宗先生が、植民地を中国では殖の字を使うと語るのが出てくる。殖とはある国の男がある国に入殖してその国の女と結婚し子供を殖やし、その子孫がその国の支配者階級に鳴ことを指すと。タイにおける中国系タイ人のようなもの。中国は東南アジアで殖民に成功したと言われている。恐るべし。戦場を忘れられないカメラマンの話が出てきて、橋田さんもその類かと思ったが、独裁国から知人を逃したり、ビルマの残留日本兵が恩給を貰えるように動き回ったりの働きに感動した。年間No.13譲受
0255文字
スー
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この本は橋田さんが取材したベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、マダガスカルで出会った人達との交流を中心にして当時の国の雰囲気や匂いが感じられるし章の最後にはその人のその後が書いてあり橋田さんの人柄も感じられ楽しみながら読めました。農民達にとって主義等は関係なく日々の生活が大事でそれを妨害され迷惑なだけでした。終戦の日も祝う事もなかったそうです。タイでは貧しくて親が娘を売る、娘が自ら申し出る。意外と女性達はあっけらかんとしていてビックリでした。
0255文字
さきん
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2004年にイラクで倒れた戦場ジャーナリストのエッセイ。自分の話というより、取材先で出会った友人についての話が多くて読んでて楽しかった。ポル・ポトやベトナム戦争、マダガスカル、さまざまな地域における紛争や社会問題の低層には、エリートと庶民との、支配層と被支配層との関係が疎遠な所にあるように感じる。事はもっと複雑で単純だろうが。
0255文字
コーキ
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読んで良かった!最近のノンフィクション作ではベストです。特にカンボジアに乗り込んだところでは、はらはらドキドキしました。戦争や報道に関する考察も深く、尊敬すべきジャーナリストの一人です。文章とは逆の視点ですが、もしも誰かに地球は四角だと言われたら、その意見を一笑にふし、まともに取り合うことなく嘲ってもいいのでしょうか。懐疑主義ではありませんが、真剣にその馬鹿げた意見を聞くことを怠ってもいいのでしょうか。とにかく、走馬看花、いい言葉です!
0255文字
にやり2世
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現地の人との関わり方が深いなぁ。
0255文字
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