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ツナグ (新潮文庫)

感想・レビュー
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やま
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ネタバレ個人的にはあまり響かず…終盤の使者側視点で振り返るのはちょっとダレちゃいました。ただ、使者がいたら自分ならどうするかなぁと考えがぐるぐるしてます。
0255文字
sansirou
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死者と一回だけ会うことを仲介する「ツナグ」が入れ替わる中で何人かの間をツナグ話です。はじめちょっと嫌だったけど、最後まで布石が回収されて面白い話でした。
0255文字
Mikey
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映画で見て印象に残ったので、原作である本作を読んで見た。同じ設定なので、迷う事なく読めたが、最後に明かされる歩美と祖母と、両親の話は映画にはなかった(と思う)ので新たに楽しく読めた。どの話も良くて感動した。
0255文字
聖龍
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連絡窓口となって死者と面会させてくれる「使者(ツナグ)」と呼ばれる人と連絡をとり死者と面会できた人達の物語を紡いだ短篇集。感動的なエピソードがあり、使者とは何か、死者と会える力とは如何なるものか等、ミステリー要素や幻想的な要素もあり、エンタメ作品として秀逸と思う。悪人は出て来ず読後感は爽やかであるが、親友の復讐を描いたと思われる心抉られる『親友の心得』や、意気地がない依頼主の男性に苛苛する『待ち人の心得』という作品もあった。心情の説明過多で読みが書き手に縛られすぎてしまう点が少し残念。贅沢な不満ではある。
0255文字
けこいけ
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続編を読む前に再読。
0255文字
㮈
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思いやりがたくさんあった
0255文字
t. maru
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泣けたー!待ち人の話めっちゃ泣ける。一つづつの話も最後は纏まった感じになって分かりやすく、ばあちゃんとの関係性も温かくなる話だなー。よかった
0255文字
takasan828
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ネタバレ続編を読んで、久しぶりに再読。この話が続編につながっていたんだなと確認。個人的には主人公の成長物語の色が濃い続編がより好みです。3作目も期待。
0255文字
わわわわわ
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読んだ理由は、作者が有名なのに読んだことがないので。と思ったんだけど、以前に読んだうそつきジェンガを書いた人だった。ただこちらの方が僕は面白かった。待ち人の話が好み。高校生の感受性でツナグ役に選ばれるのはとっても疲れちゃうと思う。次作があるようなのでそちらも読んでみたい。
0255文字
葵.
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ネタバレ題名から全て素敵だった。読後前向きになれた。最後の祖母の告白には驚かされた。
0255文字
しげりん
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面白かった。 登場人物はみな癖があるが、それぞれ近くにいそうな人物で、あり得ないような状況設定だが違和感なく引き込まれていった。 「長男」は不器用で周りから好かれない男だったが、最後に素直になれたように思えて良かったし、「使者」で最初からの伏線がいろいろ回収されてスッキリし、そこも良かった。(「親友」は読後感少し辛かったけど…) よくこれだけのストーリーを考えたなと、またそれぞれのストーリーが絡みあったりして、本当によく練り込まれて作られたんだなぁと感動。辻村さんの作品はこれからもっと読んでいきたい♪
0255文字
163
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この本はすごく読みやすかったです。いつの間にかページが進んでいて、想像しやすくその情景が頭の中に浮かんできました。それぞれの物語に感情移入して涙が止まらなくなりました。久しぶりに泣きながら読んだ一冊でした。私は待ち人の心得が印象深いです。キラリの純粋さが好きです。何か憎めないんですよね。お互いを思い合いそして前を向いていく、悲しいけれどどこか前向きになれるような気がしました。 一生に一度会いたい人はまだ出会えていないかもしれません。
マイヒロ

読みやすい本だったよね。教科書に載ってもいいくらい。そして具体的なイメージがしやすいから、感情移入も進みますよね。泣きながら読む…なんかすごくわかります。待ち人の心得も印象深いよね。特にラストの部分は、泣けてくるよね。一生に一度会いたい人に出会えたら、最高の人生かもしれませんね。

01/17 11:03
0255文字
υ > ̫ < υ
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再読 待ち人の心得が1番好き
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バリバリブーン
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本当にドラマチック。映像をみても、再読しても、何度でも読みふけってしまう一冊。自分ならだれに会いたいと思うだろうかと、つい考えて感傷に浸ってしまいます。
0255文字
Tomatoma Toma
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よくできた構成。再読します。
0255文字
Green Flash
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個人的には辻村さんの作品の良さが一冊に凝縮された小説だと思う。とても読みやすく、死とは何か考えさせられた。
0255文字
キュウ
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ネタバレ死んだ人間と生きた人間の窓口のアユミくん視点で書かれた「使者の心得」で、いろいろ最後にあかされる構成が凄く良かった。綺麗事で終わらない「親友の心得」の後味の悪さが、いい意味で印象的だった。
0255文字
みなみ
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生者がどうやって死を受け入れたらいいのか。それを使者という存在を通して描いた作品だと思った。きっとこの本によって救われる人が大勢いるんじゃないかな。突然先立たれた人が死者と繋がることで彼らの死を受け入れて、その思い出を胸に前を向く姿は、切ないながらも生きる意味を教えてくれている気がした。使者の歩美くんは、はじめから大人びて見えていたけど、彼自身悩みを抱えて成長していく姿に感動した。
みなみ

死を受け入れること→その死に生者が落とし所を見つけること。だから歩美くんはそれが正しいのか分からなくて苦しんだのだと思う。

01/06 06:58
0255文字
ナハナハ
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ネタバレ死者と一度だけ一晩だけ会う仲介をするツナグの話。前半は依頼者の話、後半はツナグの話。前半と後半でガラッと変えるのは辻村深月のよくやる手法で今作も効果的だった。視点が反対になるようで実は同じように悩みながら死者と向き合っている。実は本当に死者が一晩だけ蘇っているのか記憶が塊になっているだけなのか不明なところも一捻りしてあって深みを感じた。 著者経歴や後書きを読んで、同い年で子持ちと知った。 自分も仕事や家庭でこんなふうに充実した人生を送りたいもんだな、と感じた。
0255文字
MAYU ARAI
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やはり辻村深月は良い
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よこみちよのすけ
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瑞々しい文体の中、綺麗な物語が構築されている作品。死者と生者を繋ぐ人物を起点にサテライトのように配置された物語。家族、友人、恋人、そして物語そのものも繋がれており、かなり卓越した作者の構成力を感じます。心の隙間や余韻を感じる文章でこの作者に共感する読者が多いのも納得。
0255文字
のりパリパリ食ってたら腹壊しました。
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ふぅむ
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もっちー
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🌟年末年始に読んだ本 1冊目⭐️ あの世とこの世の人を合わせることのできるツナグ(使者) 何人もの人を合わせていく中で聞く、 依頼者の想いやエピソード、 話が進むことでツナグ自身にも変化が起こる 面白かった!読んでみてよかったです
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あやや
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ネタバレ好き!すごく好き!って思った1冊。 私だったら誰に会いたいだろう?今は幸いにも、まだそれほど身近な人の死を経験していなくて想像できないが。単に「寂しくて会いたくて会いに行く」そんな風にツナグにお願いできる人生が幸せなのかな。 いつ死んで、どんな人生の断片で切り取られることになったとしても、悔いのない生き方をしたいですね。
0255文字
まぁ
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すごく感動できる本でした。 一話一話のストーリーがしっかりしていて、自分から見てもどの可能性も当てはまるような話でしっかりと感情移入ができました。また、目線が変わればこんなに驚くんだというのは、前読んだこの作者さんの本とどうようにすごく上手く作っていて、ミステリーなのかなと思うほどでした。最後に考えさせるところも。 すぐにでももう一度読みたいくらいの本でしたが、一旦寝かしてからもう一回読みたいです。
0255文字
さめ
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ネタバレ続編が発売されていたということを知り、中学生以来の再読。 きっと誰もが「自分だったら誰に会う?」と考えるだろう。 初めて読んだ時、経験したことがある人の死は曽祖父と幼稚園の園長くらい。曽祖父は一生に一度の機会をわざわざ使うほどの関係性でもなく、きっと私以上に会いたい人がいるだろう、園長も然り…なんて考えた気がする。ちょうど当時から十年が経ち、その間に父親の死を経験した。十年の間に私も変わった。父は過去の、今の私をどう思っているのだろう。今の私は父に会いたいと思う。 これからも時々読み返したいな。
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ひーにゃ‪❤︎‬🐱ᩚ🐱ྀི
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ネタバレ 「本当は死者とは会えない」という自分の中での考えと「本当は会えるんじゃないのかー」という信じがたい希望で頭の中がぐるぐる回った。だがもし会えるんだとしても、一回しか会えない・他人が自分より先に会っていたらもう、一生会えない。一回きりの人生後悔なく生たいと思う。
0255文字
momoon_u
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主人公の最後の決断が意外でした。過去を振り返って原因を知ったところで死者は返ってこないことを悟り、未来に向けて生きてこうとする姿が描かれていて、読み終わった後にとてもすっきりとした気持ちになりました。 一晩だけ死んでしまった会いたい人に会える、しかし次の日からは自分の時間をちゃんと生きなければいけない。とても切なくて綺麗な物語だと思います。しかし、私はその時間の重みを登場人物たちと一緒に共感しきることができなかったように感じられて、すこし残念でした。
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トムソーヤ
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ネタバレ久々に読書し、他の本も読みたくなって8年ぶりに再読。内容はほぼ覚えていなかった。 やはり3エピソード目が衝撃ですね。もはや嵐のことを恨んでいたのだろうなぁ。そりゃそうか…自分が御園の立場で嵐と再会したらどうするか考えてみたが、答えが出なかった。喧嘩で済む次元を超えてるしね… 続編があると聞いたので、読んでみたい。
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ワイワイ
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以前に購入し読んでなかった本。映画も観てたしなんとなく話を覚えていたので手を付けなかったが。非常に面白かった。切ない部分も多く続編もあるので、早速購入します。
0255文字
FumiSUN
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☆9 第32回吉川英治文学新人賞受賞(2011年)
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ジョニー
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死者は生存者のためにあるという考え方、捉え方に心が温まりました。
0255文字
菊田和弘
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ツナグとなった少年、歩美の両親の死の真相が明らかになったとき、この物語が全て腑に落ちたような深い感動に包まれました。いかに人は人を疑うか、いかに人の言うことと行動に距離があるか。死と生をツナグ者に与えられる掟もまた人の持つ厳粛さを思い出させてくれました。霧が晴れていく物語あり、死者と会うことで後悔を深める人もあり。様々な読みが可能で、この本自体がツナグなのだと感じました。だから売れ続けているのでしょう。ずっと。
0255文字
ねこ
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ネタバレ親友の心得が期待した終わりかたでなかった。 使者の心得では今までの話の伏線回収のようなものがあった
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Yasube01
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再読しました。今回は、噛み締めるようにゆっくりと読み進めました。 自分の親を最近失ったことから、親はどのような思いで、旅だったのだろうか、もう一度会いたい。そう思わずにはいられない気持ちになりました。
0255文字
真作
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登場人物の一人一人が印象に残る。工務店のおじさんのような人が昔はいたなぁと。月の光は太陽光の反射光なわけだけど、日光と月光とでは明るさだけでは説明できないほど印象が異なる。
0255文字
221H
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辻村さんは傲慢と善良を読んだ時こんなに感情表現が上手な方いるんだと衝撃的だった。今回は「死」という重いテーマに対してとても丁寧で、心地よいペースでお話が進む印象がありました。
0255文字
あやーきー
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ネタバレ依頼者全員に共通して言えるのは亡くなってしまった人に想いを馳せるというより、自分の作り出した残像にとらわれ苦しんでいるように見えた。大事な人を亡くして、生き続けるとはこういうことかもしれない。ツナグは生者にとって、残像を追いかける事に終止符を打たせてくれるけれど、それがよかったかとは、言い難い。とにかく悔いのない生き方をしなければと気がつかせてくれる作品だった。
0255文字
本を読む女
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ネタバレ初読み。使者ツナグをとおして死者との再会をかなえる4人の連作長編小説。1話目のアイドルのモデルは飯島愛かなと思い、3話目の女子高生はいつも引き立ててくれる友人の死。この2話が印象的で水城サヲリが魅力的でした。5話目は歩美の視点でクールなイメージの歩美の違う一面も読めてよかったです。
0255文字
榛
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ネタバレ人生に1回だけ、死んでしまった人に会える話。個人的に好きだと思ったのは、親友の心得と待ち人の心得だ。アイドル→長男の話、と少しまぁそうだよな、分かる(覚えてないよな、甘えたいよな)、となる話が続いたように感じたのだが、親友で、どうしようもない後悔・絶望へと突き落とされ苦しくなった。 待ち人も苦しかった。もしかしたら、生きているかもしれない、という希望が、会えるという嬉しいはずのことのせいで打ち消されてしまうのだ。怖いと思った。 私は誰に会いたいと思うのか。そもそも会いたいのだろうか。
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