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食堂かたつむり

感想・レビュー
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把瀬紬
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いつだって日常か変わるのは突然で、それでも人は生きて行かなくてはいけない。そして生きるという事は、食べるということ。不器用な親子の話。
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はづきち
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オーディオブック。インド人の恋人が突然いなくなり、そのショックで声が出なくなった倫子。疎遠になっていた母が住む故郷に戻り、倉庫を借りて1日1組限定の食堂を始めた。そこで食事した人たちは願いが叶ったり恋愛成就したりする奇跡が起こると噂になり、いろんな人が訪れるようになる。 食堂を訪れる人々の生き様も興味深かったし、何よりお母さんとの最後の交流がじーんときた。ふくろうのところから見つかったお母さんからの手紙には、倫子への思いが溢れていました。エルメスを食べるという決断をしたのはちょっとびっくりしたけれど。
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Miho  Hashimoto
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喜怒哀楽。 すべての感情がつまった本でした。 酪農業に携わっているので命を戴く大切さをは分かっているつもりでしたがキツかった… 改めて食育と言うものを包み隠さず子供の時から教えていき食べ物を粗末にしないように出来る時代が来てほしいと願うばかりです。
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Naoto  Watanabe
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料理ができる人はいいな
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わい
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ネタバレインド人の恋人に家財道具から何から全て持ち逃げされた不幸はあったものの、田舎で自分の食堂を持ってお客さんの心を鷲掴みにしていく倫子。おかんとの不器用な関係も続くが最後は和解。倫子の、というか作者の料理への真摯な姿勢が伝わる一冊。 終始丁寧に料理を作る過程や様子、田舎の人達とのやりとりでホッコリさせてくれるお話。。かと思いきや終盤はなかなかハードでした笑 エルメスーー泣
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はな
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このお話のもっと細かいところを知りたいと思った。倫子さんのバイト時代とか、あと居なくなった元彼さんとか。 食堂のシャンデリアを実際に見てみたいしジュテームスープ食べてみたい!ちょっとメルヘン?というか物語に寄ってる?お話だと思った。
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ricca
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ネタバレ豚のエルメスを食べたり鳩を食べたりと衝撃的だったけれど、考えてみると生き物の命を頂いて生かされてるんだなと改めて実感。 おかんには、もっと早く倫子に愛情表現してあげてほしかったが、癌になったからこその結末なのかと思うと切ない。
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diva
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“いただきます”の言葉の意味を感じられる1冊 食べることは生きることと常々感じてはいたけれど、読了後は『生かされてる』という言葉の方がしっくりくる 様々な命との出会いや別れがあり、悲しくもあたたかいそんな物語が、心の奥底に閉じ込めていた感情を包み込んでくれる様に感じた
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ジュースの素
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再読。ぅんと前で内容わ忘れてた。 少しメルヘンチックではあるものの、心に沁みる話。 どんな町か分からないが、細かな食材も手に入るし。 豚のエルメスを食べる話には驚いた。 かたつむりに行ってみたくなる。願いは無くとも。 小川さんの分かりやすい文章が皆の気に入った所に繋がる。
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りぼ
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じんわり暖かい気持ちになれる一冊。 あとお腹がすく。それも生きてる証拠だよね。
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*八朔ナッツ*
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過去に読んだか、映画を観ただけだったか分からなくなり、『小鳥とリムジン』を読む前に手に取った。読み始めてやっぱり既読だったと思ったけれど、誰かを思って作る暖かい料理の匂いに誘われて、するすると再読。母と娘の関係も、常日頃は難しくても、やっぱりどこかで深い絆と愛があって、お互いを思いやれるんだなと思えた。20代でここまで料理の腕を身につけた倫子は羨ましい限り。客として食堂かたつむりに行きたいな。
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mii
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ネタバレエルメスは、決して消えてなくなったわけではない。 ただ、形を変えただけなのだ。 おかんの愛が文字から溢れてた。読んで愛に包まれた。
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ちぃ
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出会いと別れと再生の物語。
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aki
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現代病なのか、先の展開を急いで追おうとし、飲み物のようにスーっと飲み込むように読んだせいで、本来味わえたはずの物語の味も喉の奥へと一気に消えてしまった。それでも食に生死はつきものだと考えさせられ、最後は泣きそうになった。
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Mirror
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NHK72時間の「生きることは食べること」の言葉が思い浮かんだ。エルメスが喜んでいると思わずにはいられない。素敵なおはなしでした。
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凛
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小川糸さんの代表作とも呼べる『食堂かたつむり』を読むのはこれが初めて。表紙やタイトルから連想されるほっこりなイメージとは裏腹な内容で、主人公倫子が、同棲していた恋人に全て持ち逃げされたショックで失声したことで疎遠だった故郷で、食堂を始める本作。美味しそうな料理の数々、美しい自然美よりも『命』を味わう事に重きが置かれている作品だと感じました。愛豚エルメスを解体し食すシーンも残酷で読んでいて辛かったけれど、それゆえに自分が普段食するものへの『重み』を痛感する。まさに喪失と再生の物語だなと思います。
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ひとまろ
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命のありがたみ。人間界と自然界。
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葵
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私も、人を幸せな気持ちにさせることができるお菓子を作りたいと思った。 「イライラしたり悲しい気持ちで作ったりしたお料理は、必ず味や盛り付けに現れますからね。食事を作る時は、必ずいいことを想像して、明るく穏やかな気持ちで台所に立つのですよ。」
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uralaka
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皆さんの評判はきっといいんだろうなあ。テレビドラマ向きのストーリー。私はちょっと何がどうと言えないけれど、共感出来なかった。特にお母さんの生き方かなあ。主人公に対しても、だんだん違和感でてきてしまった。
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水兎
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奇跡を呼ぶ食堂の物語、良かったです。 作中のエルメスの話は読んでいて苦しくなりましたが、私達も命を頂いて生きている上で知っておかなければならない事でもあり、受け入れ、改めて感謝しなくてはならないと感じます。
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べべんべんの母
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誰かを喜ばせようと料理をしたことがあっただろうか。「いのち」を考えて料理をしたこともなく、ほとんど毎日義務として長年食事は作ってきただけで、なんと失礼なことをしてきたんだろう。 不仲だったおかんとは死んでから仲直りできてよかったね。
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ねこむすめ
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装丁の穏やかな雰囲気からは想像もつかない、ディープな展開だった(笑)しかし、面白かった
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のびちゃん
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星5つ それ以上の感想が出てこない。普段何気なく食べている肉や魚、そして野菜にも命があってそれを頂いているからにはもっとありがたく食べないといけない。
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Cana.t.kazu
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ネタバレ 著者の食を掘り起こすのが人を癒すためにつながっているのがよくわかる1冊でした。 フクロウ爺さんのくだりは予想できていましたが。 肉親でも人と人がわかりあって生きて行くのは難しい。 これは全ての人への永遠のテーマですね。
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バク
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そのうち読もうと思っていた本のシリーズ読み。 都会からのんびりした田舎での生活、ほんわか系で飯テロ…と、油断していると、急展開がやって来つつ、また、のんびりの繰り返し。 のんびりターンの所は、期待を裏切らない読感です。
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 麗
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料理の描写が素敵すぎて。 どれもすごく美味しそうだし食べてみたい。料理をしてみたくなった。 主人公の達観しているような視点も好きだった。 衝撃的な描写もあったけど、それすら静かな気持ちで読めてしまう、美しい文体で。 何回も読み返したくなる本。
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cocorin
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豚の屠殺と解体が生々しすぎる 野鳩の料理も衝撃
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hai_chi__zu
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詩集を読んでいるかのような美しい描写。小川糸さんの目で見たなら、世界はどんなに美しいんだろう。ピュアなのに残酷、生と死、絵本のような美しい表現と、淡々と対比される現実。場面に応じた多彩な食事の描写、豊富なメニューのレパートリー、お茶、お菓子… 「おなかの底から、どんどん元気がみなぎっていく。それは、熊さんのおかあさんが、私たちのことを想って、丹精込めてにぎってくれたからだ。それで記憶の糸を辿って行ったら、ふーっと祖母の後ろ姿に繋がった。きちんと整頓された台所に立つ、祖母の背中だった。」
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Masaru
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幸せを感じる本を検索して本書にたどり着きました。出来すぎ感とか疑問に思う事もありましたが確かに幸せ感を感じることが出来たと思います。
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アボガド
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⭐︎⭐︎再読 多分16年前に読んだ 本棚にあったので再読 エルメスの描写が読めなかった 命をいただくことは直視できない 生命って短いのだと感じる
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ハチコ
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ネタバレ食べた人に奇跡の幸せをもたらす食堂かたつむり。母親も幸せにし、最後の最後で自分にも奇跡が。冒頭のインド人の持ち逃げ、髪の全剃り、水鉄砲ベビー(これも実は嘘かな?)…なかなか驚き展開がありました。エルメスが作中料理の集大成だったように、料理より食材を調達するところに重きをおいているような気がします。食堂の準備のために改装するシーンが個人的に好き。タイル張りのトイレも眠ってもいいベッドもある食堂、いいなぁ。
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siva
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持ち逃げを警察に届けないの?とか、祖母の急死を誰にも連絡せず一晩?とか、細かな疑問がある冒頭ではあったが、結果、食のおとぎ話のような良い話を読んだ、と思った。食べることは人とのつながりであり地域の文化でもある。一皿に浮かび上がる記憶や一皿にこめた思いは心の豊かさ。認知症の老人のところで涙し、エルメスで泣いた。
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しゅー
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怒涛のラストで息が詰まりそうだった。 最後に救いと救いの無い畳み掛けが凄かった 料理で幸せにできるのはとても暖かかった
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植物
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好きではない。表紙はかわいい。 ファンタジー。 「ていねいな暮らししてます。でも毒も知っていますウフフ」みたいな感じがする(個人の感想です)。スピッツの歌詞に憧れている人っぽい(勝手な妄想です)。
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Yukiko
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☆☆
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慶華
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ネタバレ再読。本当にいい本。食材のありがたみが丁寧に料理する倫子から感じられる。豚のエルメスは全部食べてもらえて良かった。最後のオカンからの手紙で大号泣。
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seiko
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自分と重ねてしまい胸につまってしまった
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ヘチャ
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ネタバレ小川糸さんの作品は優しくてあたたかいので手にしてみた。 最初から最後まで同じ調子で日常が語られているので、少し単調な感じがした。料理に対するこだわりが凄いのですが、出来上がった料理の映像が浮かばず、どうしても食べたくて食堂を訪れたいという感じにはならなかった。 また、豚や死んだ鳩を解体する場面の描写がリアルなのでそれを使った料理も美味しそう!とは思えなかったのが残念。 母の本当の想いが最後にわかったのは救い。前向きであるにも関わらずなんとなく暗い感じの作品に思えた。
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みき
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ツバキ文具店、ライオンのおやつに続いて読んだ小川先生の本。食に関して、素材を大事に、活かす調理法や食べ方に精通された方だなぁと改めて感じた。小川先生の紡ぐ言葉は沁み入る。でもこの本に関しては、最後のエルメス部分は描写が生々しくて嫌悪感が。どうしても読めず。個人的にはあそこまでの描写が必要だったのかと思ってしまった。
seiko

そのページだけ飛ばしてしまいました😔

09/04 09:43
みき

しょうがないですよね😣

09/04 17:51
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*+:。.もも.。:+*
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たくさん小川さんの作品は読んでいたのにそういえばこちらは未読だった。料理が好きで実母との関係があまり良くなくて全体を通して小川さんのエッセイを読んでるような感覚。ふわっとした文章に突然、性的なフレーズがぶち込まれるとびっくりする。エルメスの解体はストレート過ぎて...「銀の匙」の豚丼と重なった。
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