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残された時間――脳外科医マーシュ、がんと生きる

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荏苒 byn
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70代前半の脳外科医の進行性 前立腺癌の苦渋の日々が 本線である。あとがき時点では楽観的な状態らしい。病気治療の子細や 医学や科学的な 話、意識とか無神論の立場や死後の世界観、安楽死論等を語る。一方、 医師としての思い出や反ナチスでドイツから逃れてきた母親や家族との 思い出や 日常・暮らし・ ランニング・出来事ETC、教養 人のエッセイでもある。屋根壊し詐欺が英国にもあり、何所が発祥なのか。「母がまだ生きているうちに 彼女の人生に ほとんど関心を向けなかったことに深い悲しみ」人文的な心情が右脳に共振した。
0255文字
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ネタバレ2024年の本。
0255文字
coldsurgeon
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卓越した脳神経外科医マーシュ先生のエッセイである。ほぼ同世代の外科医として、身につまされる内容が散りばめられている。たまたま撮った脳のMRIで、加齢性変化がみられる事実に直面し、自らの老いを自覚してしまったこと。長い間、前立腺肥大症の症状がありながら、PSA検査は避けていたために、前立腺がんが進行した状態で発見されたこと、その後、内分泌療法、放射線治療による心身の変化、など。老い、死に至ることは、必然的なことだが、今現在を真摯に生きることが大切だと、以前の著書と同様に、諭してくれる。彼の著作は、最後か。
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