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穢れと差別の民俗学 歴史民俗学資料叢書 第3期 4 (3)

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とまる
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最も印象的だったのは瀧本豊之輔の“穢れは一つの状態である”“如何なる状態を以て穢れとなすべきかは、何を完全となすかによって定まる”という文章。ケガレという取り去れないものが拭い難い差別を生むのではない。差別が起こり、差別することの合理化・正当化のためにケガレという概念が持ち込まれただけ。今まで文献を読む中で、当然の前提のような「穢れ」という言葉に疑問を持たなかったことを反省。穢れているとされたか否か、でなく なぜor どのようなものが避けられ差別を受けたか と置き換えて読む習慣をつけていきたい。
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