形式:Kindle版
出版社:講談社
形式:コミック
この時に、活躍するのがNK細胞である。つまり両者は協力してがん細胞を殺傷することがない(仲が悪い)が、お互いの機能を補っている。この辺を本話でも生かして欲しかったところ。
また、NK細胞の活性化に「神経ペプチド」がでてくるが、ここはもっと一般的なI型インターフェロンのほうが適当。また本話の冒頭で、好中球ががん細胞を助けてしまうシーンがあるが(がん細胞は、生まれてはじめて助けてもらったとラストで感謝)、これは細胞なら制御性T細胞、分子ならPD-1あたりを登場させれば、(心ならずも)がん免疫を助けてしまう現象が実際起こりうるというユニークな現象の説明になったと思われる。
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