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自選無用ノ介 第3集 (My First Big SPECIAL)

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ぶんぶん
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【再々読】やっぱり、「ふぶきが無用ノ介の肩で舞う」に眼がいってしまう。 頼母の敵討ちを何とか思いとどまらせた無用ノ介、運命のいたずらかばったりと出くわしてしまう。 無用ノ介は手助けするが頼母は切られてしまう。似たような二人組、あの手この手を尽くすが、生きていればこそ、なのに武士としての晴れやかな死顔、無用ノ介には理解できなかった。 武士道に一言ある無用ノ介の生き様が垣間見られる傑作です。 12枚の見開き画で構成された「牙・・・無用ノ介」も見事。
0255文字
隆二
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この巻の一年組の話は、複数勢力が絡み合った割と複雑な話なのだが、さらっと読めるのは作者の力量なのだろうか。
0255文字
ぶんぶん
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【再再読】続いて最終巻・3巻目に突入。やはり、良いものは時を忘れる。「ふぶきが無用ノ介の肩で舞う」が秀作である。 大小コンビの悪者を二組用意するだの、冒頭の春と冬の対比など、やれるアイディアを駆使している。頼母の心の動き、無用ノ介の何とか助けたいとの願い。賞金稼ぎのバイオレンスに振り切れない、お涙頂戴のおセンチ時代劇になってしまうのだ。最後、頼母が敵討を諦め故郷に帰ると決心するが間の悪い事に敵役が現れる。もう少し無用ノ介の動きに何でも出来たのではと脚本に文句をつける・・・でも、これが無用ノ介なんだろうな。
0255文字
ぶんぶん
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【再読】何となく手を伸ばしてしまう、無用ノ介の世界に郷愁があるのだろう。 この作品集収録で感慨深いのは「吹雪が無用ノ介の肩で舞う」であろう。 敵討ちの少年を何とか敵討ちを思い止まらせ、明日への希望を持たせ旅立たせるまで行ったのに、運の悪い事に仇の本人が現れる。 返り討ちにあった少年の誇らしげな横顔、これが侍の子としての本懐か。侍をとうに捨てた無用ノ介の胸に去来するものとは何か・・・ 他に、12ページ見開きで無用ノ介の胸の内を描く「牙・・・無用ノ介」他2編も収録。単なるチャンバラで無いセンチメンタルがある。
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ぶんぶん
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圧倒的な迫力の、見開き十二枚を使い、50両の賞金首からの果たし状の結末を描く「牙・・・無用ノ介」を始め、傑作揃いを集めた、自選最終集。 「やって来た無用ノ介」も「吹雪が無用ノ介の肩で舞う」も傑作中の傑作。 「吹雪が~」は、何度読んでも泣ける。 この、傑作集3冊は保存版です。
0255文字
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