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逃北 つかれたときは北へ逃げます (文春文庫 の 16-6)

感想・レビュー
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Ta Ms Y
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私は能町さんと同じで、何かと北へ逃げたくなるタイプなので本当に楽しい読書だった。グリーンランド旅行、してみたいけど無理だなーと思っていただけに旅行記を読めて嬉しかったし、「東京の人」と思われるのが嫌というのもわかる。祖母の生まれ故郷への旅は感動しました…。読書はいいですね。
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LUNE MER
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鳥取も「北」認定してくれているのは嬉しい。本作には鳥取への「逃北」は紹介されておらず、もしかするとまだ実行されていないのかも知れないが、能町さんには是非とも倉吉の何も無さっぷり(浅見光彦のお墨付き)を堪能していただきたい。(地元民のように米澤たい焼きでも頬張りながらかつての繁華街をぶらぶらと)
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からし
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旅行記です。能町さんなので独特な旅行記ですね~。面白かったです。
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百年の積読
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「逃北」というコンセプト勝ちだなあと、まさにこの題名に惹かれて買ってしまった読者としては思う。この強力なコンセプトを除けば、旅行記としてはそんなに面白くはないし興奮もない。緩くて行き当たりばったりな旅というのは自分も好きなのだが、そういう旅の情緒や空気にひたれるような文章でもなかった(読みやすいけれど、上手い文章とはいえない。)。ちょっと残念。
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シータ
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観光地を回るわけでもなく、目的も少なく、旅の形としては自分の理想に近い。北に魅力を感じる点も同じく。グリーンランドなんて人生で一度は行きたい場所だし、ひとり旅したいなぁと思う。
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伊藤 みゆき
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観光地は全然巡らず、人のいない北へ行った時のエッセイ。 旅のエッセイで、読んでこれほど行きたいと思わないのも珍しい。 能町さんの文章は好きなので、楽しく読みました。
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コタツ猫
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逃北。つかれたときは北ににげます。やっぱり能町さんの着眼点はぐっとくる。そして自信のルーツを探す旅も、こういうの大好物。ほぼ同じ場所に自分も行ったことがあるので、読んでる間ずっと風景が浮かんでました。
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ayunami
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ネタバレ「北に逃げたい」という気持ちと「北の定義」に大共感でした。大間は行ったけど、尻屋崎は行けなかったので行ってみたい!文章の書き方とか感性に共感することが多かったからよけいに、性転換したというあとがきを読んでもっとこの人の人生とか考え方を知りたいと思った。
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ky
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最北北海道より東北地方に惹かれる。青森、見るもの聞くものが新鮮、妙に懐かしい、日本らしいのにいつもいる日本とは異質。尻屋崎、つきぬける青い空、強い日差し、湿気の少ないさわやかな空気。会社を辞めることを決めた。下北のトナガリは、大間に行ってから尻屋に行くのがよい。北の地、やわらかいあきらめのような気持ち。グリーンランド、猫は一匹も見かけなかった、寒いの苦手、自殺率10万人中百人、日本の4倍。こんなところ雪ばっかりで寒くてなんもよくないとけなし、来てくれた人にはよくもまあこんなところまでというスタンスで歓待。
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rokoroko
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逃亡と言えば北というのがおもしろい。中学の卒業式の後友人と二人で下北半島に行った。どうして行ったのかわからないが寂しかった・・筆者の気持ちわかるなぁ~
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yuga
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北に逃げたい衝動「逃北」という言葉は言い得て妙と感じた。誕生日にこそ色々なものから逃げたくて北海道へ向かった筆者。逃げるというわけではないけど誕生日にどこか行きたいところに行くというのはやりたいと思った。
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エヌる@遅れてきたルーキー
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「逃避行といえば北」というのは暗黙の了解というか常識的な所があるとこの本を読むはるか前から思っていた(すりこまれたのか?)青森、行ってみたくなったなぁ
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GORIRA800
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人生に行き詰まると北の地に逃亡するエッセイ 北の偏屈というかどん詰まりの雰囲気が逃避にいいのはわかるかも 東京だと賑やかすぎて孤独を煽られそうだしね 旅行記のはずなのにたいしてワクワクさせられないこの本のスタンスが好きです
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エボシペンギン
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 稚内に行くので。行きの飛行機と帰ってきてからで再読。どっかに紙の本もあるはずだけど見つからずにホントで買ってしまった。北海道は5泊もしたがなかなか能町さんのように住むような旅行はできないね。
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ユウキ
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私に北の血がまったくないもので(著者と同じく身内が家系図を作ったことがあった)北に逃げたいという感覚はまったくわからないし、ぶっちゃけ知らない町を歩き回りたくもない。まず田舎が苦手すぎる。でもまぁそういう人もいるんだろうなって感じのエッセイ。その後の著者は結婚という名の同居をして猫も飼ったので、なかなか逃北もままならないご様子です。苦笑
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4fdo4
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能町みね子氏の本はこれで全部読んだ。テレビで拝見する女史のそのままが文章化されていて、旅をしている様子が目に浮かぶ。ご本人の書かれるイラストもとても好き。
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碧雲-  lukeminen
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旅先で、現地の人と同じ体験を試みて、その土地に住めるか確かめる・・・なるほど。
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のり
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北に住みたい!そう思って北海道の大学に進学して1年が経とうとしている。確かに南国のリゾート地のような華やかさがあるわけでは無い。冬は一面雪に覆われた寒々とした風景、でもそこに安心感や懐かしさを感じている自分もいる。自分は北海道に縁もゆかりもないけれど。 「北の大地は訳なく懐かしい」というJR北海道の社歌の一節の通りだと思う。 これからもこの北の大地で様々な場所に行き、状況が許すなら様々な人と交流してみたいと思った。 グリーンランドのヌーク、凄く興味が湧いた。行く勇気は無いけれど…
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sasashin
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リアルに撤退先がそこしかない、あるいはそもそも出ていけない人がいることを思えば、結局のところ東京もんの道楽ですね、という気しかしませんが、まあそういうスタイルの観光というだけの話ですわね。
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ごく
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再読。北方に癒しを求め逃げる人に興味を持ち手に取った本。行き詰った時に南方へ行っても解決策を見出せない感覚に共感。個人的には”逃眠”派なので著者の逃北行動に文筆家らしさを感じた。逃北の原動力は小樽出身のご両親、東北・北陸出身のご先祖様からのDNAらしい。人が少ない無名の町や駅での途中下車、地元の人達との交流、未定の旅は楽しく思い出深い。最逃北先のグリーンランド。その存在すら忘れていたが神々しい風景描写に魅了。訪れてみたい北米の北部海岸や『赤毛のアン』のプリンスエドワード島から遠くないことを知る。
 ターさん

“ごく”さん、やはり物語がありますね。階段には、当然ながら上下の移動を可能にするものです。それが、螺旋になると、また別の意味が付加されるような気もします。この件で、ヴァチカンの大きな螺旋階段を思い出しました。そして、フィレンツェのミケランジェロの美しい階段も。すっかり忘れていた記憶がよみがえりました。ありがとうございます。私のアイコンは、岡山県立森林公園にある小さなログハウスです。私のお気に入りで、この中から外を眺めるのが大好きです。特に雨の日は格別です。これで、ログハウスが大好物になっちゃいました。

01/15 18:49
ごく

ターさん、返信ありがとうございます。フィレンツェやヴァチカンの階段を思い出されたとのこと。螺旋階段といえばダ・ヴィンチが設計したとされるシャンボール城の2重螺旋を思い出し、螺旋階段、実はイタリア発祥かも?と思ったりしました。岡山県立森林公園のログハウスでしたか!小屋なんて書いて失礼しました( ^∀^) 丁度、女優の黒谷友香さんが20代に購入したログハウスを語った記事を読みまして、住み心地が良いと知りました。森林での雨降りにはログハウス、いいですね。今期の朝ドラは岡山が舞台。その必然性、気になっています‼︎

01/15 23:56
4件のコメントを全て見る
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Sakie
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どこかさびれた場所、観光客の行かない地元民だけの場所、両親や祖母のゆかりの場所。能町さんの逃げる先はいつも北という。私も、北は好きだ。というより、皮膚のすぐ外側を冷えた空気が吹き去っていくその身一つ感、孤独感が落ち着く。南のように、身の内にこもったものが外へ溶け出ていくことなく、自分の中で処理することを強いる、ストイックさを気に入っている。地球の北端に人が暮らす景色を、私も見てみたい。北海道の人が北海道を愛するように、グリーンランドの人はなぜグリーンランドを愛して暮らせないのだろう。あんなに美しいのに…。
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katoyann
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北に旅をすることの拘りについて、各地のエピソードを交えながらつづったエッセイ。疲れた時に北に旅行したくなる気分は共感できる。 旅行先は稚内、宮城の角田市、三陸海岸、八戸、小樽と様々。海外ではグリーンランドに行ったという。読み終えると旅行したくなるが、季節によるなぁ。さすがに冬に稚内は厳しそうだし。 ちなみに著者のルーツは北海道にあり、北に向かおうとする気持ちは生まれながらのものなのだとか。私も南国より北国好き。低テンションで生きてます。。。
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藤尾
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ちょっと情報が古めだけど、まあ面白く読めた。グリーンランドは、別に行かなくってもいいかな・・・稚内には行ってみたい。
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ジュンコ
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再読。北への憧れ。本州は日光までしか行ったことないし、北海道も新千歳に機体トラブルで緊急着陸しただけ…。東北や北海道に行ってみたくて仕方ない。
まるまる

東北。惹かれて止まない町です。この本読むとさらに行きたいところが増えますね。

08/15 11:06
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まるまる
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北の町にとにかく惹かれる。自分のことを誰も知らないそんなところに一人で旅したい!!まだまだ行きたい場所や見たい場所がたくさんあるなぁ。
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impact4078
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自分にとって総合 :★★★★☆ 面白さ・楽しさ :★★★★☆ 次の読書への原動力:★★★☆☆ 知識の増加 :★★☆☆☆ 好奇心の広がり :★★★★★「なるほど!」と思ったページ:P217
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きあ
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確かに南より北の方が逃げてる感はある。
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タンク
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これまた大当たりの一冊。私にもゆかりの深いところから海を隔てた極北まで逃げる逃げるうらやましい!卓越した観察眼といちいち沁みる文章と、本当に絶品です。あの人にもこの人にも薦めたい!それぞれに確かに響くものがあるよきっと。すーばらしかった!!稚内の水族館行きてー!!!
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mimiko
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「逃げる」という感覚はわからないけど、故郷がない感じは似てるのでわかる。寒い地方のすーんとした空気を吸いたくなった。
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 ターさん
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旅をするには北指向だ。演歌のようだが、「いつでも北に逃げたい。私は。」というのは分かるのだ。寒くどんよりとした空の下、荒涼とした大地に一人ぼんやり立ち尽くす。絵になるじゃありませんか。本書の旅行記は力が入っていない。旅で「なにもなさ」を味あう時に充実感を感じ、それを「なにもない様子レポート」にする。能町さんは読者にこれが伝わっているか心配しているようだ。「大丈夫?」って。名所、グルメ、ウンチクが溢れる旅行に満腹している。今居る場所から離れ、遥か遠くに行く。ただそれだけでも満足できる。“北に逃げたい。私も”
ごく

ターさん、ナイスありがとうございます。面白そうな本を読まれていらっしゃるので、お気に入りにさせて頂きました。

01/13 23:30
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dogmomoclo
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「犯人は北へ逃げる」という刑事のセリフを想起させる「逃北」。 でもそれは全然違くて自分のルーツへの想いなのか。 震災の事もありその章は胸が痛かった。 地元民の様に旅先で生活する憧れは私も同じ。 能町さんの心の断片を知れてこのエッセイを手にとって良かった。
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T2y@
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旅と言うより、故郷への逃避。 その向かうべき先は、楽園の如きリゾート地にお客様として迎えてくれる南国。ではなく、何もない北こそ相応しい。北海道、青森、新潟、長野、宮城、そしてグリーンランド。観光とは少し違うココロの癒し方。北の出身である身としては、シンパシーを感じ得ない。
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ひーちゃん
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縁あって手にした本。多くの人がそうであるように、私も遠出は楽しむためのものという固定観念がある身なので、逃げるために旅をする、逃げるのだからどこか寂しい土地へ、という発想が斬新だったし、逃げた先の北で、観光地を巡る訳ではなくてただひたすらぶらぶらする、というのは私には無い旅の形だった。その土地に住んでいるような気分で、バーチャル日常生活を送る、という楽しみ方。それはそれでありだと思った。知らない土地をあてもなく歩くことは私も好きだ。ひとり旅をしたくなった。宿だけ決めて、あてもなく。
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あーちゃん
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旅行は好きだけどそんなに頻繁にするわけでもないので、紀行文を読むのは自分も行った気になるようで好きです。逃北のニュアンスは伝わりづらいかもと書いてありましたが、私は南国リゾートよりも北に逃げたい感じすごくわかると思った。
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Gaooo
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著者の目から見た東北がとてもいい感じ。おばちゃんたちの下ネタとか容易に想像できる。東北人のちょっと素直じゃない地元愛も看破していて、なんだかうれしい。こんな旅もいいなと思う
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Takahide✈Yokohama
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観光地でも名所以外を住民の様に歩き、二次元のとんがりを求めて岬に行くは、やがて「ほじくりストリートビュー」の様に普通の所にある三次元的に変な(?)所に行く前の段階なのかもしれない。
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TONTAN
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離れた街で頑張ってる娘っ子におすすめしてみよう。感想が楽しみ^_^
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かみしも
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ネタバレ何かで読んだが人間の志向は北と南に分かれるらしい。で、何年か毎年稚内に行ったり道東5空港制覇したりアイスランドを旅したりした自分は圧倒的に北寄りだと思っていて、そんな自分はとにかく共感しまくりの本だった。単に北に惹かれるという点だけでなく旅先でそこの住人になりきりたい著者の気持ちもすごく理解できる。行ったことのある土地の様子が見事に描写されて懐かしさを覚えつつアイスランドのみならずグリーンランドにも行ったという著者に嫉妬を抱いたりもする。そして、自分もコロナが収まったら彼の地を訪れたいと思うのであった。
かみしも

余談だが、巻末の対談に出てくる金沢の喫茶店、かつて五木寛之が通っていて直木賞受賞の報もそこで受けたという片町の〈純喫茶ローレンス〉なんじゃないかと勝手に邪推している。あそこなら、閉店後の店内でスーパーの見切り品を食べるというのも全然許してくれそうな気がするのである。

08/04 02:12
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ハル
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南国ではなく、北に惹かれるの、わかる気がします。
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あーちん
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『逃北』著者は辛いとき困ったときに北に逃げる、その体験談をまとめたエッセイ本。エッセイ本初挑戦でその割にはとても読みやすかった。けども、なんだろう、やっぱ小説がいいなってなってしまった。著者の言いたいこともわかるのだけど、私としてはちょっとそんなに理解できないかなって感じでした。また機会があれば他のエッセイ本も読んでみたいかもしれない。
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逃北 つかれたときは北へ逃げます (文春文庫 の 16-6)評価82感想・レビュー124