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朝鮮半島終焉の舞台裏 (扶桑社新書)

感想・レビュー
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kawa
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2018年1月刊。本書によれば、当時の米朝関係は一触即発の状態でいつ戦端が開かれてもおかしくない状況だとしている。だとすれば、2018年6月以降実現した何回かのトランプ・金会談がその危機をカバーする意味があったとういうことなのだろうか。その真偽はともかく面と向かって話しをすることは大事なことだ。ネットやマスコミに数多く登場の著者だが、経済学者ではなく数理処理をベースの政策研究が専門だと自ら語る。朝鮮半島情勢を大掴みでとらえることが出来る。
0255文字
河童
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2018年の1月発行の本。朝鮮半島情勢はこの時から変わっているので、そのことを踏まえて読んだ。参考になるのは第四章専守防衛国・日本にできることと、第五章日本が進むべき道。安全保障に関しては日本は極めて不安定な状況下にあるでしょう。アメリカの核の傘が以前のように期待できないような気がするし、北朝鮮の核は暗黙の了解になってきている。自分の国を自分の国で守れない残念な状況のなか、国と国民をどう守るかを考えさせてくれる本です。
0255文字
犬養三千代
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この本の執筆時からずいぶん北朝鮮を巡る情勢が目まぐるしく変化している。それでもその奥深い流れは変わってないなと思う。外交というものの本質はやはり「軍事料」の裏打ちが無いとだめだな。 おわりにで「平和ボケした日本人に」とある。いくつかの米朝の軍事シナリオが描かれる。ソウル、東京危うし!それにしても金正恩やはり「したたか」
0255文字
mazda
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タイトルを見て「ついに来たか!」と思ったのですが、やはりちょっと早とちりでした(笑)。1年くらい前に出版された本なので、実際にはその半年くらい前の情報かな、と思われるので、北朝鮮が世界で完全に孤立し中国とも一触即発ということが書かれています。一時期はそうだったのですが、そこは世界のリーダたちもバカではない(と期待しますが…)からか、安易な攻武力衝突を極東では行わないようです。高橋さんのいうようには必ずしも進んでいませんが、朝鮮半島に明るい未来がないことだけは確かだと思います。
0255文字
Shinsuke Mutsukura
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ブルース・ラセットとジョン・オニールの平和の五要件が的を射ていると思う。 ①同盟関係 ②相対的な軍事力 ③民主主義 ④経済的依存関係 ⑤国際的組織加入 中でも相対的な軍事力と民主主義は、重要だと思う。 Chinaの連中の頭の構造では理解できないのだろう。ドルチェ&ガッバーナに怒り狂うのなら、習近平や共産党に怒りをぶつけることのほうが、重要だと思う。 とにかく日本は、周辺諸国に恵まれていなさ過ぎだ。 朝鮮半島ごときに混ぜっ返されるのだけで非常に腹立たしい。結局は、Chinaが、現況だからだ。
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乱読家 護る会支持!
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トランプー金会談の前に書かれた本だか、経済制裁が効いておらず、自制の効かない金政権では、米朝戦争のむしろ危険性は高まっていると思う。 青山繁晴さんと考えの近い著者なので、僕にとっては、特に新たな情報は無し。 日本がすべきこととして、北朝鮮の背後にある中国を、民主国家でいかに封じ込めるかである。著者は、日本、インド、オーストラリア、アメリカにロシアを加えた極東版NATOを提唱する。 まあ、その通りですな。
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ミガーいち
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北朝鮮をめぐる国際関係を理解するのに役になった。星4
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坂上二郎ラモ
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ネタバレやっと積読から脱した。著者が執筆した2017年11月時点から劇的に朝鮮情勢は変化し、米朝会談までやってしまった。その後に読みと「戦争がすぐそこまで来ている」という当時の情勢判断は少々微妙ではあるが、あの時点での評価としては間違ってるとは思わないし、だからこその急転直下であったとも考えられる。現在進行中の表面上の話し合いが今後決裂するようなことになれば、今度こそ修復が可能な保証もないだろう。今になっても尚読む価値があったと考える。支那の膨張志向にとって北の振る舞いがどう評価されるか次第というのが本書の結論。
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ホリエンテス
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昨年11月時点の内容だけど、現在状況はさほど変わっていない。即戦争かと思ったが、6月の段階で最後の最後までプレッシャーをかけ続ける。米朝首脳会談の行き先やいかに。
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宗像司郎
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今年あたまままでの戦争不可避の状況がよくわかる。現在の対話路線は、その結果。
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ニライカナイ
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本書執筆時(2017年11月)以降、金正恩氏が北京を電撃的に訪問し、南北会談、米朝会談が行われようとしている。国際情勢が刻々と動く中、わがニッポンでは、いまだに森友や日報ですか?
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council
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ネタバレ朝鮮半島、とタイトル付けしているが東アジア情勢全般で真の的は中国!という保守派のアジア情勢分析論に沿った内容で、この手の内容に初見の方は入門書としていいのかもしれない。が、普段経済問題と役人叩きに精を出しているお方が前書きで政策研究が本職、とわざわざ断って国際情勢本を急に刊行しているのは何故だろう?宮台真司いう所の「駆け付け擁護」の一環だろうか?と邪推してみる。
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やす
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北朝鮮情勢がきな臭くなる中での朝鮮半島と世界の動きをコンパクトにまとめてる本。時間が経っているので韓国が北朝鮮と融和ムードになったり、習近平が任期撤廃したりとこの数ヵ月でも動きが目まぐるしい。迎撃ミサイルの現状や核保有の是非など日本の安全保障は常に難しい舵取りになっていることを痛感する。冒頭・最後のTPPや自由貿易の話は著者とは考え方が逆だった(分かっていることだが)。難しい知識抜きに現状を知りたい人にはお薦めしたい。
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まゆまゆ
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北朝鮮とアメリカの関係、北朝鮮と中国の関係を中心に朝鮮半島情勢及び日本の採るべき道を紹介していく内容。既に国連安保理の北朝鮮に対する制裁決議は9回になっており、実質あと1回しか出せない!?軍事同盟を結んでいる北朝鮮と中国の関係は現在冷えきっている、等々カウントダウンの始まっている情勢をいやというほど思い知らされる。
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Kta
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時事問題の勉強。二国間関係と多国間関係とが複雑に交錯する事柄を分かりやすく解説されていると感じた。
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なななな
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おわりにの冒頭、「この本は平和ボケした日本人のためになるように書いた。」と、強烈なメッセージ。しかし、内容は特に煽っているわけではなく、状況をわかりやすく書いてくれています。よく言われますが、日本人の言霊思想で、言葉にすると起きるかもしれないから、「最悪のことは縁起が悪いから言わない」的国民文化では、さすがにまずいことがいおろいろ起きている。オリンピックで現実逃避している場合ではないですね。
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トラ
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朝鮮半島情勢についてより知識を深めたいと思い、読みました。今回は近隣諸国の経済についても知ることができたので良かったです。ただ、今の流れだと「赤化統一」の可能性が出てきた懸念があります……。
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Lila Eule
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共産主義の亡霊にかどわかされた20世紀の妄信が、極東にはびこり、偽善的全体主義が独裁支配しつづけ、膨張しているとあらためて思う。共産主義の欺瞞が成長しつづけている。最大の危険は、眼前に北鮮が迫るのだが、最終的には中共の中華嗜好主義者らとよくわかった。北鮮の独裁者の母は、在日朝鮮人と。戦後の情煽時代の帰還者なのか。未来を蝕む左翼は、ほとほと罪深い。
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つっきーよ
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アメリカ、中国、北朝鮮、韓国、ロシアの状況についてそれぞれ分析した後、日本のとるべき政策について語っている。結論としては北朝鮮と戦争をする可能性は高くその被害やコストもかなりのものになるというものだった。ただ、その上で日本がとれる手立てについて語っており希望が持てた。個人的に気になった点は中東情勢について語っていない点だった。アメリカは2正面作戦は遂行できるのだろうか。
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しま
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今最もホットな話題である朝鮮半島についての本。主に北朝鮮、韓国、中国、米国についての考察と今後の展開について述べている。理想論ではなく現状をしっかり認識して起こりうる事態を的確に述べている。朝鮮有事は近い。平和ボケした自分にとって認識を改める本だった。
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mm71
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民主国家は戦争をする確率が低い。民主国家と自由貿易を展開することが長期的安全保障にかなう。もっとも粗暴な国と同盟関係を結ぶことで、戦争確率を減らすことができる。政策研究という学問に裏付けされた安全保障へのアプローチがためになります。
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朝鮮半島終焉の舞台裏 (扶桑社新書)評価74感想・レビュー21