形式:単行本
出版社:文藝春秋
形式:文庫
形式:Kindle版
横浜市郊外のごくふつうの家庭で育ち女子大に進学した神立美咲。渋谷区広尾の申し分のない環境で育ち、東京大学理科1類に進学した竹内つばさ。ふたりが出会い、ひと目で恋に落ちたはずだった。渦巻く人々の妬み、劣等感、格差意識。そして事件は起こった…。これは彼女と彼らの、そして私たちの物語である。
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そうだ!問題はそこじゃねえ⚓だけどいるんだよねぇ~😎
ありがとうございます。はい、本当に。。
東大生はこれを読んで、シンポジウムに来た作者に対してリアリティが無いとかなり強く批判したらしい。そうだろう。誰も東大生が全員こうだろうとは思わない。そこに避難が集中するあたり、真面目さでもあるが、これこそが発想力の欠如だろう。
あ〜非難だょ。私は相変わらずアホだから、ご容赦ください。
そうだ、大事なことを思い出した。この本を読んでいて感じたのは、なぜ女は、男を好きになると、こうも愛情を尽くしてしまうのだろう。相手に恋心を抱くことや、相手を愛するということが、文字どおり「献身」することと直結してしまうのだろう。この事件のもう一つの核心は、そうしたジェンダー規範や秩序にもあると感じられた。
見下し方が徹底して容赦ないので、しかもあまり自覚がない?、より嫌な気分になるのですね。
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