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犬を飼う そして…猫を飼う

感想・レビュー
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ろし
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動物と暮らすなら、最後まで責任を持っていただきたいと、つくつぐ思いました。家出してきた姪っ子の話「三人の日々」もよかったな。動物と暮らすと気持ちが優しくなります。
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くるぽん
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犬の介護の切なさや子猫の愛おしさが凝縮されていて、自分の経験と重なり胸を打つ。アキちゃんがやってきて三人の日々の中で、「人間も動物もたったひとりでは生きていけないもの」「ひとりでいるよりずっといいの」というところで、タムの物語から猫の出産、もらわれていくところ、そしてそれらは全てアキちゃんの思春期の成長まで続いているような気がした。犬や猫と過ごした日々は心の中で生き続ける。サスケからもベルからも、学ぶことが多い。
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ふな
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十年以上前に祖父母の家にいた犬に会いたくなってしまった
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nonpono
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噂には聞いたが噂以上でした。犬や猫、いや全ての動物と暮らしたことがある人には、沁みるのでは。家族としての愛犬との夢のような薔薇色の日々、何気ない日常が輝く、愛おしくなる日々よ。家族との会話も増え、何でも犬中心になっていく。もう1人じゃ泣けない。涙って味が確かにするのかな。頬に伝う涙を懸命に舐める愛犬を眺めるだけで、自分の悩みや悔しさが溶解していく。だけど、やがて訪れる別れ。一期一会の人生、君がもたらしてくれたものがありすぎるよ。本書、キャッチボールの話も素晴らしい。わたしもキャッチボールがしたくなった。
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nerozou666
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漫画家、谷口ジロー氏が亡くなられた後に発売された新装版。『犬を飼うと12の短編』という本から一部抜粋しエッセイを加えたもの。短編作品なので読みたければ他の短編集や文庫版を読んでも事が済むが、この本は『犬を飼う』と続編にあたる『そして……猫を飼う』が収録されている他、著者の実際に犬と猫を飼ったエッセイが読めるのが魅力。この本が出た後に「谷口ジローコレクション」シリーズが発売された。
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オスカー
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「犬を飼う」は以前読んでいて、猫の話も読んだ気がするけれど、手元に置いて置きたくなったので。犬や猫などのベットや植物のお世話などをしていたら、いろんなことに気がつきやさしい人間になれたのだろうかと思ったりするこの頃。
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saladin
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新装版の方も。『約束の地』に替えて『百年の系譜』、そしてエッセイ『サスケとジロー』が収録されている。このエッセイによって著者の仕事のバックグラウンドも窺える。著者らしい細やかな筆致で、愛犬のサスケがずっと著者の傍らにあったことがわかる。陰に陽に影響を与えた彼は、著者の作品の中でこれからも生き続けるのだろう。
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ishii.mg
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谷口ジロー選集版を読んだのでほぼかぶりの内容だが、サスケや猫との暮らしを書いたエッセイのために読んだ。住まいは西武池袋線で西武球場に近い範囲だと、小手指あたりだったか?まあ、当時は相当田舎だったであろう。
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本木英朗
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犬も猫の超かわいい!
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まめ
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我が家のまめ(柴犬♂)は、今年1月12日9時45分、私の腕に抱かれて、クーンとひと声残して、虹の橋を渡って逝った。16歳と7ヶ月だった。犬友に「食べなくなったら一週間」と言われていた。この本を買ったのは、ワンコが亡くなる前の状況を知って、十分にお世話をしたかったから。が、当然ながら、ワンコによって状況は違う。点滴なんてしないで、ゆっくり眠らせてあげれば良かった。亡くなった後、細くなった脚の包帯を取ると、点滴針が2本出てきた。痛かったね、ゴメンな。向こうで、レイちゃんやさくらちゃんやそら君と楽しく遊んでな。
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みみこ
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動物を飼うことは看取りまで責任をもつこと。人間の言葉を発することがないのだから、人間の意思に左右されてしまう。それでも、それだから得るものもあるのだろう。
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ふう
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タムが段々弱々しくなってゆく描写がせつないです。悲しいだけでなく、介護の大変さを考えました。「生き物」を飼うということは、こういうことなんだと思います。先日、友人がシェルターから2歳の柴犬を引き取ったのですが、元飼い主は、92歳のおじいさんだったそうです。飼いきれなくなって、シェルターへ保護されたとのこと。ペットショップは、最後まで面倒を見れない人に販売するべきではないのに、利益しか考えないその姿勢には怒りを覚えます。まずは、そういった業者を取り締まる法律を作り、生体販売そのものがなくなればと願います。
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ごま
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生き物を飼う責任。私も猫を飼いたいと思っているが、命を看取ることの責任を感じて迷ってしまう。かわいい、かわいいだけではだめです。これから飼おうと思っている人は読んでから考えたらいい。でも、かわいいよね。
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riko
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★★★★☆+
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tmi
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2023/3月購入。『犬を飼う』は既読作品だが処分してしまい後悔していた。たまたま寄った本屋で本作品集をみつけためらわず購入。伊勢英子作のグレイ3部作(tmiが勝手に命名)と並び、生き物を飼う事には、覚悟が必要である事を思い知らされる作品であり、自分自身の”老い”に関しても考えさせられる。”タム”を自分に置き換えたとき、知力・体力の低下にどれだけ向き合えるだろうか?女房にも一読を勧めた。彼女はどんな感想を持つだろう。
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zatugei
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初出のコミック誌で読み、びっくりした作品。強烈なストーリー漫画のなかに、ほぼなにも事件が起こらない作品は、まさしく異彩を放っていた。考えてみれば谷口ジローをはじめて意識した作品。久しぶりの再読。やはり良い。軍用犬の話は初読。「かわいそうなゾウ」と並ぶ秀作。
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みたね
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エッセイ含めて、すべてのペットが愛されていてほろっとした。老いていく犬って見てるの辛いよなあと悲しくなる。この作品群読んでからペット飼ってくれたら不幸な仔たちは生まれないのかなあ。
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いおい     秋までに◎キロやせる
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飼い犬が年を取って歩けなくなってくるのを持ち上げながら散歩させ、だんだんとボケて、夜鳴きして、起き上がれなくなり食べなくなり、褥瘡ができて、弱ってついに亡くなる。我が家の愛犬も全く同じ。庭で放し飼いしていたから夜中に鳴くのを何度も懐中電灯で探しに行き、悪くなったのは後ろ足からで、持ち上げながら、深夜1時、2時、3時、4時、、、と何度も行きたがる度に散歩させ、十数キロあった体重がだんだん軽くなっていくのを感じながら、とうとう家の中、部屋の中から出られなくなって逝ってしまった。逐一思い出しました。
いおい     秋までに◎キロやせる

豪腕伝説さん、まさに、それです。同じですね。老いるとはこういうことかと見せつけられました。どなたかの「犬心」という本に、犬は死を怖がっていない、死とは何かを知らないから、最期まで生きようとすると書いてあって、それを読んでいたので迷いなく看取ることができました。辛くて悲しいけれど。今でも同じ犬種を見ると、あの子似てるねと家族で懐かしんでいます。昨年だとまだまだおつらいですよね。慰めようもありません。

03/15 09:12
剛腕伝説

ありがとうございますm(__)m

03/15 15:12
4件のコメントを全て見る
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本木英朗
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老いた愛犬を看取った。そして……行き場をなくした猫がやってきた!という話である。短編集だけれど超面白いし超悲しぜ。これはもう、谷口ジロー先生にしか描けないよねえ。またみようと思う。
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読特
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「毎日散歩」「糞尿処理」「旅行に行けない」・・飼う前の甘い想定。でも、いつかそれが楽しみになる。しかし、どうしても克服できないこと、それが看取り。実話を語ったエッセイの中では、後から飼った猫三匹が先に逝く、前足に障害を持ったサスケが長く生きた。飼われたことが幸せだったろうか?そして、犬も逝く。その死が生み出した作品「犬を飼う」。日に日に弱っていく”タム”。寝たきりになりやせ細る。思い浮かぶのが若き元気なころの姿・・。ペットを飼うのは、人生の様々な出会いの凝縮図。いつかは誰もが死を迎える。そして、猫を飼う。
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makoto018
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漫画家谷口ジローの犬・猫を描いた漫画とエッセイをまとめた作品集。エッセイには「それは"動物を飼う“というよりも、"動物と暮らす"ということだったのです。」という言葉がある。この言葉で、ドイツ文学者・中野康治「ハラスのいた日々」を思い出した。その後日談に「名犬物語でも、犬の飼い方の知識でもない。家族の一員となった犬との共生の報告、犬と生きた日々の記録だ」とある。そして必ずくるのは、犬を看取る日。本作でもそれは描かれていて、幼犬時に過ごしたキラキラした日々と対照となっている。だからこそひとは愛おしむのだろう。
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みやや
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★★★★★
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まつのは
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ネタバレ痛いの? 苦しいの? もの言わぬ家族…死ぬな!ずっとずっと生きていて! でも、苦しませないで死なせてあげたい。声をかけると耳がピクッと動く。ほんのわずかに目が瞬く。痩せ衰え骨の浮いた体。なぜこんなに生きようとするの? なぜこんなに頑張るの? なにか言ってくれ!何をしてあげたらいいの?! ただ見守ることしか出来ないの?! ..夏のまばゆい太陽、キラキラと輝く水の流れ。今でもあの河原へ行くよ。飛び跳ねるようにかけていく君の姿が目に浮かぶ。真っ白な雲、青い空、君のまわりは笑顔でいっぱいだったよね。ありがとう。
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i-O
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犬のタムの死までの一年間が描かれていて、人間もペットも介護あるいは死というものに関しては同じだなと思った。猫派な私だが、やはりペットの死というのは辛いものがある。タム亡き後に飼う(本書では一緒に住むと表現)猫のボロが、おっとり猫でかわいい。この漫画にはペットショップの綺麗な犬猫は出てこない。私も犬2匹、猫20匹ほど飼ってきたが、ペットショップとは無縁。最後の軍用犬の話は実話かな?感動した。
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paka
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暮らしに癒やしを与えてくれるイヌ、ネコだけど 案外そのこたちの死に際を想像することがない。 弱っていって介護が必要になったとき、そして死にゆく時にどんな気持ちをもって受け入れていくか思いを巡らせた。 イヌ、ネコと人間の寿命が一致しないことは飼ううえでの唯一の不幸である。
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AMAMIYA
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電子購入。年老いたペットの介護があんなに大変だとは!やはり気楽にペットは飼えないよな〜。それなりの覚悟がないと。と、考えされられた。
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ホンドテン
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所有。谷口(2009)に既に収録済みだが、発表時の彩色が復元。単著としての収穫は著者のエッセイ、著者の側にいた犬描の実態(足の障害など)を知り得た。やはり犬をーは続編、猫と人があればこそ作品として完成したと感じる。書架に配して空間の損はない。
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MOTO
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最近動物の投稿動画の番組がやたら多いが、ちょっと目に入ると可愛らしすぎて、TVの前から動けなくなってしまう。 あれは明るい一面。時を経て動物も年をとり、動けなくなってくると意識しなければならないお別れの日。ここまでリアルに描いた作品を他に知らない。ペットはやがて家族と化す生き物。死ぬときも身内が亡くなると同様のつらさが待っている事覚悟で飼わなきゃいけないんだな。愛犬を亡くし(ペットはもう飼わない)と決めた著者が、そして…猫を飼う事になってしまった心境とは??
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drago @4月は名人戦。
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ペットを飼うと必ずやってくるのが「死別」。経験があるだけに、よく理解できる。 ◆犬を見送り、代わりにやって来たネコが妊娠していて、賑やかな家族ができる。 ◆我が家のチワワも雌なので、家族が増えると楽しいかなぁと思ったり、家族が増えると予防接種等々に金がかかるなぁと躊躇ったり…。 ☆☆☆
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ちかぽん
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読むたびにムックが思い出される。 我が家に最初に迎えた犬。 大切にしますと誓った通りに障害を持ち様々な病になっても最後まで世話した犬。もう会えない、会いたい
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どあら
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ネタバレ図書館で借りて読了。動物を飼うのって楽しくて可愛いだけではないですね。
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緋莢
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2018年に発売された作品。犬、猫が登場するマンガ5編と、エッセイ2編が収録されています。 表題作は14年、共に生きた犬・タムの最期を描いたもの。 <もうすでに犬の軽快な走りは失せ、タムの足は弱り始めていた。歩くのが不安定で危なっかしい>という状態から、自力で立ち上がれなくなり、前足が動かなくなっていきます。夜中に鳴き声をあげるも、どうして欲しいのか分からず苛立ち、つい「いつまで続くのだろう」と思ってしまう飼い主夫婦の姿、そして、やって来る別れ。こうなるとは分かっていても泣いてしまいます(続く
緋莢

「そして…猫を飼う」は、タムを喪った夫婦が一年後、猫を飼い始める話。 飼い主に捨てられたその猫は、「顔がぺちゃんこじゃないか」と言われてしまうようなペルシャ。ボロと名付けられます。飼い始めてすぐに妊娠が発覚、3匹の子どもを産みます。全てを飼う訳にはいかないので、ボロが目を離している隙に、眠っている仔猫を連れていくのですが…いなくなった仔猫を、鳴きながらあちこち捜すボロの姿が切なかったです。 (続く

11/12 18:24
緋莢

「百年の系譜」は、明治の終わりごろから、ある家に飼われたジェーマン・シェパード。 その血筋が残っていきますが、第二次世界大戦が起きて…というストーリーは 王道の展開でしたが、読み応えがありました。エッセイ「サスケとジロー」は 『歩くひとPLUS』掲載のものと同内容ですが、『歩くひとPLUS』はイラストが挿まれている のに対し、こちらは写真でした。

11/12 18:24
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hirokazu
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2018年7月刊。図書館本。2017年に逝去された谷口ジロー氏の代表作の一つとなった「犬を飼う」を始め、動物モノ5作とエッセイ2編を収録。「犬を飼う」の初出は1991年。読み切り作品ながら、小学館漫画審査員特別賞を受賞した。「飼い犬の死」という地味な作品が、商業誌に受け入れられるかと悩んでいた作者に「今だからこそ、そういう漫画もあるべきだと思うよ」と語った編集者(佐藤敏章氏)の慧眼を讃えたい。
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一個
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家族だから、ずっと傍にいてほしい。でも、いつかはお別れするときが必ず来る。愛犬が死んだとき、もう絶対に飼わないと思ったのに、今は猫が2匹もいます。 ペットって「私たちの心を柔らかくしてくれる」存在なんですね。
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にゃんた
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飼い犬との最後の1年と、そのあときたねこのはなし。 今はもう虹の橋を渡った我が家の犬たちの最後を思い出した。小さな時から、歳老い弱っていく最後まで共に過ごした思い出の時、誰しも同じなんだなあ。 この本では飼い猫の出産だったが、我が家でも2回ヨーキーの出産に立ち会い仔犬を育てた。小さな命の営み全てを思い出す。犬、猫飼ったことある人にはきっと多くを与えてくれる本。
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かめよん
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子供も手がかからなくなり一念発起、子供の頃の憧れだったペットショップの店員さんに。働き始めて知る現実、売れ残ったら大きくなったら誰も買わない殺処分、誰か飼って! 貰って! 殺さないで! 里親探しと自分でも多頭飼い、常に大型犬を数頭含む十数匹の犬猫を最期まで引き受けること二十数年、お母さんまた?仕方ないなぁ、本当に親身の家族の協力があっても、もう無理! な事はある、時は来る。どうしても処分されていく仔達、どうしようもないの? 日々葛藤を抱えて、それでも小さなお客さんの笑顔が見たくて仕事はやめない、僕の友達。
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たまきら
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何度も読み返しているマンガですが、自分の所蔵している本には著者のエッセイがないので借りてきました。そしてまっすぐな文章に一泣き。サスケが自分の愛犬と重なりました。血統正しい犬をもらうつもりで当時事件記者だった父が警察署を尋ねると、「良い子犬」ははけて、お隣の肉屋の柴犬(こっちがオス!)とジャーマンシェパードの雑種しかいなかったのです。でも、彼は素晴らしい犬でした。ネコは拾わなかったけど…。我が家の猫は必ず彼が守っていたなあ。表紙の「ポチ」の愛情に満ちたサスケを見る目にじ~ん。
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ヨル
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犬も猫も、気軽に飼うには長生きし過ぎだし、伴侶として愛して飼うには短命すぎる。そして、人によって時代によって社会によって、思い入れの濃淡がくっきりと出る不思議な生き物です。人の「死」が日常生活から覆い隠されてしまった現在、犬や猫の死にざまを受け入れることは、生き物としての人間を再認識する契機であろうと思います。
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マリー
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本屋でペラペラ読んでいたら、そのまま購入して一気読みへ。
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mintia
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犬や猫を飼うのには、飼い主の愛情がなければいけない。可愛いやかっこいいだけでペットを飼うのは感心しない。この本を読んで感動した。
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