形式:ライトノベル
出版社:KADOKAWA
あったのでその辺が少々モヤっとしたのかもしれません。また次々四天王が出てきましたが、最後の一人、神代の扱いが残念過ぎたかと思います。これについて考えると1巻で全員関わらせる必要はなかったように思いました。しかも出会って間もないのに告白までして振ってしまうという急展開。また好感度の必要性などいろいろと惜しい部分がありましたが、青春物の始まり、初々しさは確かにこんな感じだったかなと、自分のしょうもない時代を思い出してみたりと悪い作品ではなかったと思います。2巻はまたいずれ。
(この1冊だけだと)美来・希・楓は作中に必要ないように思える。幼馴染・美来は地味に謎。本当は冬馬が好きなのか、完全な友情なのか不明。今後それが明らかにならないのなら、美来は不要だったのではとすら思ってしまう。希は個人的にはお気に入りキャラだけど、ストーリーにあまり絡まず必要性が薄い。読書少女・楓は、この巻には特に必要無い。
作品が爽やかなら、あとがきも爽やか。執筆のきっかけ・謝辞の丁寧な言葉は読んでいて誠実な印象を受けた。ただ、作者が自身を『本を読まない人』と称したのが気になった。謙遜なのか、それとも本当にそうなのか…。
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