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弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

感想・レビュー
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ICHI   (atomic)
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後世に伝えられる弥栄…🐦‍⬛ 『山内は滅びる。それは変えられない。だからこそ、どれだけマシな滅び方が出来るかが、私達の肩にかかっているんです。』 この事を知っているのは!だからこそ博陸侯影樹と同じように焚書したり…とあくまでも博陸侯雪斎の肩をもってみる。
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ひしや
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ネタバレラストシーン、子供を授かり人間(?)らしくなった奈月彦と、求められた役割を冷徹にこなしつつも最後に涙を流した雪哉。若宮と雪哉の成長譚だと思うと、雪哉が切なすぎる…。若宮がしっかりしろよと言いたい。/分かり合えなかった猿と烏、都合の悪い記憶を忘れた烏。猿が烏を恨む気持ちもわからなくはないが、猿の一族のためというより完全な私怨で、一般猿にとっては迷惑千万!動機がそれか…と茂丸を思い出しつつ涙。猿は恨み疲れたりしないんだろうか(恨みの持続力は神級)。/雪哉にも良い人見つけて幸せになってほしい…。
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とり子
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弥栄の烏/阿部智里作 玉依姫、重要なお話だと確信してはいたのですが、玉依姫からステージが変わった感じ。そして今作は玉依姫のお話の別ベクトルからのその後まで。 こういう経緯でこの人が来たのか、とかあの時のあの人はこの人だったのか、と合点がいっておもしろい。 雪哉。最後の雪哉に泣いてしまいました。
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yyky
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ネタバレ奈月彦が辛い。雪哉も辛い。市柳がいい。「それに――執念深く生きていれば、思わぬところから、解決策が飛び出てくることもある」そうであってほしい。
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yonemy
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『玉依姫』の間、山内ではこんな事が起こっていたのですね。思い出しながら読み併せて、しみじみ~。八咫烏も天狗もカッパもいたのかもしれないけど、人間と同化してしまって、いつのまにか自分たちがそうであったことを忘れてしまえば、いなくなったも同じ。それは自分の祖先が何者かを知らないとか、祖先であったことを忘れてしまうとかと同じで、残念なことなんだなあ。自分のルーツを自覚して生きるには、いよいよ老父に尋ねなければならない。気が重い
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ミモザ(雪桜から名前を戻しました)
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玉依姫の山内側の話だった。玉依姫があまりにも素晴らしい出来栄え(作者が中学の時に書いていたもの)だったので、ちょっと山内側の動きが鈍く感じるが、猿への関心が一部の烏にしか伝わってないので薄くもなるのかな。猿の憎悪、怨み、山神の変容。どうにかならなかったのか。猿はどういう経緯でああなったのか、ならない道はなかっのか。金烏の謎が分かったらいいのに。山神は和魂になって帰って来たけど別段と力を振るう訳でもなく…。殺された烏、そして幼い猿(雪哉が殺した猿と一緒にいた)、争いは幸福を産まない。雪哉はどう思ったのか。
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koara
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玉依姫よりも先に再読したので、神域で起こったことがあまりわからず、八咫烏たちがいかに山神(とゴクの娘)に翻弄されていたかを実感した。若君は若君で失われた記憶に関して、桜の君は自身の不妊で、ますほさまは男女関係で悩んだり。/認識したことが自己を作る、みたいな流れ。神も天狗も。では今回、茂丸が死んだ今、雪哉は自分をなんだと思うんだろう。/
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2000
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私は、雪哉にこんな苦労はさせたくないよ。。まったくもって、できるやつは苦労をするんだけどさ。そんでもって、楽に生きろと言ったってできないんだけどさ。
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natsu
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ネタバレ茂丸が死んでしまって悲しい。 玉依姫のストーリーの裏側を描いた作品だったが、山内では大胆不敵なサイコパスのように見えていた金烏が、神域や外界では普通の悩める人(烏)になっていたのが面白い。と思う一方、ファンとしては興醒めしてしまった。そんな事など気にならないくらい玉依姫では気づきかあったが、今回は今の自分にとって得られるものは少なかった。強いていうなら、浜木綿かっこいい。こういう強い女性いいよね。というくらいで。 金烏の死や雪哉闇堕ちなど今後の展開を事前に得てしまったのもあり、この辺で離脱しそう。
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ハイジ
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ネタバレシリーズ6作目。前作と対になる山内側の話。 前作で感じた奈月彦の違和感の理由がわかりました。そして大火傷を負った烏は澄尾だったのか!茂丸も…。そんな中、真赭の薄が素敵すぎる。それこそみんな妻に欲しいのでは。(あとがきによると男性にはこの作品に出てくる女性とは付き合いたくないと言われたそうだが。え、なんで?)親友の茂丸がいなくなって雪哉が心配だけど、姫宮の笑顔に少しは救われたのかな。ここで一部完結らしいけど二部も楽しみ。
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カヲリ
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★★★★★圧倒的読後感。いまの世界で起こっている紛争の根元を熱量高く書かれていた。文化や信仰は古いから劣っている訳でもなく、新しいから正しい訳でもなく、故郷や帰属する場所を奪われれば人は憤る。踏みにじられたら忘れない、踏んだ方は忘れてしまっても。そんな当たり前の他者との共存の根幹にある、虐げられた者の恨みを巧みに描かれていた。リアルとの違い(似てもいる)はラストに新しい命が希望として描かれていること。現実はそんな綺麗な落としどころはないが、ないからこそ物語があり、そこに矮小な私は胸を打たれた。
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あやこ
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★★★★人型を取れる八咫烏の一族を中心に、山内というファンタジー世界を描く第六弾。今回は、山神の変化を描いた前巻の『玉依姫』を、八咫烏の視点から描き、その少し先まで進んだ。八咫烏の長である若宮の記憶、山神と猿、八咫烏の関係も明らかに。<「自覚」がその者をその者たらす>ということ、<自分が自分であることに価値がある>というメッセージを含んだ一冊。猿の側から語られる物語もなるほどと思わされる。ただ、ストーリー展開は面白いのだが、どんどん酷薄になっていく雪哉を含み、人物が平面的に感じられるのが残念。
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みかん
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ネタバレ再読 そういえば茂丸死ぬんだった………これで雪哉くんが完全闇堕ちしちゃった感があるね 玉依姫で治してもらったのが澄尾だったのはぎり覚えてた ここで第一部完できれいに終わった感じするけど第二部どう続くんだ
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ki-ki
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★★★★★
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ゆきの
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最後のページの雪哉に思わず泣いてしまいました。 読み応えがあって面白かったです。 この本で第一部完結か、、、 第二部は完結してなさそうなので、ここで一旦止めておこうか悩んでいます。
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ちゃせん
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ネタバレ玉依姫を読み終えて待ちきれずにほぼぶっ続けで読んだ。まさか死んでしまった中に茂丸がいたなんて……何よりも、雪哉がつらい。父親においていかれて泣いている心の中の自分を見てくれていたのはもしかしたら茂さんだけだったのかもしれない。情に厚いのに、守りたいもののためなら全部捨てる覚悟も出来てしまう彼の凄まじさや痛みがつらくて……最後に涙を流した姿にこちらまでもらい泣きしそうになった。 ファンの方のオススメで先に短編の「しのぶひと」を読んでいた澄尾好きの自分は、なんだかもう一連の場面で感情がぐちゃぐちゃだった……。
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Alice
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ネタバレとうとう一部が完結した。前巻が人間視点だったので、山神に焼かれた烏が気になっていたが、その中に茂丸がいたとは……あとますほが気にかけていたのが澄尾だったとは思わなかった。雪哉は本当に茂丸のことを慕っていたんだろうと思う。神が今代だけになり、滅びゆくであろう山内が今後どうなっていくのか気になるところである。
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たまよ
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ネタバレ「玉依姫」の八咫烏視点のお話。雪哉〜(泣)と思いながら読んだ。茂丸が死んだの辛すぎる。雪哉を傍で支えてくれていた親友が亡くなるなんて。でも雪哉は変わってしまったようで、本質は変わっていないよね。大猿と八咫烏達との闘いの描写が恐ろしくも読み応えがあり、あっという間に読了してしまった。姫宮も産まれて、ハッピーなんだけど、どこかしら不穏。第二章が気になりすぎる。
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秋瀬
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ネタバレそういえば雪哉と真赭の薄との縁談あったなと思い出した。空回りした感のあった澄尾が、紆余曲折あって結ばれてよかったと改めて思う。ただ犠牲者のことを思うとやっぱり悲しい。猿にも猿の思いがあって、それらを全部無視しないとやってられないよな、全てに思いを重ねていたら精神もたないだろうなと思う。「認められない。認めたくないー認めるわけにはいかない」とか「雪哉のために、焚書を行ったのだ」とか、終盤は読んでいて色々考えさせられた。姫宮に面会して涙を流す雪哉を見ると、辛い役割を背負っている彼が居た堪れなくなってくる。
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なか
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ネタバレ雪哉の活躍を楽しみにしている身としては、喜ばしくもとても苦しい展開。玉依姫のside八咫烏といった感じだが、茂丸が亡くなったあたりからがもう、ね。作戦指揮を執る雪哉の姿は、山内のためにと自分の感情を押し殺してる感じが、もう、見てて辛い。話がだいぶ戻るけど、治真が猿に連れ去られた時、殿下が猿に会うことを押し切って決めたのを、よかったなって言った茂丸の姿を思い出してしまった。今も雪哉の隣に茂丸がいてくれたら...と思うばかり。だからこそ最後、紫苑の宮の笑顔に雪哉が涙したのは救いだった。二部も期待‼︎
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のり
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「玉依姫」の対になる話と、猿との因縁に終止符を打つ一戦。記憶が戻らない事により、真の金烏としての自身への疑いすら芽生える「奈月彦」。そんな中、親友を失い感情を殺して軍事計画を練る「雪哉」。その姿は痛々しい。男達だけではなく、「浜木綿」や「真赭の薄」の女達の戦いも見事なものだった。特に、「男は引っ込んでいなさい」の返しにはしてやられた。この先、山内はどう変わっていくのか?第一部完結に酔いしれる。
きいたん

のりさん、たまたま私も八咫烏シリーズ読んでました!第1部完読、おめでとうございます😊ほんとに、彼のこと、無念です…。

01/31 08:10
のり

きいたんさん、被りましたね〜。😄この先の第二部がどうなっていくか楽しみすぎます。

01/31 13:00
3件のコメントを全て見る
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かーかん
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シリーズ6冊目。 玉依姫の山内側の話、および大猿との戦いの決着。そして雪哉の闇堕ち…。 玉依姫の時も感じたが、八咫烏シリーズは滅びへ向けた物語なのだろうか。若宮の苦悩が増すにつれて、機能としての真の金烏ではなく、人間味溢れるひとりの烏になっていくのが悲しい。
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阿悠
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ネタバレ面白かった。前巻の烏側の話。ちょっと忙しくて間が開いちゃったから気づかなかった伏線とか色々あるかも。さて、一段落した感じだけどこっからどうしていくんだろうか。理解者が減ってしまった雪哉の未来に不穏さが漂い始めてるけど、大丈夫かな。
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ぱぴこ
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ネタバレ『八咫烏』シリーズ6巻目、第一部完結。前巻『玉依姫』では描かれなかった山内での出来事が明らかになるのでセットで読むのがオススメ。山神の狂乱で犠牲になった人…その後雪哉が猿という敵に対してひたすらに冷酷であり続ける姿が痛々しくてしんどかった。大猿の語る昔話が真実だとしても、かつての八咫烏の長と奈月彦が同一だとはとても思えないな。滅ぶのが分かっている山内で、姫宮はどんな人生を歩むことになるのか。第二部も楽しみ。(市柳くんが無事に山内衆になっていて安心しました)
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樂
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ネタバレ玉依姫の山内視点。山神の怒りで数名の死者が出たとのことで誰が犠牲になったかの答え合わせ。主要キャラからは茂丸が死に、生死のを彷徨う重傷者は澄尾だった。玉依姫ではぬるっと山神に若宮が仕えていたが、裏では対山神の他、対猿にも備えていた。茂丸を失い、自分を追い込んでいるように感じられた雪哉の決断。そして最後の、若宮夫婦だけでなく雪哉をも救う、姫君の笑顔。いつか滅びる運命は避けられないけれど、でもまだ山内は大丈夫かもしれないと思われせくれる希望。
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Goma
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八咫烏シリーズ第一部完結。この後に第二部と短編集(外伝)2冊ほどあるのですが、ようやく一区切りついたと読後は安堵の溜息が出ました。猿と烏の最終決戦となるのですが、前作の序章となる『玉依姫』が上手く絡みつつ、主役の若宮と仕える雪哉(全軍の参謀役に出世してた)達の成長や仲間の死など一喜一憂で感情が迷子に。次の7巻を図書館に借りに行くのが今1番楽しみな作品です。
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み
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ネタバレ再読。玉依姫と交互に読んだ。ますほの薄の印象が急上昇。結局金烏の昔の名前はわからず?これは次巻以降の伏線だろうか?
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ホント怠け者
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ネタバレひとまずこれで第一シリーズ完 ちょっと難しかったがなんとか読了 大きな敵を倒し山内安泰とゆーわけではない終わりに、雪哉・澄尾・志帆のその後が気になる
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keina
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大猿と烏との戦いが始まる、そして
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miho
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フリー
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ネタバレ八咫烏シリーズ第一部完? 1巻の話がどこへやら、若宮、雪哉を中心に宮廷から山内、その外へどんどん世界が広がっていった。 終わり方がちょっと苦いが、次巻以降どういった展開になるのか気になるところ。
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さら
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ネタバレ前の巻『玉依姫』の対の巻といえると思います。『玉依姫』が人間側からみた物語で、今巻は八咫烏、山内側からみた話です。 山神の怒りをかって殺されたのは茂丸でした。雪哉のショックたるや、絶句…。 雪哉にとって茂丸を亡くした影響は大きいでしょうね。 ラストでようやく泣けた雪哉にこちらまで泣きそうになりました。
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くらげ
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ネタバレ一気読み。『玉依姫』の裏では山内ではこんなことが起こっていたのか・・・。しかし『弥栄の烏』というタイトルなんて皮肉なのか。いろんな感想があり過ぎて言葉がまとまらない。田舎でゆっくり過ごしたいと言っていた少年を引っ張り出してきた結果が今の雪哉。茂さんがいないダメージが大きい。浜木綿と真赭の薄の抱き合う場面にグッとくる。猿になる日がくるとは思わず。大猿の存在がずっと謎だったが・・・。まだわからないこともたくさん。こんな状態だけど若宮と浜木綿のしあわせそうな姿を見れて嬉しい。
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みけ
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第一作と第二作のように、6作目は前作と裏表の関係にある。前作では語られなかった猿の正体と八咫烏との関係が明らかになる。どうやら夫婦神のようだ。最後の対談で夢枕獏氏が「サルタヒコも神格としては八咫烏と同じ」と述べている。また作中で大猿が若く美しい女性に見えるシーンがある。やはり金烏と大猿は猿田彦とアメノウズメなのではなかろうか。 また金烏の特徴は外国人が好意的に見る日本人の特徴にも見える。八咫烏の世界の行末が日本と重なる。
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りちゃ
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シリーズ6作目。前作「玉依姫」と同時期、八咫烏側からの話。そうそう、気になってた。山神が癇癪を起こしたときに若宮と一緒に居たのは誰だったのか…。そうだったのか。雪哉のここまでしないと気持ちを保てない、そんな様子に心が痛い。この先の山内、どうなる?
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NyankoroA
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面白かった!猿や山神との戦いが、とても熱くてよかった。雪哉が怖かったけど、雪哉も辛かったのだよね。女は強し…と思った。浜木綿も薄も好き。
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ヨシ
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八咫烏シリーズ第6巻。第1部がこれで終了と思うと感慨深い。ただこれは第5巻を山内視点で描いた話。前巻が素晴らしかっただけに比較すると残念。
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まや
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ネタバレ人間サイドが中心だった前作が若宮視点で書かれている。山内の滅びが決定的になった経緯が書かれる一部完結編に「弥栄」とつけるのが……雪哉が決断して若宮を黙らせ、もたらされた偽りの平和。八咫烏シリーズ全体を通して復讐の連鎖の物語になっており、そもそも山神は烏が招き入れた侵略者で、山を奪われ神から神使に堕とされた猿たちの復讐がそこから始まっていたことが明らかになる。滅びゆく烏にマシな終幕を与えようと闇落ちした雪哉が、コードギアスのルルーシュみたいな結末にならなきゃいいけど。
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ぽむ
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ネタバレ澄尾かい!!(火傷)真赭の薄と雪哉が〜のところでもしかして雪哉?に(考察が)寄り道したが澄尾か〜…。澄尾は腕や足を失ってしまったけどこの後どうなるのだろう。また活躍するところが見たいな。そして亡くなった烏は茂丸か…本当に悲しい。雪哉はすっかり可愛くなくなってしまった。茂さんが亡くなったこともあるだろうが、かなり危うい感じがする…。道を外しそうというか…。最後の姫宮のところで浄化されたと思っていいんだろうか。これも次巻 注目したい。真赭の薄と明留、市柳がお気に入り。
0255文字
cinnamon
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雪哉のしたことと今イスラエルがパレスチナでやってることが重なってしまう。人間は自分に都合の悪いことはきれいに忘れられり、目に見えないようにするのよね。忘れられた存在で助けを必要としてる人より、自分は顧みられてないと思い込んで自らを憐んでいる人ほど大きな声を上げている現状がうざい。とにかく山内はコンコンどうなるのだろうか?
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