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ポストモダンの政治と宗教 (叢書 現代の宗教 12)

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まつゆう
新着
「寛容」という観点から現代の個人主義や平等の問題などに切り込んでいる。政治学が専門の筆者ということで、宗教学系の本ではあまりお目にかかれない、ミルの寛容論を参照されていて、とても興味深かった。ただ、ミルの理論では、語弊を恐れず言えば「他人に迷惑をかけない限りは自由」、ということだが、その理論では社会を統一するような信条は得られないのでは?結局、利害関係のみを繋がりとした小集団が沢山できるだけでは?という疑問が残る。
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