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アーニャは、きっと来る

感想・レビュー
108

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ふーまま
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中学の課題図書。マイケル・モーパーゴの作品は戦争が題材の作品が多く、この本もフランスに侵攻したドイツ兵のと村人達の物語。但し、戦争の厳しさよりも、駐屯しているドイツ軍人と村人との関わりは徐々に友情に変わっていく。この時代の背景を垣間見る事が出来る良い作品なので、是非映画も見てみたい。
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リュウジ
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★3子供にわかりよいのが児童文学と思っていたが、こいつは違った。もちろん読みやすいが物語に込められたテーマが深すぎるのだ。舞台はドイツ占領下のフランスの片田舎。その村から国境を越えようと逃亡してきたユダヤの子供たち。そしてその警備のために駐留部隊として派遣されたドイツ兵たち。憎むべき敵と思っていたら、実は自分たちと同じ家族思いの人間。それでも敵は敵として憎むべきものなのか。また人は自分の命を懸けてでも人の命を救うべきなのか。国家権力の前に人はただ祈る以外に何もできないのか。こんなの大人でも答えは出ないよ。
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Momoko Nishikawa
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図書館本。図書館でもこの著者の本を何冊か読んだ。これは映画になってたけど観ていない、残念。物語の舞台は、スペインとの国境近くのフランスの小さな村。戦争中の話。近い事実があったようだ。いい話だった。
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にゃるねんnnn
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ネタバレアーニャは来た。でも、一番待ち望んでいた人との再会は果たせなかった。リアが拒まなければ、あと少し早く戦争が終わっていれば。そんなタラレバはいくらでもあっただろう。そんな理不尽が横行する戦争。第二次大戦渦中の小さな村で繰り広げられた追われる者を助ける大奮闘。訳者あとがきの要点絞り込みはまさに的を射ている。今も繰り広げられる因縁の応酬はいつになったら折衷されていくのだろうか。
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ぬおー
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ネタバレユダヤ人を仲介する話なんですけど、危機と隣り合わせの中信頼して町中に情報を打ち明けること、すごく勇気のいる行動だったと思います。また戦争は本当は優しい人でも鬼にすること、性格を変えてしまうこと、命が絶たれてしまうこと とても恐ろしくおもいました。泣けます。ぜひ読んでみてください
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惡い読書
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戦争中期(ヴィシー政権の名が出てくる)、スペインと国境を接するフランス山間部の村にドイツ兵が駐留してくる。こんな田舎になぜ?中立国スペインへ逃亡を図るユダヤ人たちを阻止・逮捕するためだった。来たのがナチス部隊だったら相当陰惨な展開になっていただろうが、やってきたのはロートル兵中心のおっとりした部隊。(イヤイヤ)迎える村人たちも彼らと直接の利害にないので、日々の生活が変わりなく続く。この設定が本書の独特な点か。こうして、基本的部外者な村人たちが、自らの意志で、あるいは巻き込まれる形で、だんだん否応なく→
惡い読書

ドイツ兵たちと腹の探り合いと騙し合い、緊張を孕んだ関係に推移していく。国境を越えようと画策するユダヤの一群(子どもばかり。ただしアーニャはいない、というかアーニャはちっとも登場しない)を真ん中に。🔸僅か200頁の中に、スリルあり、人生の非情さあり、驚くべき崇高さあり、彫りの深いいく人もの印象的な登場人物あり、と実に大人が書いた文学だと思う。本来対立する要のない人たちの関係が、戦争というシステムや信念や願望によって、どんどん複雑化していくのを、読み手は途方に暮れながら見守るしかない。

06/21 03:44
惡い読書

🔹映画の方を先に知り(多分それで原作がでたのか?しかもモーパーゴ作品だった)これは読まねばと。買ったままだったDVDはチラ見しかしていないが、舞台となる山々とこの表紙の数倍美形の主人公と、印象的な老人カップルをジャンレノとA.ヒューストン(怖さ100倍)がやるのと、何しろ峠を行く羊の群れの映像は迫力で、頭の隅にそういうのがあったので、より夢中で読めた。ー作中なんども発せられる「アーニャは、きっと来る」読み終えると幾つもの意味合いで響いてくる。

06/21 03:57
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ジョージ
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ネタバレつい誤解してしまうが、ドイツ兵全員がナチス党員ではないし、ドイツ兵の中にもユダヤ人を集めてどこかへ移送することに何の正当性も正義も感じられない人もいたかもしれない。高圧的な振る舞いをせず、ジョーと個人的に仲良くなった伍長も、ユダヤ人がどこへ運ばれてどんな目に遭うのかも知らなかった。一度戦争が始まったら個人の力で終わらせるのは非常に難しいのが、戦争の一番厄介で嫌なところだ。
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joyjoy
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中学校図書館本。羊飼いのジョーは、冒頭、クマと遭遇するが、クマのほうが人間よりずっと賢くて、守るべきもの、すべきことを分かっている。そんな自然と向き合う生活をしていたら、なおさら、戦争なんて愚かなこと、と感じられたはず。それでも巻き込まれてしまうのが戦争の恐ろしさ。今この瞬間も、戦渦で離れた家族の消息も分からぬまま、待ち、祈り続けている人々のことを思う。
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k5
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⭐︎1.5 読書感想文の課題図書にありがちな、結末をどう感じるか、を読み手に委ねる感じがあまり好きじゃない。物語もどこか暗くてもやもやする。第二次大戦のナチスドイツがフランスを占領していた時代に少し興味は湧いた。
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はちべえ
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戦争を辞められない人間。ずーっと同じことを繰り返して、本当に愚かな生き物だ。個々では仲良くできるのに、集団になると化学反応が起こるらしい。小説ではラストに少し希望あり。
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みらあ
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良書。 第二次世界大戦中、フランスの山奥で暮らす羊飼いのジョー。ある日謎の人物と出会う。周りの人々との関係の中、彼の心は成長してゆく。    終盤、駐屯するドイツ兵がいる中、村人が団結して罪のない命を救う場面は胸が熱くなった。 でも児童書なのにハッピーエンドでなくて切ない。ベンジャミーン(涙)!   占領しているドイツ兵にも心の温かい、戦争を憎む人がいた。ウクライナを攻撃、占領しているロシア人にもそんな人がいるのでは。組織の中で人は無力なのか(涙)。
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Miyavi
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ネタバレ2021年読書感想文の中学生部門課題図書。タイトルになっているアーニャよりも、その父ベンジャミンの方が物語のキーパーソン。久々に外国文学を読んだけれど、日本文学と違った温かさや厳しさが感じられた。最後まで、アーニャとベンジャミン2人揃った姿を期待したけれど、現実は戦争はそう甘くない。自然の美しさ雄大が、より戦争のもの悲しさ容赦のなさを際立たせていた。
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ふく
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図書館 ヤングアダルトコーナー の特集棚より
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ゆるり
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児童書だからハッピーエンドだろうと思っていたのに。そうでない所にズシリときた。むしろ過去の出来事(戦中、戦後) にリアリティが出たように思う。舞台はフランスのピレネー地方。ドイツ兵が駐留している。羊飼いの少年ジョーは、ユダヤ人の子12人の亡命(山からスペインへ)に手を貸すことになり、村人全員を巻き込んだ逃亡劇はスカッとお見事(誰も裏切らない!)なんですが…。伍長との友情や、純真無垢なユベール。優しいベンジャミンと彼になつくリア。ジャンレノ出演で映画化もされてるみたい。観てみたいな。おかえり赤毛のアーニャ!
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
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第67回青少年読書感想文全国コンクール 中学校課題図書  フランスのスペイン国境に近い小さな村にも、戦争の影が迫ってくる。羊飼いの少年ジョーを通して、ユダヤ人とドイツ人それぞれの立場で心情が繊細に書かれている。迫害によりスペインに亡命したいユダヤ人を助けるジョー、追いかけるドイツ人は命令に背くわけにはいかず…。小さな村の大騒動の結末が気になり一気読み。
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buccoroli
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何気なく手にとったが、みるみる展開に引き込まれた。最後は泣きそうになった。映画も見てみたい。
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Yoshie
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久しぶりに重い内容
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林芳
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戦争を題材にした児童文学はたくさんありますが、その中でも特質すべき作品の1つだと思います。それは、戦争や組織(この場合は、軍隊や村社会)に巻き込まれながらも、一人一人の考えがとてもしっかりしていることです。それぞれがその立場から今この時をどうしたらいいのかを考え、行動している、そのことがとても印象に残りました。それが悲惨さや暗さだけで終わらない戦争の物語になっていました。
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きゅりうむ
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第2次大戦もの いつか映画化しそう 好きなラストです
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mocha
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フランス南部、スペイン国境の小さな村。のどかな日々に戦争の影が忍び寄る。羊飼いの少年ジョーが巻き込まれた危険な企て、敵であるドイツ兵との温かな交流、父を変えてしまった苛酷な兵役…。人々の善意と勇気が描かれる一方で、不条理な死にも向き合わされる。ラストは希望でもあり新たな哀しみのようにも思えた。
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四男の母
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ネタバレモーパーゴの新しい本を発見して読んだ。スペイン国境近くの村にドイツ軍が駐在する。のどかな村に緊張がはしる。ジョーや村人たちだけでなくドイツ軍の中にもいい人がいてよかった。でも、終戦間際に捕まったりするのはやるせない感じがした。戦後のアーニャも。
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にたいも
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第二次世界大戦中のフランスの村の羊飼いの少年の話。熊の子、牧羊犬、チーズ作り、蜂蜜。年配のドイツ兵の伍長が言う。「戦争をするなら、兵隊同士で戦うべきだ。昔は、兵隊同士だけが戦うものだった。それなら理解できる。好きではないが、理解はできる。」なぜ、ユダヤ人を迫害するのか。彼らに答えはない。しかし、同時に彼らに命令に従わない余地はない。読んでいるだけで牧草の香りが匂い立つような、そして、まだ見ぬ映画の映像美が浮かんでくるようなモーパーゴの筆致。小学校高学年から。
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天の川
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フランスの山奥の村にドイツ軍はやって来た。中立国スペインに逃げようとするユダヤ人を捕縛するためだ。図らずもユダヤ人の子どもたちをスペインに逃がす男の手伝いをすることになった羊飼いの少年は、ドイツ軍伍長とも心を通じ合わせる。伍長は善良な人物だ。しかし、戦争への疑問を口にし、収容所に送ったユダヤ人のことを慮る人でも軍の命令には従わざるを得ず、駐留軍が穏やかに村人に対峙していると言っても、村人の行動を制限、監視していることに間違いはないのだ。個人の善良さを踏みにじるのが戦争だ。⇒
長くつしたのピッピ

天の川さん、こんばんは。「レストランドイツ亭」に続きアウシュビッツ関連本、また増えました^_^自分の知りたく部分を知るのつて辛いですね。

10/16 19:02
天の川

ピッピさん こんばんは♪大人向けの「レストランドイツ亭」には及ばないものの、勧善懲悪で捉えがちな中学生に、立ち止まって深く考えてほしいことが書かれている本だと思いました。モーパーゴさんの他の本も読んだみたいと思っています😊

10/16 19:38
3件のコメントを全て見る
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zaqyassun
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善良な人たちが(自分たちの)正義のために冷酷にならざるを得ない。戦争は絶対悪。Waiting for Anyaは、人間の本心であり希望。
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チャーリー
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一番待ち望んでいたアーニャは戦争が終わってからやってくるなんて何とも残念な話だけど、このラストが印象に残りますね。
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okatake
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今年の中学生の課題図書。マイケル・モーパーゴさん、初めて読む著者でしたが、スペイン国境近くのふらんすの山間部の村で起こった第二次世界大戦中の逸話を活き活きと著してくれています。 戦争中で敵対した国に分かれた中での占領軍の年老いたドイツ兵とある少年との交流も素敵でした。。。 最期はハッピーエンドとはならず、戦争の悲惨さを見せつけられますが、主人公ジョーはこの経験を通じて戦後たくましく生きていったことでしょう。
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はる
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ネタバレ▶︎人の命を救う行為を、悪だと言う者はいない。だが、ジョーはそれを隠さねばならなかった。本当なら、賞賛され、協力され、労われる立場になるはずが、戦時下であるために他に漏らすことが許されない。残酷な話だ。▶︎訳者は後書きで「アーニャは、希望の象徴」と述べている。確かに本書の題には、ベンジャミンの希望、ひいては戦争終結の希望が感じられる。しかし一方で、再開に縋り、そこに生きる意味を見出している父親の姿は、側から見れば苦しく、哀れだ。アーニャが姿を現して終わる展開には、信念の大切さが込められているのだろうか。
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むくどり
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モーパーゴにはまりそう。悲惨な戦争下、人間と動物の絆を描き、敵国同士といえども人と人との絆を描き、人道的に範となる人間の傍で成長する少年が描かれる。雄大な自然を感じられるのも魅力です。
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七色一味
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★★☆
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どんちゃんまま
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「ハイジ」に出てくるペーターのような話?と思って読んでいたらそうではなかった。自分の行動によって人命が奪われる、もしくは救われるとしたら…。それぞれの心の葛藤が描かれていて この時代を生きることにより重い荷を負わされていたのだなと思った。
どんちゃんまま

イエスは、群衆が(私たち人間)が、 飼い主(正しい指導者)のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた。マタイ9.36

08/27 08:42
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てん子(^_-)
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時は第二次世界大戦後半?舞台はナチスに監視されたフランスの山間部の村。羊飼いをしている12歳の少年ジョーは、クマに襲われたことがきっかけで大きな秘密を抱えることになる。ジョーは秘密に悩みつつも、ある目的のために黙々と行動する。収容所から帰還したが、ズタズタな心で自暴自棄になっていたジョーの父を立ち直らせたのは息子ジョーの真摯さだった。また、ナチスの伍長の温かさ優しさを感じ取るジョーは、世の中が簡単に白黒をつけられるものではないことを知る。ジョーの成長が戦争の酷さと矛盾の中で、救いとなり希望である。
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はんぺん
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第二次世界大戦中のフランスが舞台。日本以外で起こっていた第二次世界大戦の様子が描かれおり、戦争をいつもとは違った視点で読むことができた。ドイツ兵が来るまでは戦争を実感できない子供達、攻撃するわけではないが、常に敵がすぐそばにいるという窮屈さ、恐怖。戦争の残酷さは空襲などの直接的な攻撃だけではないということを感じた。帰ってきた父の言動は辛いものがあった。ユベールの存在とジョーと伍長との交流が印象的だった。
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アマンダ
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第二次世界大戦のフランスのお話…日本の戦時中の物語はとにかく凄惨だけど、このお話はちょっと違う視点。戦争は兵士が闘うもの…ってのはまぁ、そうだなぁ…。日本は狂っていたなぁ…。誰も闘わないのがイイ。でもクマとは闘わなくてはならないのかなぁ…。恒久の平和を願う。
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のの
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娘の課題図書。日常生活に共にある戦争の影。しかし最後は希望を持って読了できた。
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RINGO
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ネタバレユダヤ人は見つかったら殺されてしまうから国境を越えようとする時に村のみんなで助け合ってドイツ兵達に見つからないように協力する所がすごく団結力があって魅力的です! ベンジャミンが最後まで婿のアーニャを待ち続けようと村に残ろうとする所がすごく感動しました。それほどアーニャが大好きでたまらないんだと思いました。
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Moonlily
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世の中の日々起こる事象に疲れ、ミステリーしか読まなくなった私に、この物語は人間にしかできない行動を起こす力を示し、久しぶりに心震わせてくれた。人間は思いやりの心を持っている。その心が大きく動くとき、不可能と思われたことも可能になっていくのだ。そして命を持つものが他の命を奪うのは、子を守るために人間に闘いを挑むクマも、厭うべき他の民族を殺害するのもみな同じだと感じた。生きている命を、自分たちの利益のためだけに脅かす。AIが人間の代わりをする時代になっても、そんな命のやり取りをやめることはできないのだろうか。
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ブラックジャケット
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著者は児童文学界の重鎮。このジャンルでホロコーストものは難しいと思うが、ピレネーの山村の純朴な村人の中で発酵させて、いい味に仕上がった。1941年のスペイン国境に近い村にユダヤ人のベンジャミンと一人の娘がオルカーダの家に住みつく。羊飼いの息子13歳のジョーは彼らの越境を助けることになる。しかしドイツ軍の一小隊が進駐してきた。悪役一辺倒ではなく年配の伍長はジョーと仲良くなる。ユダヤ人たちの数は多くなり村人が一斉に羊の放牧を装う作戦でスペインへ。いわば大脱走話なのだが、極悪人を登場させないで上手くまとめた。
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たつや
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今年の課題図書らしく、子供に頼まれ、図書館で予約。長男は他の本を読了したので、順番来たのに読まない。では、私が、と、軽く読み始めたら止まらなくなって一気読み。これはジブリで映画化して欲しい。実に名シーンが多く、最後の一行で、脱力した。著者が息子さんの結婚式で訪れた村で取材を始め、物語が生まれたらしい。
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kokonatupotato
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ネタバレアンネの日記や杉原千畝の伝記に触れたことがある中学生なら個人的には中学生用課題図書3冊の中でこれが一番感想文が書きやすいのでは?と感じた。主人公がクマの血を見て吐き気を覚え、クマの子を世話するベンジャミンと出会い安堵する辺りから物語にグイグイ引き込まれた。戦争から戻って来たジョーの父親の話も子どもの頃に聞いた親戚の話を思い出した。悲惨な現場を体験した兵士ほど心の傷が深く、帰還後すぐに回復できるものではない。そして、それは一緒に生活する人にも大きく影響して家族で乗り越えなければならない大きな壁となる。
kokonatupotato

主人公の父はユダヤ人の子どもたちの国境越えの成功という村全体のミッションがきっかけとなり、以前のような心を取り戻していく。通常、ヒトラー政権の戦時下は悲惨なものが多いが、スペイン国境の山に囲まれた小さな村を舞台に羊飼い、チーズ、蜂蜜が登場しハイジのワンシーンを頭に思い浮かべたり、ユベールを村全体で大切にしているシーンや伍長が自分の故郷に似ているという理由でこの村の人を大切にするという描写などの心温まるシーンのお陰でいわゆる戦争ものを読み終わった時とは違う読了感を味わった。

08/12 05:38
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あられ
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スペイン国境の村が経験した第二次大戦 目の前に置かれた現実 命を繋ぐことを全員でやった村があったんだ 少し目こぼしした老ドイツ兵がいたんだ ヒトラーが存在した悪夢を思った アーニャが来た時、アーニャを待った人が捕まってしまっていた また待つんだ そしてきっと来る んだと思う
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