個人的には「運動方程式は力の定義式である。」というダランベールの主張は、その物理学的当否は別にして、「我々は加速度が生じる際にそこに力の存在を類推する」というアナロジーと解釈しては取り組まねばならないこの世界の課題に対しての自身の無力さを叱咤激励するためによく自分自身に20代の頃言い聞かせていたので、彼が歴史的にそのような主張をしていた、ということは感慨深かった。
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