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「入れ墨」と漢字―古代中国の思想変貌と書―

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とりもり
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著者は書家とのことで、学術的な裏付けは必ずしもないことを後書きで知る。漢字の起源を入れ墨(☓や十)に求め、そこから漢字の発展を語る内容は面白いが、ちょっと牽強付会な感じがする。墨家を巡る考察が一番興味深く、墨子の思想についてはあまり知らないので面白かった。墨刑をされた奴隷的立場から思想を高めたので、博愛主義を語っているという考察は興味深いが、墨家自体の由来に諸説あるようなので、これもあくまで推測。全体にどこまで信じていいのやらという点で微妙な一冊。★★★☆☆
0255文字
さとうしん
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漢字の起源を入れ墨の紋様に求め、入れ墨あるいは殷文化と墨家の思想との関係、書の宗教性へと話が及んでいくが、入れ墨と文字の起源の雑感という感じで議論としてあまりまとまりがない。論証というか個別の事項について説明が不足している点も多々ある。
0255文字
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