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笑うマトリョーシカ

感想・レビュー
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kkag
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ネタバレ面白くて1日で読み切り。見くびるな、最後の清家の発言に感嘆。浩子も鈴木も美和子もマニピュレーターになることに快感を得ていたのか、思い通りにひとを動かすことで優越感を得ていたのか。どちらが上手かを考えること自体が間違っていたのか。人を支配できたら、楽だし理想通りになるというメリットから、その欲は皆あるはずだが、確かに傲慢には違いない。高校時代の話は青く瑞々しい雰囲気がありありと描かれており、似たような空気感を過ごした思い出に浸ったり。支配というトピックが興味深く、登場人物が皆魅力的で個人的にかなり好き。
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パン屋
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★4つ どんどん進んでいけるストーリーで読み応えありました。最後はなんとなく予想通りでした。
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トリック
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プライムReadingにて。肉厚。濃厚な小説を無料で読ませてもらっていいのね?ということでありがたくドラマ化していたこの本読みました…政治家となり官房長官、はては総理大臣を目指す清家一郎を操る母親、友人、恋人。人の思惑は凄まじく怖いもの。それぞれの視点、開けられていくマトリョーシカ、どんどん面白くなっていく展開だったのに、最後の最後、個人的には「は?」とか「え?」これどうゆうこと?エピローグに一抹の消化不良を覚えつつも人間のあくなき闇を考えさせられ読了です。
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Ken
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早見和真さんの2021年の作品。官房長官になった清家とその秘書鈴木は高校の時からの友人。初めからここに辿り着くことを目指して、生徒会長戦に出てから30年もの間、一緒にやってきた。2人の思惑が見事に合致してここまで来たかに見えるが実際にはこの2人、さらに清家の母や元カノなどを交えて思惑の多重交差が起きている。一人称視点で語る人が時々変わりながら話が展開していく。外から見るその人の像とその人が語る自分が微妙に違っていたりで、それぞれの思惑を感じられて面白い。
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たかぴろ
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レビュー件数がそこまで多くないので、あまり期待せず読み始めたがとても面白かった。清家を操っている黒幕はだれか。母か鈴木か美和子か別の誰かか。予想しながらひたすらにページをめくった。
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Gonta55号
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ネタバレどんでん返しというか、人はそう単純なものではないわな… 解説上手な中江有里さん
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xx1
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さて、どうなるの?どうなるの?と、次が読みたくなる作品でした。後半の謎解きも、さすがの早見さん!と、思える面白さでした。でも、一番最後もどうなるの?と興味が大きくなったけど、えっ!これで終わり!という感想でした。
0255文字
読書家さん#ひみ
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ドラマか原作、迷って原作から。 どの世界でも強いのは“女性”なのかな。 色んなキャラの心理描写や告白で段々と話の紐が解かれていくのが面白い。
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平井太郎
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ネタバレ政治小説は、滅多に読まないジャンルなので本書も楽しめるかどうか不安だったが、読んでみると現代のヒトラーを彷彿されるあらすじで一気読みさせられた。少し難しいところもあるが、どんなジャンルでも読者を一気読みさせられるなんて、やはり早見和真は凄い小説家だなと思った。
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みなのん
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久しぶりに一気読みした。人って怖い。
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chiamarun
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★3
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えりんぎ
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ネタバレ操られている方にしてみれば、そりゃそう思うよね。という感想。なぜか鈴木に肩入れしてしまった。
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kthk arm
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2025年36冊目。第四部からぐっと面白くなるのだが、そこまでが長ーい。ただ、引っ張ったワリに大ラスがモヤモヤする終わり方で、残念。
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きあら
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松山の名門校で清家と俊哉は出会い、政治の世界を目指す。官房長官を目指す清家と秘書として清家を操る俊哉。マトリョーシカの中身は誰。これまでの早見さんとは全く異なる世界。最初は政治家を目指すキナ臭い話かと思ったけど、想像とは違った展開だった。題名も良かった。
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らんぐり
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「やっぱりそうか」「そうやったんか」が終盤繰り返される。面白かった。ブレーンや参謀と呼ばれる人が脇にいると強い。彼らに野心や私心がなければ、良好な関係が長く続くことになるだろうが、支配やコントロール等と考えている者とうまくいくはずもなく、余程鈍くなければその邪心にも早晩気づく。実力や能力があれば、ウソや芝居が自分のモノに、「ニセモノ」も「ホンモノ」になっていく。仕事でもスポーツでもまずは真似から入れとはそういうことだろう。かついだ神輿が空を飛んでいったような展開。「見くびるな」との言葉を残して。
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ぽぽろ
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櫻井君が主演をしていて、早見和真が原作ということで気になっていた作品。ほんの一瞬ドラマを見ただけなのに脳内再生が完全に櫻井君になってしまったのでドラマの影響力ってすごい…。イノセントデイズで感じたなんとも言えない重たい空気を、上手く読者を翻弄しながら読ませられた。なんとなく結末は想像できる範囲だったことと、真実に辿り着く流れが著者の意図するところより少しスケールが小さく感じてしまった。誰かの傀儡になるとは。政治の世界について考えさせられた。
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FumiSUN
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☆7
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コロ助
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「アルプス席の母」が面白かったので同作者の別の作品が読みたったので手にとってみました。 ドラマ作品は1、2話見てたので、登場人物と役者さんがリンクしてたので読んでて映像が浮かぶようでした。 文章が読みやすく引き込まれるように読み進めて楽しかったですが、ラストが個人的にはイマイチでした。全体がいい作品なだけに少し残念でした。
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Milky
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ネタバレ登場人物誰にも共感できず、どういう感情なん?ってツッコミの連続だったw でも清家の「みくびるな」って感情は至極真っ当だと思う。 全体を通して政界の話で、私にとっては「カリスマ政治家なんているか??」と、ピンとこない部分が多かった。高校の生徒会選挙に白熱する世界線もよくわからん。政治家=操り人形って設定に意外性はなく、こういう人もいそうだなぁ〜って思いました。 みなさんそこらへん納得しながら読めていたのだろうか?若干浮世離れしすぎ感が気持ち悪かったです。
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おこめ
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ネタバレ初めて読む作者。私は結構好きだった。最後の最後で少し混乱してしまったのが残念。結局自分が操ってるというのはエゴなのか?マトリョーシカの内側にいる人が弱いんじゃなくて、あえて外の皮を被っているだけなのかもしれない。当たり前だけど一方的すぎる関係はないよね。
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たぬき
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ネタバレ4。ドラマを途中まで観て挫折してしまったけど、官房長官、背後に誰かいて完璧に操られてるんじゃないか、女性記者が追う、みたいな話。最後の方、登場人物の名前で混乱してしまったから、もう少し登場人物を減らして欲しかった笑
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じじ
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★★★★★ オーディブルにて。続きが気になってどんどん聴いてしまった。周りに染まりやすい自身とも少し重ねるところがあって共感することも。にしても最後の展開がすっきりよかった。政治の話もあるのに、どんどんのめり込んでしまう一冊だった。
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ハル
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図書館本。長かったわりに落ちがそこかぁと言う感想。驚きはなかった。
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akemitsu
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政治家清家一郎の回顧録と、清家一郎の周りの人の回想、そして現在進行形のエピソードが入れ替わり出てくる構成が面白くて、グイグイ読んだ。とはいえ、操る人、操られる人、操ろうとする人、それぞれの背景描写のバランスが短く感じられ、終盤少し尻すぼみ感があった。作品中で前提とされてる清家一郎の「凄み」が、ちょっと伝わりきらず、構造が掴めてくるにつれて、ちょっと失速感を持ってしまった。
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じお
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★★★☆☆ 若きカリスマ政治家・清家一郎、彼に高校時代から付き従う秘書・鈴木俊哉、この二人についてある疑問を抱えた記者・道上は、その疑問を払拭すべく、二人の過去を探っていくのだが…、ドラマの方が面白いかもしれない異色の政治家小説。まずまず、新進気鋭の政治家を影で操るものは一体誰?と迫っていくサスペンス調のストーリーで、過去の回想を中心に、清家という人物と、それを取り巻く人々のドラマを描いていて、勿体つけずに全体的にスルスルッと進んでいく印象。どんでん返し、今作の場合はマトリョーシカ構造というべきか、→
じお

が度々起きて飽きさせないようになっているところは見事。だが一方で、話の要である清家一郎という人物の凄みや不気味さが、個人的にはあまり感じられなかったかなと。ただ良くわからんヤツが、地の文章や作中ですごいすごいと持て囃されてる印象を受けてしまいイマイチハマれず。ドラマは未視聴ですがひょっとしたら、そっちのが清家のキャラはよく表現できているかもと雑感。

02/01 22:29
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dynaman77777
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ネタバレテレビドラマを2,3話観てた(脱落したが)ので清家一郎は櫻井翔をイメージして読んだ。 複雑な人間模様ではあったが、種明かしは明瞭だった。 ありそうな話だとも思った マニュピレーター(他人の心を操る人) 生者必滅会者定離 見くびるな 誰かを自分のものにするなら、うしろめたさを植えつける
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すなめり
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政治家を志した少年が、官房長官にまで上り詰めた。ここまで何人もの人々が彼をコントロールしてきた。誰が本当に彼をコントロールしていたのか? 揺らすとカタカタと笑うマトリョーシカ。1番内側の人形はどんな顔? 予想のつかない展開なのか、予想される展開なのか、読まれる方によると思うレベル感。まわりくどい描写もなく、気持ち悪い描写もなく、すっきりと読み進められた。
0255文字
いち。
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ドラマでやってたけど見れなかったので読んでみた。ふ〜んってなる後味の悪い終わり方。人間設定は良かったし、伏線回収も最後にあって面白かった。しかし1番知りたい真相があれれ〜?。あと長く感じた。ドラマも見てみたいな。
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きりん
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一級のエンタメ小説! 一人の男を政界で出世させるために操る周りの人間たち。誰が真のマニピュレーターなのか?
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いとか
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ドラマを見たので、読んでみましたが、まぁまぁでした
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ゆうき
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★★★★☆4.0誰が裏で操っているのか、とても気になり、読み進めた作品です!
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nanakusa4
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ドラマを視聴して、面白かったので原作を読みました。ドラマはもう少し脚色されていたのかと思いましたが、原作も本筋はほぼ同じ。どちらも内容は面白いけど、最後がモヤモヤしました。だけど自分がない人って、結構いる気がします。一郎の育った環境なのか、元々の性質なのかはわかりませんが。そして、世界はこういう人たちで成り立っているんじゃないか…という薄気味悪さを感じました。
0255文字
うた
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展開が早く、無駄な描写もなく、一気に読めた。内容も良かったし、途中で飽きることもなかった。 気になったのは、浩子が一郎を身ごもって東京から離れる理由がイマイチだったのと、エピローグが長かった。最後の相手が道上では、役者不足だったように思う。
0255文字
外枠発走
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最近、好きな作家の作品。ドラマ化を聞き手に取った。ひとりの政治家の半生と彼を取り巻く人たちの人間模様。政治家から感じる違和感の正体が解き明かされていく。どんでん返しの連続、政治家とはどんな人種なのか描かれていて、とても読み応えがあった。ひとえに政治活動と言っても、作中のごとく、公私にわたるから、政治家は体力の有無が実力を左右する。物語が尻切れトンボと感じやすいところが残念だった。過去に読んだ競馬界の話に似ている。ドラマがどんな仕上がりなのか、機会があれば、ぜひとも観てみたい。
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はれるや
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ドラマを観てからの原作読み。新進気鋭の政治家、心の読めない清家一郎。その秘書、鈴木俊哉。一郎の母、浩子。一郎の元カノ、亜里沙。ヒトラーを支えたハヌッセン。一郎を操っているのは誰か。それを探るジャーナリスト、道上香苗。淡々と時系列に沿って進むストーリー。ドラマは毎週のようにどんでん返しがあって、よくできていたが、原作はやや退屈。エンディングは釈然としない。
0255文字
ふーりん
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清家は、生まれた時からコントロールされ官房長官まで登り詰めたのか?あるいは自分を生かしてくれる人物を見極め利用していたのかもしれない。政治家とはそう言うものなのか表も裏もある。清家の祖母まで話が遡り、ルーツを紐解いていくあたりは面白い。 映像化されているようなので観てみたい。
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yabu co
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櫻井翔さんが出演されたドラマの原作 ドラマを見る前に本読んだ方がいい!と言われて、ドラマは見ずにようやく図書館で借りた なんというか、清家一郎が実態掴めなすぎて気持ち悪いまま終了…という感じ… もちろん翔さんと水川あさみちゃんが脳内飛び交いまくった さて、これでようやくドラマが見られる…(また借りてこなきゃ)
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いっつぴょん
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なるほどタイトルのマトリョーシカは合ってると思った。結末はなんかもやもや。
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大阪のきんちゃん2
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ドラマが面白かったので読む気に。 もう、登場人物は配役どおりで活き活きと動き回り、ボーっと見逃し(見飛ばし?)た部分がハッキリとして、また違う印象を持ちました。 非常に面白く、特に第四部以降はのめり込むように読みました。 実際の言動を見ていても、政治家は皆仮面を被った演技をしていると言われればそのような気がしてしまうw 何か自分も気づかぬうちに誰かに踊らされているのではと、薄ら寒くなります。 自我とは何か、本当の自分とは?自分で決めたことが本当にそうなのか?
marsan

ナイスありがとうございます😊

12/08 23:41
0255文字
gegetom
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出だしは青春成長物語だったが、後半突然ミステリーに。急な転換と、徐々に増える登場人物に混乱しつつ何とか読了。登場人物が多くなるのはミステリーの特徴なのかな。 物語は『清家一郎育成シミュレーションゲーム』といった感じ。登場人物の誰もが、ゲームのコントローラーは自分!と信じているも、突然の強制退場で謎が深まる。 人間が作ったロボットに人類が滅ぼされる、といったSF作品に擬えながら読んだ。 ニセモノなのかホンモノなのか掴みどころのない清家をうまくマトリョーシカで表現している。
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